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やっと平良に笑顔!やっと貯金4!守り切った

08/09 東京ヤクルト0-4横浜DeNA@神宮

開幕からずっとQSを続けている平良だったが、先発試合は4連敗中。援護がないか、あってもリリーフがひっくり返される展開が続いていた。この試合は初回から4点をもらい、7回無失点のHQSという投球でやっと笑顔が見られた。貯金3の状態での連敗も9で止まり、今季最多の貯金4。

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ポジ

いつもと変わらない平良

1ヶ月以上、自分自身の勝利がない中、初回から4点の援護。これまで淡々とQSを積み重ねてきたが、こういう時に限って意識してしまい、打たれてしまうことがよくある。しかし、平良はいつも通りの立ち上がりで、4回まで村上を歩かせただけでノーヒットに抑えた。

危なかったのは5回で、塩見、宮本のヒットで1、2塁とされ、代打の川端という場面。2-2から外側のシンカーをファウルされ、その前に空振りを取った膝元のスライダーを投げたが、これが真ん中に入った。打った瞬間は3ランで1点差か、と思ったが打球はフェンスギリギリで神里のグラブに収まった。僅かにバットがボールの下へ入り、打球が上がり過ぎてしまったのだろう。紙一重のところだった。

7回も先頭の塩見にセンター前ヒットを打たれた。平良の足元を襲う強い打球だった。足に当たらなくて良かった。ここは柴田の好守で併殺に取り、92球で7回を投げ切った。長いイニングを投げて欲しいと思うが、この日に限っては、過去の経緯からしても限界を迎えてから交代するのではなく、ここでリリーフに託すのは賛成。連投にはなってしまうが、前日ワンポイントで起用したパットン、エスコバーが三者凡退、10球前後で終える完璧なリレーとなった。

7月5日の神宮以来、約1ヶ月ぶりの3勝目。チームとしても日曜日の連敗が4で止まった。全8試合でQSを達成していながら巡り合わせが悪く、チームの成績に対してはやっと5割というところ。しかし、神宮では2試合で14イニング無失点、2勝と相性が良い。来週もハマスタでヤクルト戦となるので、この日のようなピッチングで連勝と行きたい。

倉本が殊勲のグランドスラム

右投手には1割台で、左投手の方が3割を超えるアベレージで得意としていた倉本をスタメンで使った。昨年までに倉本がプロで打った6本のホームランには、2016年7月にハマスタで山中から打った1本が含まれていた。それもあってかショートでのスタメン出場となった。

初回、いきなり2アウト満塁で打席に入った。フルカウントからインコース寄りの球を強振。打球はライトスタンドに吸い込まれるグランドスラム。今年はハイペースでグランドスラムが出ているが、倉本にとっては人生初となった。

昨日の中井に続いて、これまでの使い方とは少し違った起用となったが、見事に采配が的中した。

柴田のスーパープレーで守り勝ち

平良が無失点で投げ抜き、パットン、エスコバーが楽に投げられたのも、7回の柴田のスーパープレーがあったからこそだろう。ノーアウト1塁から俊足の山崎が放った強い球足のセカンドゴロ。柴田が華麗なグラブ捌きで捕り、回転しながらセカンドへ完璧なスローイング。倉本がロペスへ転送し、併殺となった。

まず捕ってセカンドをアウトにしてくれただけでも大きいと思っていたら、打者走者が山崎なのに併殺を完成させた。最後、少しバウンドを合わせるような捕り方になり、体勢が難しい中でのスローイングが特に良かった。少しでも逸れていると併殺は完成しないし、あの体勢で逸れないというのが凄い。

これには平良も笑顔だった。まさか併殺取ってくれるとは、という感じだろう。藤田も素晴らしかったが、ここまで素晴らしいプレーをするセカンドはここ20年でも彼以外いない。守備だけでもお金が取れるプレイヤーになっている。

平良の試合は、四球が少なくテンポがいいし、内野ゴロが多いので、より集中力を増すのだろう。締まった良い守備が多かった。この柴田の守備は、まさに守り勝ちというに相応しいプレーだった。

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ヤジ

初回にグランドスラムが飛び出して、早めに山中をKOできれば大量リードの楽な展開になるかなと思ったが、2回以降は山中も立ち直りを見せた。2回、9番戸柱が二塁打を放ったが、梶谷、神里が凡退し無得点。3回はヒットを打った宮崎以外は3人がポップフライで、少し強引さが目に付いた。初回はしっかりとボールを見極めて打つべきボールを打っていたのだが、4点で雑になってしまった。

この日は投手陣が守り勝ってくれたが、初回得点だけに終わると逆転という流れになりやすいので、丁寧な攻撃で追加点を取れるように心がけたいところ。

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キジ

今季最多の貯金4

オセロ状態が続いた時に貯金3のところで足踏みしていた関係で、貯金4への挑戦は10度目だった。やっと今季最多の貯金4に到達することができた。ここから貯金を増やして行けるか、また5割ラインに戻るのか。ハマスタでの6試合での勝ち越しができれば、乗って行けるはずだ。

10日はブルペンデー

10日の阪神戦は、武藤と岩貞の先発が発表された。DeNAは、7日に1回0/3で2失点だった武藤が先発となり、これはブルペンデーと思われる。2イニング、長くて3イニング程度かも知れない。その後は展開にもよるが、藤岡、三上、平田、国吉といったところをリレーしていくのだろう。終盤にリードがあれば、勝ちパターンの投手を出していくのだろうが、まずは各投手が自分が投げるイニングを無失点で切り抜けられるように意識して欲しい。

9連戦中にブルペンデーをするのは全く理解できないが、結局中川のようにファームから先発を上げてきても、1イニングで交代してしまうような監督なので、あまり意味がない。候補も阪口か、あまり良くないピープルズくらいしかいないから、それならばブルペンデーということで藤岡も上げているのだろう。藤岡もファームではあまり良くなかったが。

井納、濵口を中5日にさせないという考えなのだろうから、そこを重視したということだろう。これで大貫が中7日で14日のヤクルト戦に回ることになるだろう。その翌週の金曜日はナゴヤドームで中日戦なので、相性を考えると良いプランとも思える。ただし、阪神戦に勝ち越してこそそれが言える。

上茶谷は、基本的にここで一度登録を外すことが既定路線だったのだろう。明日の様子を見てというのは、また下手な言い訳ということになる。もう少し上手いこと言えないのだろうか。おそらく20日のマツダにターゲットを合わせることになるだろうから、13日か14日のファームで一度登板となるだろう。そこでもし内容が悪いようだと他の投手にもチャンスがあるかも知れない。

ファームでは京山が4回1失点

強い雨の降る6月30日、横須賀スタジアムでの楽天戦で先発し、5回途中5失点で降板して以来、イースタンリーグでの登板がなかった京山。6月の練習試合でも出遅れていたようだったので、今年はケガがちになっているのかも知れない。

1ヶ月強ぶりの登板となったが、150キロを超えるストレートで押し、4回を1失点。読売のウレーニャにカーブを特大ホームランされたが、復帰登板としてはまずまずだった。これからイニングを増やして調整していくことになるだろう。

個人的には3月の練習試合で非常に良いボールが行っていたので期待していた。しかし、6月の練習試合では登板なし。イースタンリーグの開幕直前で復帰した。焦る必要はないが、来月以降に1軍の先発に離脱者が出た場合に投げられるよう、スタンバイしていて欲しい。

打者では、初回に細川が高めの球を豪快に左中間へ3ラン。3打席目は三塁線のゴロで俊足を飛ばして内野安打。8回は話題の堀岡の150キロストレートを右方向へ持って行き、ライトオーバーの三塁打。細川には足もあるので、各駅停車の1軍重量打者に加えたいところだ。離脱していた蝦名もこの3連戦から復帰しており、ルーキーでは、森が最初の打席でフェン直の二塁打、田部も右方向へヒットを放った。

心配なのは益子。伊勢とのバッテリーでサイン違いがあり、変化球のところでストレートが来たと思われ、投球を直接手に受けてしまった。大事に至らなければ良いが、痛がり方からしてもケガの程度が懸念される。

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