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今までで一番頼りになる?井納が投打で活躍

08/27 横浜DeNA3-2広島東洋@ハマスタ

先発で最年長の井納。本来はベテランとして頼る存在のはずだが、宇宙人キャラのせいかそういう感じがなかった。しかし、今永、平良の離脱で自分がやると強い責任感で先発投手陣を支えている。自らの逆転打でチームトップの5勝に並び、入団以来一番良いのではないかという程の安定感。投手陣を支えているのは紛れもなく井納だ。

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ポジ

この日も5回1/3でパットンのリリーフを仰ぎ、QSは達成していない。8試合登板でQSは4に留まるが、試合を壊さない安定感はチーム一と言ってもいい。本人としては、もっと長いイニングを投げなければという思いはあるだろうし、かつてはチームでの随一の投球回を誇っていた投手。それでも現状ベテランの域に入り、しっかりとゲームを作ることが大事で、それができているのは素晴らしい。

「バントの練習はしているけど、バッティングは全くしていません。打てないと思ってます」と言ってしまうあたりがさすが井納という感じだが、確かに井納がそれほど打つというイメージはない。しかし、昨年もいいところ打っており、現地だったので覚えている。その時の記事を復活させた。

掴みどころのない、意外性のある男が難しいシーズンの正念場で活躍してくれている。これでプロ通算49勝目。この日のウィニングボールは、誕生日の選手がいないということで、ファンに捧げられたが、次勝てば区切りの50勝目。ホエールズ、ベイスターズでは19人しかいない。20番目の50勝のウィニングボールを家族に早く届けられるよう、来週の登板も素晴らしい投球を見せてもらいたい。

2番手のパットンもヒーローインタビューに上がったが、一番厳しいところで何とかリードを守ってくれた。井納が6回に1アウト1、3塁のピンチを招き、ここでラミレス監督がベンチを出た。エスコバーに交代と思ったが、マウンドに上がったのはパットンだった。前日、17球ではあるものの2イニングを投げていたので、この日の登板はないと思っていた。しかも、左の松山、そして今年既に2本のホームランを浴びている堂林と続く場面。これまでにない継投だった。

松山は良い当たりだったが、セカンドの正面のライナー。低めにストレートが行ったからこその結果だ。堂林に対しては果敢に勝負へ行ったが、10球粘られた末、歩かせた。逆転のランナーがセカンドへ行くことになるので、安易に歩かせることはできないが、次の田中広と2人で1つのアウトを取ると考えて良い場面。田中広に対してはストレートで押し、最後はMAXの155キロでレフトへの力ないフライに打ち取った。勝負した采配だったが、見事に上手く行った。これはラミレス采配がズバリと言ってもいいだろう。石田が出るにはまだ早く、エスコバーは右打者の方が抑えているというのもあって、松山、田中広と勝負ということでパットンだったのかも知れない。

8回エスコバー、9回は井納の同期入団であるミシマジンが締めた。息が詰まるような1点差の接戦だったが、きっちりと取ることができた。

予想(希望)した2番ではなかったが、細川が今季初スタメン。最初の打席で、落ち着いてボールを見極めることができた。ファームでできていることが、1軍の打席でもしっかりとできている。それが次の打席に繋がり、先頭打者として2球目の変化球をセンター前ヒット。さらに、プロ初盗塁もマークし、チャンスを作った。井納の逆転タイムリーで同点のホームも踏んだ。

掴み取ったチャンスで、しっかりと結果を出せたことは次のステップに繋がる。ファームではチャンスで右方向に巧いヒットを打つシーンがよくあった。そういったバッティングを今後も見せて欲しいが、やはり彼に期待する大きな当たりも出るとベスト。今後も期待が集まる。

昨日書いたスタメンでは左腕に強い倉本の存在が抜けていた。2番で起用してくるとは想定外だったが、3安打と出塁の役割を果たした。ただ、得点に繋がらなかったのは残念だった。好調が続く嶺井は、この日もタイムリーを放った。ショートのすぐ上を越える詰まった当たりだったが、宮崎の判断が非常に良く、ホームまで還れた。足の速さがなくても、こういうところで得点に繋げていく攻撃が必要だろう。

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ヤジ

ジョンソンも何とか踏ん張って、失点を留めていたので、なかなか得点を重ねることができなかった。7回は薮田からノーアウト1、2塁のチャンスを得て、4番佐野という場面だったが、2-1のバッティングカウントからストレートに詰まって定位置のセンターフライ。毎日打つことはできないが、ここで最低でもランナーが三塁に行くような凡退が欲しかった。

結局、宮崎と細川への代打山下が凡退して無得点。リリーフが何とか踏ん張って1点差を守ってくれたが、ここでの逸機は同点、逆転に繋がる可能性が高まるので、何としても1点をもぎ取る姿勢が欲しかった。

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キジ

攻撃面での反省は残るものの、緊迫した接戦で逃げ切ることができたのは非常に大きい。8月はこれで12勝10敗1分となり、あと1勝で勝ち越しとなる。勝負の9月に繋げる為にも、良い形で8月を締めくくりたい。

この試合で広島のベテラン石原が走塁中に足を痛め、担架で運ばれた。重傷でなければ良いのだが、様子を見る限りはちょっとしばらく難しいかも知れない。DeNAもそうだが、ケガやコンディション不良が目立ってきている。プロでもこのようなシーズンは経験がなく、難しい。今年は選手層が露骨に成績に跳ね返りそうな感じだ。

序盤首位に立つなど、5割ラインより上を維持してきたヤクルトが、読売にスイープされ、最下位に転落した。投手層がやはり少し厳しいかも知れない。ただ、ヤクルトは週末の先発の方が小川を始めとして結果が出ているので、28日から始まる3連戦も気を引き締めて戦ってもらいたい。特に小川にはノーヒッターの仕返しをしなければならない。まずはピープルズが7月の対戦で打たれた相手へのリベンジを果たしてもらいたい。来日初勝利を挙げ、乗ってくれるといいのだが。

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