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9月なのにハマスタで今季初の読売戦勝利

09/18 横浜DeNA6-0読売@ハマスタ

6月末開幕の特別なシーズンとは言え、酷くないか。ただ、まだ4試合目で残り8試合ある。そして、東京ドームも3試合残っているので、4勝9敗から意地を見せて欲しい。

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ポジ

何と言っても井納

前にも書いたのだが、プロ入りして一番良いのではないか。ストレートに力があるし、それによりフォークが効果的。さらに従来のスライダーに加えて、カットボールが良くなったので、小さい変化で打ち取ることもできる。これもファームで大家コーチと過ごしたからなのか。

立ち上がりから3者連続三振を奪い、味方が着実に援護点を稼ぎ、安心して見ていられた。唯一、6-0の6回に先頭の代打立岡を歩かせたのは、おいおいと思ったが、後続を難なく打ち取って78球で6回を投げ終えた。

6回裏の打席ではまさかの代打で交代。マウンドから降りる時に腕を気にしていたという情報があり、アクシデント降板か?とザワついたが、「着替えた時にホットクリームを塗りすぎて、すごく熱くなって」とのこと。さすがの宇宙人。ラミレス監督も試合後のインタビューで苦笑いだった。

あまりに早い降板だったので、これはどうかと思ったが、リリーフもほぼ完璧な内容で完封リレーとなった。井納はようやくこれで節目の50勝目。プロ8年目なので早くはないが、毎年6~7勝してくれる投手は地味だが貴重だ。キャリアハイは2014年の11勝だが、次が2016年の7勝(11敗)。今年はここを超えて、キャリアハイに近づいて欲しい。それが期待できるくらいの調子だと思う。

あまりに早く降りたので次は中4日かと思ったが、さすがにそれはないだろう。来週金曜のマツダにベストで臨んで欲しい。計画していたであろう継投は、前回の対戦でオープナーとして登板して火だるまとなったパットンがリベンジの投球。6点リードで先頭を歩かせ、井納に続いてイラっとさせてくれたが、この日のパットンはストレートが非常に良い軌道で低めに決まっていたので、安心だろうと思った。石田も少し感覚が空いていたし、最後はこの日昇格した三上を試運転する余裕もあった。投手は完璧だった。

ラミレス采配ズバリ!?

打線は2回、ラミレス監督が采配をしているとは思えない光景があった。佐野がチーム初ヒットの後、宮崎は死球でノーアウト1、2塁。ここで中井にバントのサイン。序盤かつ次が7番倉本でそこから下位に下がって行くところで、通常なら打たせるのがラミレス采配。しかも俊足ではない2人のランナーで難しいバントだったが、中井が1球ファウルにした後、見事にサードに捕らせるバントを決めた。

こんな感じでバントでお膳立てしても、後続がない場面を幾度も見て来たが、倉本がストレートをきっちり捉えて、前進守備の一二塁間を抜く2点タイムリー。少しライトがセンター寄りに守っていたので、速い打球でも宮崎が余裕を持って還れた。こんな流れるような攻撃は就任以来初か?と目を疑うような2点の先制劇だった。

そして、オースティン。12日の中日戦で復帰し3ランを打った後、翌日から2番に入るもノーヒットが続いた。前日、打順を変更することを示唆していたラミレス監督が組んだオーダーは、3番オースティン!誰もが6番あたりに戻すと考えているところ、遥か上を行く決断。「名将すぎてついていけない」とはまさにこのことだ。不振の5番ロペスを3番に上げて調子を取り戻したこともあった。

3番になっても結局、梶谷とソトの出塁を潰すだろうと思っていた。3回はそういうシーンだった。ノーアウト2、3塁で戸郷のフォークに当てるのが精いっぱいという感じだった。しかし、4球目はスライダーを投げ、それが真ん中高めにこれ以上なく甘く来た。合わせた打球は、強風に押されてライトスタンドへの3ラン。さすがにこれは打てるだろうというボールではあったが、打ってしまうところがオースティンか。

最後の打席で四球を選んだが、他の打席はそう変化は見られなかった。それでも、ラミレス監督はこれで上昇気流に乗る!と暗示のようなポジティブコメント。もう乗ってもらうしかない。どんな形であれ、結果が出ることがベスト。どんな打順でも点が入れば良いと、ヤクルト戦で解説していた里崎氏と同意だし、そういう意味ではこの試合はラミレス采配がズバリ的中。監督のお陰で勝ったということにしよう。

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ヤジ

既に前述した通り、早過ぎる井納の交代と先頭への四球以外にはない。完勝だった。

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キジ

ハマスタでの読売戦シーズン初勝利が9月になるのはさすがに史上初だろうか。最初のカードの7月17~19日は3タテを喫し、それ以来のカードとなる。何が何でも勝ちたい初戦を完勝で飾ることができた。読売は坂本、岡本が復帰したが、前日の大敗の流れそのままだった。

戸郷はプロ初登板が胴上げゲームのハマスタで、初勝利もDeNA戦。こちらの方が何となく苦手な意識があったが、この試合前まででもDeNA戦だけ突出して防御率が悪かったようだ。それは意外だった。そして、戸郷から6点も取るとは想像すらしていなかった。いや、それなら歳内をというのはやめておこう。

読売はまだまだ余裕がある。最初の試合ひとつを落としただけに過ぎない。そうはさせないと思っているだろうが、3タテされたとしても揺らぐレベルでもない。優勝争いうんぬんではなく、今季2度も3タテを食らって4勝9敗と独走の一番の要因となっていることに対して、何とかやり返すという気持ちでぶつかって欲しい。初戦はいい形で取れたが、次の試合で負けてしまっては仕返しにならない。ラミレス監督も言っていたように、次の試合が重要だ。

濵口は前回の立ち上がりはストレートの走りが良かった。彼は立ち上がりにコントロールが定まらずに球数を要す傾向があるので、飛ばして行ってもらいたい。5回まででもいいというくらいの気持ちで1人1人全力で向かってもらいたい。今村にはけっこうやられてしまうことが多いし、左腕を苦手としているチーム。倉本の引き続きの活躍に期待がかかる。

今季初めて外野席、ウィング席に観客が入る。中でもレフト側のウィング席であるTHE WING STAR SIDEは、19日がオープンとなる。筆者もウィングフロントのチケットを確保しているので、歴史的な一歩を踏ませてもらう。願わくば、ゲームも熱く闘志に満ち溢れるものになってくれれば。3月7日のオープン戦で立つはずだったその場所に、半年遅れで立つことになる。まだまだ予断は許さない状況は続くが、少しずつ日常が戻ってきている。まだシーズンが終わるには早すぎる。

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