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リリーフ勝負では中日の方が上か

10/02 横浜DeNA5-8中日@ハマスタ

今季初先発の中日・清水の立ち上がりを捕まえ損ねたが、3回に復帰したオースティンの10号2ランで勝ち越し。しかし、5回に井納が捕まり、守備の乱れもあって一気に4失点で逆転された。佐野、戸柱のソロで追いつくも、石田がビシエドに3ランを浴びて敗れた。中日は7回以降のリリーフが盤石だった。

ポジ

この日、スタメンに復帰したオースティンが、勝ち越しとなる2ランを放った。低めのボールを強振した打球は、もの凄い速さでレフトポール際に突き刺さった。切れそうなコースだったが、若干詰まっているのと、とてつもないスイングスピードから放たれた高速な打球だったこともあり、ファウルにならなかった。

守ってもファウルをスライディングキャッチ。フェンスにぶつかるのはお約束だ。そして、5回には高橋のライト線への打球に対して、ダイビングキャッチを試みた。捕ったかに思われたが、グラブからボールが弾かれてタイムリーに。惜しいプレーだった。復帰したその日にまた大怪我をしそうなプレーが続いた。でも、これがオースティンなのだから仕方ない。残り試合も、少しでも多く彼の全力プレーと素晴らしいバッティングを見たい。

佐野が代わった谷本の初球を見逃さずにバックスクリーン左横へ15号ソロ。ストライクゾーンに入って来たチェンジアップだったが、センターから左へあの飛距離が出るのだから、立派なホームランバッターだろう。アベレージが稼げるので、ホームランを狙わない場面も多いが、今後もホームランの数が伸びて行きそうだ。今年残りで20本はクリアしておきたい。

途中から守備に入った戸柱が、まさかの同点ソロ。飛距離十分なフォロースルーの大きいフォームは筒香を思い起こさせるくらい。ポールの金網部分に当たったのは、ハマスタのポール際が切れないという特性に助けられたが、見事なホームランだった。

10連戦の最中、上茶谷のアクシデントがあっての早期降板、翌日にブルペンデーで、この日も井納が5回持たず。リリーフは登板機会が増え、イニングも長くなってきている。良く投げてくれている。前日イニング跨ぎの国吉が井納の残したピンチを何とか切り、平田がピンチを作ったところで、砂田が早くも連投でアルモンテを抑えた。

そして、9回には伊勢が登板。これで3連投となった。ルーキーなのであまり過度に投げさせて欲しくはないのだが、投球を見ると頼りたくなってしまう。この試合でもストレートで右打者から2三振。素晴らしい投球だった。いよいよ勝ちゲームで使いたくなる投球を見せているが、故障させないように、今くらいのポジションで間隔を空けながら使って欲しい。

ヤジ

立ち上がりは全くコントロールできていなかった井納。大島にストレートの四球を与え、暴投で得点圏へ。京田の詰まった当たりはライトの前に落ちそうだったが、ソトが背走でナイスキャッチ。それでもアルモンテにタイムリーを打たれて、先制を許した。ビシエドにも繋がれてピンチが拡大したが、最後はシエラを三振に取って、何とか1点に留めた。

味方が取り返してくれ、2回からは立ち直ったような投球だった。オースティンの2ランも出て、このまま井納が6回まで行ってくれればというところだったが、5回に再びコントロールが乱れた。渡辺に打たれたフォークは追い込んでから高く浮いてしまった。8番から始まる打順でノーアウト1、3塁を作られてしまうと、大量点のリスクがある。

DeNA戦で4割を大きく超えている大島には少し甘く入ったストレートをライトオーバーの二塁打。ハマスタの打率がどの球場よりも高いという天敵にやられてしまった。京田はショートゴロで同点にはなったが、この2点で抑えればというところだったが、この日2安打されていたアルモンテを申告敬遠してビシエドと勝負。

0-2のカウントからカーブを投げたのだが、これが真ん中高めに入り、強打された。強烈なゴロが、アンツーカ付近で少しバウンドが変わっただろうか、宮崎が弾いてしまい、オールセーフ。このカーブはどういう意図だったのか。裏をかいたのか、見せ球に外すつもりだったのか。これだけ甘い球を投げては、宮崎の守備のせいにはできないだろう。

正直、この時点で代えてもいいと思ったが、リリーフの登板数やここまで6勝している井納への信頼もあり、高橋にも続投となった。高橋には低めの変化球をきっちりと打ち返され、オースティンが飛び込むも僅かに届かなかった。阿部を迎えたところで国吉にスイッチ。0-2から引っ掛けた打球が良いコースへ飛んでしまった。不運もあって2点ビハインドとなった。

中日は清水を早めに諦めて継投に入った。谷本が2発を浴びて同点にはなったが、リリーフ勝負になると、現状は中日の方が上だった。6回までにリードしているゲームは、しばらく負けていない。福、祖父江、R.マルティネスと完璧なリレーだった。特にR.マルティネスは3点あったということもあり、凄まじいボールを投げていた。神里を見逃し三振に取った161キロのストレートはメジャー級だった。

一方、DeNAはパットンが満塁のピンチを招きながら何とか抑えたが、8回に石田が捕まった。天敵の大島を打ち取った後に、京田へのスライダーが高めに入ってヒットされ、右打席のアルモンテには低めのチェンジアップを巧くレフト前へ運ばれた。

ビシエドを迎え、初球の変化球が完全に抜けてしまい、戸柱が驚いてミットを伸ばして捕球した。そして、2球目もチェンジアップで、これがアウトサイド高めの一番手が伸びるコースに。打球はバックスクリーンに飛び込み、決定的な3ランとなった。失投と言えばそれまでだが、配球的にもどうか。変化球が抜けた後にストレートは行きづらいし、インサイドにも行きづらい場面ではある。

だが、チェンジアップで引っ掛けさせようとしたのだろうが、2ボールにしたくない心理が働いて、低めに投げ切れなかった。空振りを奪うつもりで低めのボールゾーンへ落として行かなければならない球だったはずだ。その前のアルモンテにも巧くすくわれていて、崩し切れなかったことからも、この日のチェンジアップの精度は高いとは言えなかった。石田クラスならストレートでもファウルになるようなところへ投げることはできたはずだ。

前日に8人も使うリレーで、2点ビハインドの場面で石田も投入していたので、連投になった。そのあたりも影響があったかも知れないが、言い訳にはならない。エスコバーが入っておらず、リリーフの質で負けた試合という印象が残った。

キジ

ハマスタで3連敗し、借金は2となった。5割ラインから後退し、今季最多借金である3が近づいてきた。6勝の井納と今季初先発の清水というマッチアップで、打線が3発5点とある程度の援護はしてくれたにも関わらず落としたのは痛い。開幕から6連勝していたハマスタでの中日戦の相性も、もはや過去のものになっている。

CSはないので、3位争いと言ってもそこまで盛り上がるものでもないし、やっている方もあまり意識はないかも知れない。監督交代のためにBクラスの方が、という意見もあるようだが、それは全く思わない。一つでも残り試合で勝って行くことが必要だ。もちろん、若手に経験を積ませるというのも大事だが、それは優勝や順位が決まってきてからでいい。

現状、7年連続Bクラスが続いている中日が今年Aクラスに入れば、来年に向けて機運も盛り上がり、チームとしてさらに成長してくるはずだ。来年も戦う相手なのだから、それを全力で阻止して行かなければならない。シーズンが終わったら成績はリセットされるが、そういった流れというかムードは繋がっていくものだし、DeNAと中日の対戦としても、後半負けが込んでしまっては、来年マイナスから入る恐れもある。

今年はもういいや、と雑に残りを過ごすこともできるが、それはいずれ自分に跳ね返って来る。物事はそういうものだろう。全力で勝利を目指す中での登板、打席こそが1軍での経験になる。ひとまず若手を出したというような起用は無駄でしかない。ただ、来年指揮を執るか分からないので、ラミレス監督は若手に切り替えるようなことはしないだろう。当面はこのような一進一退が続くことになりそうだ。

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