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大貫、初の2桁勝利!森がプロ入り初ヒット

10/27 横浜DeNA9-2読売@ハマスタ

DeNAは1点リードの5回にロペスがグランドスラムを放って戸郷をKO。先発の大貫は丸に2ランを浴びたが6回2失点のQSで初の2桁となる10勝目。8回にドラフト1位の森が代打でプロ初出場。レフトフェン直の二塁打を放って鮮烈なデビューを飾った。

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ポジ

120試合制となった2020年、110試合目で10勝目をマークした大貫。右投手では山口が2017年に2桁勝利を挙げて以来となる。開幕ローテ入りはできなかったものの、7月からローテに定着し、ほぼシーズンを通して活躍したと言っていいだろう。イニング数もこの試合で100回2/3に達した。規定投球回数は難しいが、防御率も2.41と立派な数字で、10勝目はリーグでも5人目で2位タイだ。

この試合もそうだが、低めへのコントロールが冴えた。内野ゴロで打たせて取る投球なので、球数もかさまないで済む。来季以降も安定感のあるローテの柱として活躍を期待したい。残りまだ試合はあるので、勝ち星は上積みしていきたい。これまでのベイスターズの新入団選手は2年目にケガにより大きく成績を落としていたが、ルーキーイヤーに6勝を挙げ、2年目に数字を上げてきている。さらなる飛躍を目指して欲しい。

ロペスが試合の主導権を握る、グランドスラムを放った。戸郷の高めのストレートを捉えた、ロペスらしい当たりだった。先週は最多でも3得点、平均2点も取れていなかったチームが、一撃で4点を取れるのだから、走者を置いてのホームランは脅威だ。なかなかこううまくはいかないので、効率よく得点できる作戦は必要だが、それは今さら言っても仕方ない。ロペスはこれで1000安打まで4本。今週中に行きたいところだ。

この日、佐野が左肩の脱臼で登録抹消となり、ラミレス監督が見てみたいということでドラフト1位ルーキーの森が、初めて1軍登録された。ベンチスタートだったが、8回裏に出番が訪れる。プロ初打席の相手はビエイラ。期待のルーキーの第一歩だけに、それ相応の投手との対戦をイメージしていたが、仕方ないか。「150キロ中盤を投げる投手を相手に初打席になってしまって、かわいそうと思った」ラミレス監督だったが、2球ストレートを見送った後、2ボールからの真ん中高めの154キロストレートを強く叩いた打球は、もう少しでホームランというフェン直の二塁打。

見事に初打席で結果を出して見せた森。やはり持っているものが違うと感じさせた。本人はホームランに少し足りないことを悔しがっていたようだが、確かにファームでも初ヒットがレフトへのホームランだった。それの再現とはいかなかったが、大和のタイムリー三塁打でホームを踏み、初得点もマークした。

二塁塁上ではショートの坂本から祝福の言葉をかけられたようで、嬉しそうにしていた。ショートを守る森にとって、左右の違いはあれど、あこがれの選手の一人だろう。こうしたシチュエーションで打つというのはスター選手になる何かを持っているのかも知れない。読売戦では代打や守備での起用となるが、週末の阪神戦ではスタメン起用も考えているようだ。残り10試合となったが、楽しみが増えた。

梶谷が5打数4安打の固め打ち。これで402打数132安打の.328となり、佐野と全く同じで並んだ。2人が首位打者という状態。1987年に篠塚と正田が.333で並んで2人の首位打者となった例はあるが、さすがに残り10試合、梶谷が出ないということはないだろう。.333なら3打数1安打で並ぶことはあるが、.328だと打数が増えたら再び並ぶことはないはず。梶谷は最多安打もトップの大島を4本差で追うので、こちらも狙いつつ、最終戦までで打率が上回れば獲得、という感じになるのではないか。

素晴らしい活躍をした1年になったが、まさかここまで来るとは。復活というより、大きな進化、新しい梶谷隆幸を見ることができている。FA権も取得したので、今後も彼から目が離せない。

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ヤジ

最後にポテンヒットを打ったが、2番に入った乙坂が、序盤のチャンスで結果が出ず、危うくチームを窮地に立たせるところだった。乙坂の勝負強さ、ここぞというところで活躍するところは期待しているし、好きな選手。だからこそ言わせてもらえば、今年は何故1軍にいられるのか、と思うことが多かった。桑原も不振で2軍へ行っているし、外野手が他にいないわけでもない。

使うのは監督なのだが、この試合も2番に起用した真意がよく分からない。神里が戸郷に合っていないという感じがあったのかも知れないが、彼を差し置いて使う程の状態でもなければ、結果も出していない。

初回はヒットの梶谷を置いて、3球三振。3回は1アウト1、3塁からファーストゴロで併殺。先に一塁ベースを踏んで、戸柱を挟殺したため、サードランナーの大貫が先にホームインして得点は入ったが、チャンスを潰しかねない内容だった。5回は1アウト満塁で三振。ストレートに遅れていて、タイミングが合っていなかった。

この日、蝦名が登録抹消され、宮本が昇格した。乙坂がこのような状態であれば、最終盤の1軍の試合で蝦名に実戦経験を積ませ、乙坂あたりを外すべきだろう。この試合でスタメン起用するなら神里の他にも楠本、宮本もいる。個人的な希望も入ってしまうが、それだったら細川と代えて欲しいと思う。

乙坂には来季も勝負強い打撃で、スタメンを脅かす存在として期待したいと思うが、現状では勝負するメンバーとしても不足だし、実戦経験を積ませる段階にもない。残り10試合、ラミレス監督は退任となるが、考えて起用して欲しい。

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キジ

この日、パ・リーグはソフトバンクがロッテとの直接対決で勝利し、リーグ優勝が決定した。10月初めくらいまで両者は並んでいたが、勝負どころでソフトバンクが12連勝。力もあって、経験豊富なメンバーがたくさんいる強さをまざまざと見せつけた。先にマジックが点灯して優勝が決定的だった読売よりも早く優勝が決まった。パ・リーグはCSがあるので、日本シリーズまではまだ戦いが残っている。

この日、中日が敗れたためマジックは1つ減って3。最短は29日となったが、ハマスタでの胴上げ回避も見えて来た。28日は坂本、高橋の先発。ルーキーイヤーの昨年からDeNAに対して相性が良い高橋。左腕を苦手にしている打者が多いので苦戦しそうだが、先週の低調な打線からは少し脱した感じがあるので、早めに坂本を援護して行きたいところ。

阪神と2ゲーム差だが、週末には直接対決もあり、まだまだAクラス確保は可能だ。チームとしては5割以上を目指して欲しい。5割以上でも4位だったら、それはそれで仕方ないだろう。10月以降、5割ラインを超えるのが難しくなっているが、貯金を作るためにも打線の奮起が必要だ。若い力も出てきているし、ドラフトで新たな選手も獲得されているので、それを刺激にして欲しいと思う。

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