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タイラとタイラー早くも共演!

03/07 横浜DeNA4-2福岡ソフトバンク@ハマスタ

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ポジ

キャンプから2軍で調整を続けてきた平良が、オープン戦初先発。4イニングの登板ではあったが、力強いストレートを軸に5三振を奪った。ストレートは球もあって、低めに集めることができていた。変化球もボールゾーンへ逃げるように投げられていた。唯一、長谷川にインローを狙ったストレートが甘くなり、ライトスタンドへ運ばれた。失投は気を付けなければならないが、これは打った方が上だろう。

この投球であれば、開幕ローテーションは確実だと思う。ただ、彼の課題は長いイニングと年間を通したコンディションの維持。今年こそフル回転を期待したい。

タイラに続いて活躍を見せたのがタイラー。オースティンがハマスタ初試合で、逆転3ランを放った。開幕投手が決まっている東浜に対しては、外側の変化球で全くバットに当たりそうもない三振を喫していたが、代わった松田遼のストレートを捉えた。

フルカウントから外側やや低めのストレートを強振し、打った瞬間のホームラン。低い弾道だったので意外と距離は出ていないが、見事なバッティングだった。オースティンはオープン戦のデビューも初球ホームランだったが、ハマスタでのデビューでもホームラン。ぜひ開幕戦でもホームランを期待したい。

ただ、これでストレートには強く、変化球に弱いというのが明確になった。ここから先、開幕すれば変化球攻めに遭い、ストレートは全てインコースのボール球に配してくるだろう。そんな攻めに遭っているうちに、得意の外側ストレートも打てなくなるというのがよくあるパターン。

来日1年目で、簡単にはいかないと分かっているが、早くも4号はオープン戦トップ。その長打力は間違いのないものだけに、ソトと並んで脅威であり続けて欲しい。

ソトもオープン戦1号を、2者連続ホームランで飾った。ソトらしい強烈なあたりがセンターバックスクリーン左へ突き刺さった。

平良の後、5人のリリーフが登板したが、パットンが良かった。球威もあったし、昨年の雪辱に燃える気持ちの面もあるだろう。陣容を考えれば、外国人枠の1枠はパットンが必要かなと思う。

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ヤジ

この日の東浜は良かったと思うので、打つのは簡単ではない。ただ、ちょっと抑え込まれ過ぎかな。オープン戦も最終段階に入っているので、もう少し工夫が欲しかった。開幕すればこれくらいの投手と対戦していくのだから。

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キジ

試合終了後、17時過ぎのハマスタ STAR SIDE ウィング席

HAMASTA NEW GENERATION GAMEとして行われるはずだった試合。STAR SIDEに新設されたウィングフロント席のチケットを持っていたのだが、幻となった。所用で関内へ行ったので、別記事としてその様子を書こうと思う。

外国人野手3人の起用を視野に、ファースト・ロペス、セカンド・ソト、ライト・オースティンという布陣で臨んだ。ソトにひとつエラーがあったが、攻撃力を考えるとこの布陣も必要だろう。DHを使ったので梶谷を入れてロペス7番という打順だったが、下位にロペスがいる打順が組めれば脅威。

開幕が延期になるのかはっきりしていないが、関根がファームへ合流するなど、開幕1軍メンバーが絞られてきている。 倉本、桑原が1軍合流したが、 彼らも結果が求められる立場。かつてフルシーズン出場した彼らが本来の姿を取り戻せば、選手層はより厚くなる。少ないチャンスを生かして欲しい。

開幕スタメンも来週の試合を見つつ決めることになるが、この日のオーダーが基本になって来るだろう。それぞれがオープン戦最終週、仕上げに入る。

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