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球団ワースト開幕7戦未勝利 新人監督としても開幕記録に名を残す

04/02 横浜DeNA0-4広島東洋(ハマスタ)

開幕投手同士の対戦となったこのカード。前回は3回6失点と開幕投手の期待を裏切った濵口は、初回に守備の乱れもあり失点したが、低めに丁寧なピッチング。西川にソロを浴びたが6回2失点とQSをマークした。一方の大瀬良は力のあるストレートを主体に変化球も低めに決め、DeNA打線を7回まで3安打、7奪三振で無失点に抑えた。8回に2点を追加した広島がDeNAを完封リレーで退けた。

ポジ

相手の開幕投手が7回無失点の好投を見せているので、満点をあげることはできないが、濵口が前回の悔しさを少し晴らす好投を見せた。

初回は田中広を打ち取ったが内野安打で出塁させ、西川のファーストゴロで、セカンドベースに入った大和が送球を弾くエラー。菊池涼がサードを大きく回ったところで止まり、三本間に挟まれてアウトとなったが、2アウト2塁になってしまった。鈴木を警戒して歩かせ、当たっていない松山に高めのストレートを詰まりながらレフト前へ持って行かれてしまった。もう少し低めに来ていればサードゴロか内野フライだったかも知れない。これで松山も乗せてしまった。

それでも、この日はコントロールが大きく乱れることはなく、ストレート、チェンジアップともに低めに集めることができた。3回、またしても田中広に内野安打を打たれ、菊池涼には泳ぎながら巧くレフト前へ運ばれてノーアウト1、2塁。厳しい場面を迎えたが、西川のセカンドゴロを柴田がうまく処理し、鈴木は注文通りの併殺打に取り、ピンチを断った。

6回に西川にソロを浴びたが、これは打った方が見事。若干高めに甘く入ったのは確かだが、左方向へ打たれるのは仕方ない。その後、松山にヒットを打たれ、堂林を迎えた場面で足を気にするような様子があり、木塚コーチがマウンドへ駆け寄った。しかし、濵口は大丈夫と続投を志願。何とかチェンジアップで三振に取り、鬼門の6回を投げ切った。

足に張りが出たということで、大事に至らないことを願いたい。気迫のこもった投球は、開幕戦での不甲斐ない投球から名誉挽回と言えるものだった。平良に続いて濵口も離脱となると苦しいが、無理はできない。来週も先発できるようであれば、この日の投球を忘れずにマウンドへ上がって欲しい。

ヤジ

前日の投稿でも書いたが、11得点の猛攻の翌日は点が入らないというのはよくあること。ましてや開幕投手の大瀬良に好投されてはひとたまりもない。大瀬良相手には先頭打者が一度も出ることができなかった。やはり要所を押さえた勝てる投手の投球をされている。

唯一、8回にエラー2つと四球で満塁のチャンスを作ったが、関根の捉えた当たりはサードの守備範囲のライナー。良いバッティングだったがハードラック。流れもベイスターズになかった。

投手がQSをマークすれば打線が沈黙するという、正に投打が噛み合わない連敗しているチームの象徴的な結果。だが、自分たちで切り開いていくしか、道はない。

キジ

7試合目も勝てず、2分を挟んでの開幕5連敗となった。過去に4度、開幕6連敗があるが、いずれも引き分けを挟んでいない。そのため、開幕7戦で未勝利は球団ワースト記録となった。3年連続90敗や5年連続最下位など、長きにわたり低迷を味わっているが、ここに来て初めて経験する1勝の重さだ。

年度連敗初勝利最終監督備考
1957年5連敗6試合目6位追畑 正巳
1959年6連敗7試合目6位森茂雄
1960年6連敗7試合目1位三原脩川崎初戦で勝利
1993年5連敗6試合目5位近藤昭仁進藤サヨナラ満塁弾
1999年6連敗7試合目3位権藤博0-8から逆転勝利
2002年5連敗6試合目6位森祇晶開幕投手の三浦で勝利
2009年6連敗7試合目6位大矢明彦開幕投手の三浦で勝利
2021年5連敗三浦大輔2分を挟む
大洋、横浜、DeNAの開幕5連敗以上

1960年より前は6年連続最下位だったので例外としても、球団初優勝の1960年の三原脩氏、2度目の優勝の翌年である1999年の権藤博氏など、球団の歴代監督としては錚々たるメンバーではある。横浜ベイスターズ初代の近藤昭仁氏は1995年に、1979年以来16年ぶりの勝ち越し(勝率.508)を果たし、優勝の礎を築いた。三浦監督は、新監督としては近藤昭仁氏と並ぶ5連敗となっている。

森祇晶氏は、初年度こそ優勝メンバーの残りで勝ち越したものの、2002年に惨敗して途中休養で退団となった。大矢明彦氏はこの時は2期で、こちらも森氏と同様、途中休養で退団している。

2分を挟んでいるため、既に初勝利は8試合目以降となっており、球団ワーストとなる。過去に三浦監督自身が開幕投手として連敗をスタートさせてしまったが、自ら連敗を止める活躍もしている。三浦監督がプレーするわけではないが、チームを勝利に導けるだろうか。

そして、新人監督としても記録的な敗戦となってしまった。2リーグ分立後、新人監督として開幕から7試合未勝利はプロ野球ワースト。5連敗も前述の近藤昭仁氏と、2017年の森繁和氏に並ぶリーグワーストタイ。2002年にオリックスで監督となった石毛宏典氏の開幕6連敗が目の前に迫って来た。

現役時代は7度の開幕投手を務めたが、7連敗はプロ野球ワースト。歴代でも金田正一氏の8敗に次ぐ7敗を喫して開幕戦の記録に名を残している。開幕戦の記録ではないが、「開幕」という名の付く記録に、監督として早くも名を残してしまっている。名誉な記録ではないだけに辛いところで、早くこの状態から解放されたい思いはあるだろう。

開幕から未勝利なだけに目立っているが、シーズン中に5連敗というのは発生してしまうもの。残り136試合もあるわけで、意識し過ぎる必要はない。とは言え、横浜一心がバラバラにならないうちに、早く流れを変える1勝が欲しい。

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