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オースティン、桑原が効果的なHR!ベイスターズらしい勝ち方

04/28 広島東洋2-13横浜DeNA(マツダ)

先発の京山が初回に押し出しで失点したが、すぐに嶺井の2点タイムリーで逆転。3回にはオースティンが2ランを放ちリードを広げる。京山は5回に西川のタイムリーで追い上げられたところで降板。平田が併殺でピンチを断つと、6回に桑原がソロを放ち、相手に流れを渡さなかった。終盤に打線が爆発したDeNAは今季最多となる18安打13得点。8回裏終了後、雨が強くなりコールドゲーム。連敗を3で止めた。

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ポジ

キャッチャーが2点タイムリー

ヒットはおろか、キャッチャーが出塁することすら珍しい状況が続いたが、1点を先制された直後の2回、嶺井が逆転の2点タイムリー。正直、ゴールデングラブを獲った高橋周なら捕ってるだろうなという詰まった三塁線の当たりだったが、安部の下を破って行った。

2アウト宮崎がヒット、ソトが泳ぎながらもレフト線へ運び2、3塁。しかし打順が8番というところで、歩かせて投手と勝負とするまでもなく打ち取られそうだったが、ここで逆転できたのは試合の流れとしても大きかった。

オースティンが本来の姿に

3回、1アウト3塁で第2打席。1点リードで追加点が欲しい場面。初球ボールの後、3球ファウルで追い込まれた。しかし、8球粘って9球目にストレートがインサイド低めに来たところを完璧に捉えた。打った瞬間の当たりはレフトスタンドのグループ席に着弾し、後方の通路に跳ねた。

5回は完全に詰まった当たりがライト線にポトリと落ちるヒット。7回はアウトサイドのストレートをキレイにレフト前へ運んだ。

これで日曜の阪神戦に続いて3安打猛打賞。彼らしい当たりのホームランも飛び出し、いよいよ昨年の姿に近づいてきた。3番でオースティンが打棒を発揮すれば、チャンスで打てるようになって来た佐野との間で得点チャンスが増えて来る。一時の得点が取れない状態は脱し、強力打線のベイスターズと言われる状況に近づく。あとはソトか。

マルチヒットが7人

オースティンの他に、桑原、佐野、牧、宮崎、ソト、嶺井と計7人がマルチヒットをマーク。万遍なく打てたことが大量13点に繋がった。

5回に3点差に詰め寄られ、6回以降の4イニングを継投で乗り切らなければならない状況で、6回先頭の桑原が1号ソロ。この1点で試合の流れを大きくベイスターズに傾いた。倉本、オースティンの連打に続き、このところヒットが出ていなかった牧が、泳ぎながらも粘ってレフト線へ運ぶ2点タイムリー二塁打。一気に押せ押せの展開になった。

牧は8回にも2点打で4打点を稼いだ。やっと、勝利に結び付く打点を挙げることができた。岡本、村上という若い4番の間に入って打点のトップ争いを続ける。ソトと入れ替えた5番という打順で期待される役割が果たせた。

宮崎はなかなかチャンスで打てなかったが、3回に犠牲フライで打点を挙げ、大量リードの場面ではあるが8回に2点タイムリー。勝利に直結する役割ができて、少しホッとしているところはあると思う。ヒットは出ているわけだからチャンスでのバッティングは、気持ちの面もあるはずだ。まわりの打者の状態が上がり、チームとして得点できる空気になっていれば、自然と宮崎のバットからも得点が生まれるだろう。

京山を5回2アウトで交代

先発には乗り切って欲しいという思いもあり、続投を選択してビッグイニングというケースが続いていたこともあってか、4点リードの5回、1アウトで西川にタイムリーを浴びてなおも1、3塁という一発同点の場面で、京山の降板を決断した。

會澤との対戦で登板したのは平田。日曜の阪神戦では砂田が招いたピンチで同点を許した後、サンズに不用意なボールを投じて決勝の2ランを浴びた。このところ少し精彩を欠いていたので、このピンチでの登板はどうかなと思った。日曜は5回途中でエスコバーを出して行ったが、7回に投げる投手がハマらずに逆転を許したという教訓を生かしたのだろうか。

平田は會澤に対してインサイドを突き、低めのツーシームを引っ掛けさせ、注文通りのサードゴロ併殺打に取った。見事な火消し役を果たし、信頼を回復した。試合の流れの中では重要なワンポイントになった平田が、僅か4球でプロ2勝目を手にした。それだけの価値があるものだった。

新しい勝ちパターンのリレー

6回以降は、外国人投手の加入で厚みを増した勝ちパターン。シャッケルフォード、エスコバー、山崎、三嶋というリレーで逃げ切りを図った。シャッケルフォードは、初めての勝ちパターンでの登板で、少し力が入っていただろうか。先頭の安部に対してストレートを引っ掛けて当ててしまったが、クロンには鋭く、大きく曲がるスライダーを続け、見逃し三振に取った。小園も力でねじ伏せ2アウト。

松山にはインサイド低めのカットボールを巧くライト線に運ばれたが、これは打った方が上手か。ピンチを招いたが、絶好調の菊池涼に対してアウトサイドのスライダーで空振り三振を奪い、断ち切った。タイミングも外れているし、コースも完璧でボール球を振らせた。強い雨が降るコンディションだったが、まずまずの投球で来日初ホールドをマーク。

エスコバーは立ち上がり少しコントロールを乱していたが、修正して西川、會澤から連続三振を奪ったのは流石。シャックとともに勝ちパターンで仕事ができるようだと、リードした終盤の戦いが計算できるようになる。

13-2と9点リードだったが、予定通り山崎を投入。中断になる直前の強い雨の中、びしょ濡れになりながらも、無失点で切り抜けた。マウンドの状態が悪い中、低めに集めることに専念したかなという投球だった。展開的にもセットアッパーを出さなくてもと思ったが、前日もリリーフは投げていたし、クローザーの三嶋は温存して9回があれば砂田だったのかも知れない。

打線の大量援護があり、精神的には楽に投げられたと思うので、雨に打たれたフィジカル面のコンディションを整えてくれればと思う。

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ヤジ

この試合はなしということで。

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キジ

天気予報が悪い中、18時には雨が落ちておらず、プレーボールがかかった。序盤から雨が降り始め、19時半過ぎにはかなり強い雨になった。そうした中、京山がゲームを壊さずに何とか持ちこたえ、打線がしっかりと得点を積み上げることができた。前日の1-10という大敗をやり返した形になった。

ホームランで得点を重ね、先発が何とかゲームを作って、リリーフで逃げ切るという昨年までのベイスターズらしい試合となった。こういう試合ができたのは今年初めて。転機になればと思うが、良くも悪くも打線は水物なので分からない。

京山には相性の良いマツダで勝利を掴んで欲しかったが、交代機を逸すると一気に試合の主導権を奪われかねない場面だったので、継投はやむを得ないだろう。9連戦中で先発も不足していることから、来週もバンテリンドームで投げてもらう必要がありそうだ。

2番ショートで知野がプロ初スタメン。3回に初のバントを決め、チームの得点に貢献したが、初ヒットはお預けとなった。大きなチャンスだったので残念ではあるが、この時期にスタメンで出場した経験は、今後の糧にしてもらいたい。

3戦目は、広島がプロ初先発の玉村となる。この試合がコールドゲームになった雨は、29日の午前中まで降り続くが、午後には上がるようだ。初対戦となる高卒2年目の左腕を相手に、上昇気配の打線が得点できるか。DeNAは開幕投手の濵口なので、何とか勝利を付けたいところだろう。

この日、ベンチを外れた中川が5月1日のヤクルト戦の先発として浮上しているようだ。先週の阪神戦からリリーフが1枚多い状態で、前日に登板したリリーフが1人ベンチを外れる形になっており、初戦で2イニングを投げた中川が外れていたが、先発としてスタンバイするようだ。4三振を奪った思い切りの良い投球を先発でも見せて欲しい。

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