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ホームランでしか点が取れなかった3連戦 1勝1敗1分

07/08 広島東洋5-3横浜DeNA(マツダ)

2回に桑原の3ランで先制したが、2ヶ月ぶりに先発した上茶谷が直後に林に2ランを浴び1点差。3回は1アウト満塁から坂倉の内野ゴロ間に同点を許す。両軍先発が序盤に失点する展開だったが、中盤以降はリリーフが踏ん張り均衡状態が続いた。8回、エスコバーが代打の長野に2ランを浴びて逆転負けとなった。

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ポジ

桑原が先制3ランを含む3安打猛打賞。佐野を上回りチームトップの10回目の猛打賞となった。まとめ打ちができるのが彼の魅力でもあるが、それにしても打率が.312まで上がって来た。ラミレス監督が200安打を打てると言っていた実力がしっかりと出せている。盗塁も決めているし、リードオフマンとして申し分ない彼の活躍を得点という形にできれば良かったのだが。

佐野が最初の打席でヒットを放ち、今季100本目のヒットとなった。2年連続でリーグ一番乗り。消化試合数が多く、打率も高いという点もあるが、もともと四球が少ないことで打数が多いという要因もあったが、今年は四球が既に31。昨年の46に対しては、かなり多いペースで推移している。安打数2位の近本が17、大島も25ということを考えれば、多くなっているのは確か。昨年は梶谷との争いになったが、今年はオースティンとの首位打者争いだろうか。背番号7に変更して2年連続となれば、タカノリの域。後半戦も期待したい。

シャッケルフォードが打者4人をパーフェクトリリーフ。前日にホームランを放った中村奨、菊池涼を連続三振に打ち取った。最初に1軍で投げた時はコントロールが安定せず、高めのボールが多かったが、この日は適度に散っていて、動くボールが効果的だった。曲がりの大きいスライダーが低めに決まっていれば、三振も狙える。今後に期待が膨らむ投球が続いている。

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ヤジ

上茶谷も良くはなかったが、何とか5回まで投げて3失点なので、想定の範囲内。新しい姿を模索しているようだが、この試合を観た限りだとやはり中途半端な投手になりつつあるなという印象。

エスコバーもこれだけ投げれば打たれることもある。試合のない日を挟んでいるものの、6試合連続登板はさすがに厳しい。前日に山崎が8回に追い付かれた為、三浦監督いわく「総合的に判断して」エスコバーを8回に持って来たようだが、彼を3連投させて敗れたのは痛すぎる。だが、あの低めをホームランされたら仕方ない。若干コースが甘く入り、ちょうど腕が伸びるところだったが、打った長野を褒めるべきだろう。

前日の投稿でも山崎が同点とされたことには触れなかったのだが、毎試合抑えられるわけではないので、そういうこともある。平良のように39試合無失点が続くことはあるけど。厳しい場面で投げる投手なので、試合の勝敗に直結するのは宿命。点の取られ方が悪ければ別だが。

打線も11安打、1番から7番までヒットが出ているので、何とも言い難い。大量点を獲るような集中打がなかったし、あと1本というタイムリーが3連戦を通して打てなかった。ある程度ヒットやホームランは出ているが、打線全体としては下降傾向のように感じる。桑原を除いて。

重箱の隅をつつくわけではないが、7回の継投は多くの人が疑問だっただろう。6回に好投したシャッケルフォードを回跨ぎさせた。シャッケルフォードも良かったし、9連戦中ということもあって2イニングを任せて翌日ベンチから外すのかと思ったが、左打者のところで砂田に交代。万全を期して菊池涼を抑えに行ったという、ここまでは百歩譲ってもいい。

しかし、野間が大和のエラーで出塁して鈴木誠まで回ると、三上に交代。三上は鈴木誠にスライダーを巧く拾われてセンター前ヒットを許し、左の坂倉に回った。坂倉は三上に2打数2安打。一番迎えたくないシチュエーションになってしまった。鈴木誠にヒットを打たれたことは結果論だが、坂倉を抑えたのもまた結果論。

砂田は右打者に対して.091と抑えており、対戦は半分ほどではあるが、左打者の.156を上回っている。右打者は鈴木誠だけなのだから、彼に繋がれたとしても坂倉と二人で1つアウトを取ると考えれば良いところ。わざわざ三上を出して、最終的に一番相性の悪い対戦で勝負になるのだから、リスクヘッジできていないとしか思えない。考えたのは三浦監督なのか、木塚コーチなのか分からないが、センスを感じない継投だった。原監督のように動いて、チームを奮起させたかったのか?

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キジ

ホームラン頼みの攻撃はここ数年のチームカラーになっている。一撃で得点が入る魅力はあるが、そう簡単に出るものではないので、得点が取れなくなる事態も発生する諸刃の剣。

初戦は2本の2ランで4点を奪い、投手陣が2点で凌ぎ勝利に繋がったが、2戦目はソロと2ランの2本の3点のみ。大きなチャンスがいくつもあったが追加点を奪えなかった為、追いつかれてドローに終わった。そして、この試合は高橋昴を捉え切れず、桑原の3ランのみに終わり、最終的には逆転を許した。

早いイニングで3点をリードしながら勝利に結び付けられなかった。この試合に勝ってこそ、前日ドローに終わってしまったことが、負けなくて良かったと言えるのだが、同じような展開で負けてしまっては厳しい。

だが、切り替えて次に進むしかない。トレードで移籍した有吉が初先発となる。ファームでもホームランを打たれることが多いので、バンテリンドームでのデビューは良いのかも知れない。四球を出さないコントロールはあるのだが、逆にストライクを揃え過ぎて打ち込まれるタイプ。伊藤光がうまく制御してくれれば良いのだが。

打線はホームランでしか点が取れないと言いつつも、早いイニングで3点のリードを取ってはいるので何とも言いづらい。バンテリンドームで中日の投手陣相手ではそう簡単に連打は出ないと思うので、繋ぎを意識して、ヒット1本で1点取るような攻撃を見せて欲しい。

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