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絶好機併殺で逃し 終盤投手陣が総崩れで大敗

09/02 横浜DeNA3-11広島東洋(ハマスタ)

小雨が降り続く中の試合。長野の2点タイムリー、菊池涼のホームランで3失点の坂本が、何とか6回1アウトまで耐えていたが、伊勢に交代すると林の2点タイムリーで追加点を許した。ここから砂田、櫻井、風張、シャッケルフォードと次々に失点を重ねて11失点。打線は山本のソロで1点を返した後の1アウト満塁でオースティンが併殺打。ソトに2ランは出たものの投手陣が総崩れで大敗、3タテはならず。

ポジ

山本にプロ2本目のホームランが飛び出した。チームが打ちあぐねていた九里から、インサイドのシュート系のボールに対して、腕を巧く畳んでレフトスタンドへ運んだ。これは素晴らしいバッティングだった。3回には鈴木誠の盗塁を刺して、肩でも存在感を見せた。伊藤光のバッティングも落ち込んでいるし、山本も使って行きたい。3日は京山が先発なので、前回のような素晴らしいバッテリーを期待している。

ソトが追撃の2ラン。これもインサイドのシュート系を引っ張ってレフトスタンドへ打ち込んだ。高く上がった打球だったが、切れずに中段まで届いた。4年連続となる20号に到達した。NPB通算で129号は、既にポンセの119本を抜いており、外国人選手ではローズ、シピン、ロペスを残すのみ。今年中に140本近くまで行けば、ローズの167本も視界に入る。今年から3年契約なので、球団史上の外国人最多ホームランになるのは時間の問題か。さらに状態が上がって今季を終えてもらいたい。

ヤジ

試合のポイントは2回の守備と5回の攻撃だった。2回は先頭の坂倉を早く追い込んだが、勝負球のストレートが真ん中に入り、右中間を破られた。好調の打者は失投を見逃してくれない。松山は2球で追い込み、アウトサイドの変化球に対して当てるのが精一杯というファウルが続いた。かなり有利に進めているのに、アウトサイドのストレートが甘くなり、引っ張ってセカンドゴロ。アウトにすればいいじゃないかと思われるかも知れないが、これだけ有利な状況下であれば、ランナーが進塁できないアウトに取ることが求められる。勝てる投手になるには、もう一段上のレベルが要求される。

1アウト3塁となって、菊池涼は勝負を避けたような四球で1、3塁。ここで林をファーストゴロに打ち取り、坂倉を挟殺。うまくこなし、ランナーは1、2塁となった。そして打者は29打数ノーヒット、23三振という九里。菊池涼と勝負を避けたことがうまく行ったかと思ったところ、初球にチェンジアップを投げ、それが真ん中高めに入って来た。押っ付けた打球はゴロで一二塁間を抜けて行った。前に守っていたので二塁ランナーは三塁でストップ。

29-0で.000なのだから、少し厳しいボールが行けばまず打つことは難しい。初球にチェンジアップを選択した意図は何なのか。振ってくると思ったのか?これだけ打っていない打者がそこまで振りに来るとは考えづらい。チェンジアップだとスピードが遅くなるので、きっちり低めのボールゾーンへ落ちて行かないと空振りにはならない。投手にとっては打ちやすいボールになってしまった。失投はあるとは思うが、この場面でどれだけ意識して投げていたのか。繰り返しになるが、締めるべきところを集中力を持って締められなければ、勝てる投手にはなれない。

結局、九里に繋がれた誤算が響き、長野には3球目のストレートをセンター左へ弾き返された。飛んだコースも良く、桑原がライト寄りに守っていたために2点が入り二塁打となった。先頭に1アウト1、3塁というピンチを作ってしまったので、失点はやむを得ないところはあるが、8、9番に回り、特にバッティングが良くない投手にも回っていたことを考えれば、防げる失点だった。

5回の攻撃は、先頭の山本が簡単ではないボールをレフトスタンドに運び、チームも球場も盛り上がりを見せた。坂本の打球を林がエラー。桑原が繋いでノーアウト1、2塁。ここで2番の森はバント。二塁ランナーが投手で、このケースは一番難しい。転がったコースは三塁線ギリギリだったが、雨のせいもあったのか、打球の勢いが弱すぎてキャッチャーがすぐに捕れる範囲になってしまった。ノーアウト1、2塁のバントは、投手に捕られなければ、三塁線に強い打球が転がってもサードが捕りに行くことになるので、良いバントになる。このあたり、意図して打球の勢いを弱めたのか分からないが、経験だろう。

それでも、佐野を歩かせてくれたので、1アウト満塁でオースティンという絶好機になった。前日までの流れで一気に同点、逆転が期待された場面。4球目のスライダーをセンターへ返した打球は、マウンドに当たって弱まり、ちょうどセカンドベース上で小園が捕って6-6-3の併殺打。今季4つしかなかったオースティンの併殺打がここで出てしまう。これは仕方のないことだし、たらればになるが、1点でも返しておきたいところだった。

7回に3連投になる砂田を1イニング行かせたことも、個人的には疑問だった。ソトの2ランで再び2点差となり、初戦の逆転への流れを作った投球を期待したと思うが、前日22球を投げていての3連投で1イニングは彼のパフォーマンスを下げるだけ。もちろん、簡単に3人で片付けてチームが逆転していた可能性もあるので結果論でしかないが、砂田を3連投させて翌日使えなくした上に点差を広げられて敗れるという最悪のパターンになった。連投していなければまだ理解できるが、ここは砂田以外の投手で勝負すべきと思った。これも結果論で、誰が出ても点差が広がっていたのだろうが。

キジ

ハマスタでは今季初となる3タテはならず。久しぶりのハマスタでの3連戦は、雨が降る悪天候の中で、結局は3試合とも中断することなく最後まで行われた。この日は、2回くらいから降り出した雨が最後までずっと止まなかった。小雨状態ではあったが、近隣の地域は強雨が降ったところもあり、比較的降られずに済んだ方なのかも知れない。

新潟が1試合中止になった分、来場登録数も考慮して販売終了間際に駆け込みで追加した観戦試合だったが、3タテを見せてもらう程甘くはなかった。山本のホームランは貴重品ではあったし、8回には鳥が試合を中断するという、ハマスタでは見ない光景も発生した。猫なら時々入って来るけどね。

オースティンが打てないなら仕方ないし、砂田で抑え切れないのなら仕方ないと割り切るしかない試合。2勝1敗と勝ち越したこと自体はプラスに捉えるべきなのだが、2桁の借金を減らすには大きな連勝が必要なわけで、勝ち越したからOKと言ってしまっては、このままシーズンが終わることになる。

先発した試合の勝率が高い坂本、比較的勝率の良い木曜だったが、相手が九里だったのが誤算か。ちなみに、一番勝率が悪いのが土曜日で、よく観に行く曜日のため、かなり負けを見てしまっている。

3日からは、バンテリンドームでの今季最後の3連戦。まだ40試合前後を残す段階だが、阪神戦に続いて中日戦もビジターゲームが全て終了する。いわゆる遠征は中止がなければマツダの2度しかない。移動面は楽になって来るはずなのだが、それを生かせるか。続けて好投している京山に期待が集まるが、相手も大野雄ということで援護がどれだけもらえるか。4位に上がらなくてはその先もないので、まず勝ち越してひとつ順位を上げたいところだ。

中華街側の歩道橋より試合開始直前のハマスタ
2回くらいまではまだ雨は降っていなかった
初回のオースティンの打席。宮崎のサードゴロを好捕されたのも痛かったね
雨の中、お疲れ様
ソトが2ラン。DeNA側が盛り上がったのはここまで
照明灯の周りのモヤが霧雨
昇格した風張が久々の登板も西川に被弾、近くに飛んで来た
鳥が飛んでいる様子だけどスマホカメラじゃ分かりづらい
次のハマスタは、いよいよYOKOHAMA STAR NIGHT 2021

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