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2投手が好投も零敗 ファームで田中健二朗が復帰!

03/16 福岡ソフトバンク1-0横浜DeNA@PayPay

開幕ローテーションを争う2投手が登板。上茶谷は4回までに5安打を浴びたが、栗原の犠牲フライの1点で凌いだ。2番手の阪口も4イニングを投げ、毎回四球を出したもののヒットは1本で、緩急を使って好投を見せた。打線は2度のチャンスで得点が取れず、得点力に課題を残した。ファームでは田中健二朗が2018年9月以来、2年半ぶりの実戦復帰を果たした。

ポジ

先発ローテーションの当落上にいる上茶谷、阪口がまずまずの投球を見せた。オープン戦最終週、工藤監督も本気モードという中、柳田やデスパイネといった主力も出ている中、8回を1失点というのは評価できるだろう。

上茶谷は、初回は2つの三振を奪って三者凡退という上々の立ち上がりだった。しかし、2回以降は走者を複数背負う苦しい投球だった。それでも前回よりも強いストレートが投げられていたように見える。低めに素晴らしいコースを突いているボールも数多く見られたし、開幕に向けて調整は進んできていると感じる。本人も強気なピッチングができたと手応えがあった様子。登板日までさらに調整してきて欲しい。

阪口は、立ち上がりボールにバラつきがあったが、尻上がりに良くなった。本人も逃げて出した四球はないという通り、打者と勝負した結果、際どい球を見極められた形のものがほとんど。低めに強いボールを投げられていたし、カーブも効果的に使うことができた。これだけ投げられるなら、開幕ローテーションも現実味を帯びて来た。17日に先発する入江の内容次第では、三浦監督が嬉しい悩みを抱えるかも知れない。

ヤジ

昨年までのホームランでしか得点できない打線が、ソト、オースティンの不在により点が取れない打線になってしまった感は拭えない。

初回は牧がエラーで出塁し、細川がアウトサイドの高めを上から叩いた打球が伸びて行き、ライトポール際のフェン直となるヒット。あともう少しでホームランというところだったが、ちょうどホームランテラスの幅がほとんどない部分の上部に当たったため、そのままグラウンドに返って来てしまった。クッションボールの処理も上手く、単打に。1アウト1、3塁で佐野がサードファウルフライ。宮崎もサードゴロで得点ならず。

4回はその主軸の佐野が四球、宮崎がセンターオーバーの二塁打でノーアウト2、3塁。少なくとも同点という場面で、倉本が空振り三振。続く大和の当たりは捉えたかに見えたが、セカンド正面へのライナーという不運だった。嶺井が倒れて無得点。

中盤から終盤は、ソフトバンクの強力なリリーフ陣にねじ伏せられた。津森、岩崎からはいずれも三者連続三振。杉山にも2三振を喫し、3イニングで8三振の惨状。9回は森から代走の神里が盗塁を試みるも刺され、結局3人で終了。

オープン戦であまり打ち過ぎても本番が心配になるのだが、ちょっと厳しいというのが正直な感想。良い状態の選手を見極めて使うと三浦監督は繰り返すが、良い状態の選手がどれだけいるのかというのが非常に気になるところ。ファームにいる蝦名を週末に呼んで試すべきではないか。

キジ

ソフトバンク投手陣の厚さを痛感

パ・リーグをあまり見ることがないため疎いのだが、笠谷は知らなかった。昨年4勝を挙げて頭角を現した高卒7年目の左腕だが、時折甘いボールは来るものの要所での投球が冴えた。大事なのは得点をやらないこと。分厚い投手陣に食い込んで来ている投手だけのことはある。

そして、リリーフ陣がさらに強力。2年目の津森がキレキレのボールを投げ、ベイスターズの打者がまともに捉えられない。フォーム的にも慣れが必要なので初見は難しいのだろうが、サイドから150キロのボールを投げる投手になるのだから、ソフトバンクの育成に驚嘆する。岩崎は実績十分で体調が万全であれば当然といった投球ではあるが、155キロをマーク。

8回に登板した杉山。こちらも不勉強で知らなかった。ところが初球が岩崎を上回る157キロのストレート。プロ13試合登板で昨年11試合という3年目。まだ未勝利の投手だが、160キロも夢ではないという速球は千賀も一目置くという。津森で驚いたものが、だんだんとスピードが上がって行く。最後に実績十分の森がいて、少し遅れているというモイネロも加わって来るのだから、強力にも程がある。甲斐野がいなくなっても代わって出て来る投手が十分にいる。3試合だけの対戦にはなるが、これは前半勝負になる。

田中健二朗が実戦復帰、ナインも好守

ファーム春季教育リーグ@スカスタ
西 101 001 000 | 3
デ 000 000 010 | 1

このマウンドまで、長く苦しいリハビリの日々を過ごしてきた。2019年にトミージョン手術を受けた田中健二朗が、2018年9月以来、2年半ぶりの実戦マウンドに立った。

9回表、背番号046がマウンドに上がると、スタンドからは大きな拍手が送られた。守るナインもリハビリに励む田中健二朗の姿を見ていたから、思うところはあっただろう。

球数打者球種速度結果
1愛斗カーブ116km空振り
2愛斗ストレート137km空振り
3愛斗カーブ98km空振り三振
4呉念庭スライダー127kmストライク
5呉念庭ストレート139kmストライク
6呉念庭ツーシーム133km中安
7長谷川ストレート135kmファウル
8長谷川カットボール132kmファウル
9長谷川ストレート136kmボール
10長谷川スライダー129km二ゴロ併殺

球種は違うところがあるかも知れないが、おおよそこんな感じの内容だった。復帰最初のボールは、田中の代名詞であるカーブで空振りを奪った。愛斗を2球で追い込み、最後は大きなスローカーブで空振り三振。呉も2球ストライクを先行させ、3球目はインサイドの低めを突いたが、バットが折れたような音がして、小フライが二遊間を抜けて行った。

長谷川の初球、ライト線へのファウル。この打球にライトの楠本がダイビング。僅かに及ばなかったが、田中を少しでも楽に投げさせたいという気持ちが、このプレーに繋がったのかも知れない。3人続けて2球で追い込む、ストライク先行の素晴らしい投球。最後はスライダーにタイミングが合わず、当てただけのセカンドゴロ。この打球に田部が機敏な身のこなしでセカンドへ送球。ショートの森が、長所である強肩を生かし、もの凄い剛速球でファーストへ送球し、併殺が完成。ナインが田中を盛り立て、非常に見所のある熱いイニングになった。

1軍で登板した時が本当に復帰だと本人も思っているだろうが、大きな一歩を踏み出した。今後の登板も注目したい。

捕手は伊藤光がファーム合流で確定か

静岡遠征には嶺井が帯同せず、ファームで大貫のボールを受けた。福岡遠征には伊藤光が帯同していないが、これはファームへの降格ということが発表された。確かにキャンプ終盤からバッティングで存在感を出せていなかった。これは捕手だけの責任では決してないが、マスクを被ってもあまり良い結果が出ていないのは事実。特に伊藤光に期待するところはバッティングなので、現状だと状態が上がっていないという判断は妥当だ。

これで開幕1軍は、戸柱、嶺井、山本という布陣が濃厚。アクシデントがなければこの3枚で開幕を迎える。伊藤光には厳しい結果となっているが、三浦監督もコメントしているように長いシーズンでは必要な戦力。特にバッティング面で嶺井を凌駕して行かなければならない。ファームで状態を上げ、機会に備えて欲しい。

山本はバッティングでもアピールしているし、同じ歳の入江とのバッテリーも好結果を生みだしている。入江が開幕ローテーションに入るようであれば、スタメンのチャンスも十分にある。その入江が先発する17日は、山本にスタメンのチャンスがありそうだ。開幕1軍だけではなく、開幕後のスタメンも手中にできるよう、アピールを続けたい。

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