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中日に3連勝で再び貯金10!ロメロが久々5勝目

09/01 横浜DeNA7-0中日(ハマスタ)

2回裏の攻撃中、雨が強まり約1時間の中断。再開後、3回に桑原の2ランで先制。4回には伊藤のタイムリー二塁打で追加点を奪い、6回はソトのフェン直の単打で宮崎が還り4点目。中日先発の上田をKOすると、終盤にもヒットを連ねてダメ押し。ロメロは6回無失点の好投で、7月18日以来の5勝目。終盤は点差が開き、入江から田中健、坂本と繋いで完封リレー。

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ポジ

ロメロが自己最多に並ぶ5勝目

ロメロが7月18日以来、1ヶ月半ぶりの5勝目を挙げ、昨年の勝利数に並んだ。昨年は前半戦に戦力となれず、後半戦はローテーションの柱として活躍した。今年は最初の登板では結果を残したが、その後は不安定な投球。好投しても自身に勝利が付かないこともあった。

この日は、打線の状態が良いとは言えない中日相手ではあったが、コントロールがまとまっていたし、低めに変化球を投げることができていた。6回で6奪三振は、グラウンドボーラーのロメロにしては多い方かも知れない。速球に力があり、変化球が有効だった。

3番に入ったレビーラが全く合っておらず、2打席3球三振の後、6回は先頭の大島がヒットで出塁するも併殺打と大ブレーキとなり、助けられた面もあった。6回を投げ終えてまだ79球だったが、6回裏の攻撃では伊藤の打席でネクストにオースティンがスタンバイ。結局、打席は回らなかったが入江に交代した。

途中、強雨で1時間近く中断したことと、バタバタして代えたくないというのもあったかも知れない。7回くらいまで行って欲しい球数だったが、1ヶ月半ほど勝ててないということも考慮したか。

8連勝も止めてしまったし、防御率の悪さもあってイメージが悪い。個人的には次の先発はなしかなと思っていた。しかし、これでロメロが先発した試合は9勝7敗。本人が5勝7敗だが、勝ちが付かずにチームが勝った試合が4つもある。負け試合は全てロメロに付いているので、負けた日が悪過ぎるというのも印象を左右している。

これからの連戦もそうだし、いつコロナの影響を受けるか分からないので、先発投手の候補は多い方が良い。東や阪口、さらにもっと先には平良も控えているが、これで来週の東京ドーム、さらにその翌週のバンテリンドームも先発の機会を得られるかも知れない。昨年も9月に好成績を収めたが、この時期に本領を発揮してくれれば心強い。

リリーフを温存する大量点

ゲリラ豪雨で2回裏攻撃中に約1時間の中断。翌日は広島への移動ゲームとなるので、特にリリーフは温存したい試合。ロメロが好投し、打線も6回までに4点を挙げたが、ここから急に三浦というわけにも行かず、7回は入江を登板させた。土田に巧く打たれたが11球で片付けた。

7回は代打の関根が二塁打を放った後、3回に先制2ランを放っている桑原にバントを指示。5点差に広げ、リリーフを温存しようという意図が見えた。桑原がきっちり送り、前日からヒットが出ていない大田に代打のオースティンを起用し、勝負を懸けた。オースティンが歩いて、佐野と牧が連続タイムリーで6点差。ベンチの意図通り中軸がランナーを還した。

8回はこの日に1軍へ復帰した田中健が登板し、大島に二塁打を打たれたが無失点で切り抜けた。その裏、2アウトから関根の内野安打と桑原の二塁打で7点目も奪い、9回表のマウンドには坂本が上がった。さすがに三浦の登板はなかった。あくまでも先発が早めにKOされた場合と考えているのかも知れない。

入江は登板したが、前日に投げているエスコバー、伊勢、山崎は温存できた。ある程度の点差も付いていたし、準備もそれほどせずに済んだのではないかと思う。

前回、前々回と好投していた上田から、桑原が少し浮いたところをセンターの左へ2ランを放って先制し、伊藤の技ありの右中間への当たりで大和が長躯ホームイン。小刻みの得点となり、非常に理想的だった。ベンチとしても会心の試合ができたのではないか。中日戦だと不思議なくらいうまく行く。

7番の大和が今季初の3安打。8番の伊藤もタイムリー含むマルチで、代打から入った関根もマルチ。下位打線で終盤に追加点が取れて、久しぶりに安心して見られる試合だった。

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ヤジ

これまたあまり言うことのない試合。ヤクルトとの直接対決で3連敗しただけに、ズルズルと交代することを危惧したが、内容的にも素晴らしい試合で3連勝。中日の状態が良くないし、相性もあった。さらにローテーションが裏だったこともあって、負けた分は戻せた。ヤクルトとの差は1つだけ縮まったが、まだまだ遠い。再び対戦する時まで、勝てる試合を隙のない野球で勝って行って欲しい。

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キジ

中日戦は15勝3敗となったが、ハマスタでのスイープは今季初。どちらかと言うとバンテリンドームで勝てている印象だったが、ハマスタでも取りこぼしなく勝つことができた。ヤクルト戦3連敗の後、中日戦3連勝で、勝ち星の上では貯金10に戻した。ただ、直接対決で負けてしまった分、ゲーム差は簡単に戻らない。

9月最初のゲームは、天候が不安定で目まぐるしく変わった。中断したと思ったら雨が弱まり、再開したらまた強くなるといった感じ。グラウンドキーパーがシートを持って右往左往という場面があった。非常に珍しい光景になった。日程のこともあるし、雨が止む予報もあったので、通常は30分程度のところ、約1時間中断して再開を待った。

終わってみれば理想的な展開となった。30日間で27試合が組まれる9月を良い形でスタートできた。とにかく勝って行って、ヤクルトについて行くしかない。11日に再び対戦するまで、目の前の勝利に集中して欲しい。

2日からはビジターゲームが6試合続く。特に2日からのマツダでの3連戦は、まずはとにかく3試合きっちりと消化したい。台風11号の影響で雨が予想されているが、台風本体が近づくのは来週火曜から水曜という予報なので、この日のように雨が強い時間があってもやり過ごして、何とか成立させて欲しい。

3試合消化できれば、今シーズンのマツダでの試合は全日程が終了する。10月3日以降に再び広島まで遠征することは避けたい。そうした中で、ヤクルトを追うために勝って行かなければならない。打線が早い段階で得点を取ることが求められる。

広島は初戦に大瀬良が先発する。はっきり言って、DeNAにしか通用しない投手になっており、8月12日の読売戦で3回5失点の結果で降板してから登録抹消となり、DeNAなら投げられるだろうという形でファームでの登板もなく先発して来る。疲労を取ったということなのだろうが、勝てるところに当ててきたのは間違いない。

相手防御率
読売5.63310161010
ヤクルト5.402011066
DeNA1.744303176
中日4.86633372120
阪神4.912011166
大瀬良の2022年セ・リーグ チーム別対戦成績

最近の対戦がないとは言え、ここまではっきりと1チームだけが抑え込まれているのは情けない。あまり得点力があるとは言えない中日、阪神でもこれだけの点を奪われている。何とか攻略して欲しい。

前回はヤクルトとの直接対決で5回まで無失点の投球も、6回に村上に3ランを浴びて全ての流れを作ってしまった大貫は、リベンジを期す。広島戦は相性が良いとは言えないが、先々週はハマスタで勝利を挙げている。いつも通り立ち上がりで得点を与えず、打線の援護を待ちたい。

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