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ファームの練習試合は中止 今永が故障でリハビリへ

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプは、17日にタピックスタジアム名護で日本ハムとのファームの練習試合が予定されていたが、雨天のため中止となった。1軍は練習日で午後はケース打撃に長い時間を割いた。第4クールで別メニュー調整が続いていた今永が、左前腕の炎症と診断され、嘉手納のリハビリ組に参加することが発表された。

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18日の練習試合も雨天中止か

この時期の沖縄は天気が良くないが、ファームにとって貴重な実戦機会を2試合失うことになりそうだ。17日は雨が降ったり止んだりという予報だったが、雨天中止が決定した。18日はアトムホームスタジアム宜野湾で中日戦が予定されているが、一日中雨という予報で、開催は極めて厳しそうだ。

17日に予定されていたオーダーでは、粟飯原が9番DHで出場予定だったので、彼のバッティングを見てみたかった。1軍の練習試合で結果を出した4番の小深田も楽しみなところ。

8 蝦名
9 関根
7 勝又
5 小深田
2 益子
4 伊藤裕
3 山下
6 田部
D 粟飯原
P 有吉、池谷、石川、加藤、スターリン(順番不明)

18日の練習試合では、大和が2番ショートで出場することになっている。紅白戦で良かった阪口も、今永が離脱するローテーションを争う活躍が期待される。

8 蝦名
6 大和
9 関根
5 小深田
3 山下
2 嶺井
D 伊藤裕
4 田部
7 勝又
P 阪口、有吉、石川、加藤、スターリン(順番不明)

1軍が休養日の18日は、若手にとっては活躍をアピールするチャンスだったのだが、どうやら難しそうだ。しかし、雨天中止の場合は宜野湾の室内で練習するようなので、1軍の首脳陣に存在感を示したい。

19、20日は1軍の練習試合が予定されている。何人かはファームから呼ばれると思うが、ファームの練習試合としては21日の沖縄電力戦、24日の中日戦の2試合のみとなる。ファームの選手のプレーも見たいので何とか開催できれば良いのだが。

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午後はケース打撃を40分交代で実施

1軍はこの日、練習日。実戦段階に入って来るので、1軍全員が練習となる日は、残りは21日の嘉手納での練習と24日の2日間しかない。

第4クール最終日は、午前中に投内連携を行った後、シート打撃に東、徳山、三浦が登板。東は順調な調整ぶりを見せた。東はこれまでもチェンジアップを投げていたが、中日の笠原から習得した別のチェンジアップを新球として試しているようだ。

「アズチェ」と「カサチェ」と名付けていたようだが、変化の仕方が異なれば打者の対応も難しくなる。シート打撃では大田をそれぞれのチェンジアップで打ち取り、打者の反応に手応えを感じていたようだ。今永の離脱で開幕投手の期待も大きくなるが、TJ手術明けで初めてフルシーズンを投げるので、まずはそのコンディションを整えることに注力してもらいたいと思う。

徳山は146キロをマーク。安打性の当たりもあったが、宮崎、前日活躍の神里らと対戦し、抑えた。ボール球を振らないと感じたようで、ゾーン内で勝負できるボールを磨きたいと今後の目標をコメントしていた。今後の実戦で登板することになると思うで、現状どれだけの投球ができるのか注目したい。

午後は、オースティンとソト、足の張りで別メニューの梶原を除く野手を2班に分け、40分ずつケース打撃を実施した。攻守交代で2セット。前日の練習試合では進塁打もあったし、知野が犠牲フライを2本打ち上げた。一方で細川はノーアウト1、2塁で2度も三振を喫してランナーを進められなかった。

石井コーチの意向もあり、昨年よりもケース打撃に時間を割いている。同じアウトになるにしても、得点に繋がる可能性が上がるアウトの取られ方を強く意識して欲しいところ。特に足が速くない野手が多く、強打者で打球が速いため1ヒットでも還れないケースが多い。1アウト2塁で打ち上げてランナーを釘付けにするのではなく、2アウト3塁となるように。2アウト2塁からでも還れないケースがあったので、難しいことだが最低限進められるような打撃を身につけてもらえたらと思う。

ベイスターズは打線は強力だから、を何度となく言われているが、確かに3割打者も多く、見た目も主砲が揃っている。だが、勝負所では相手も警戒して来るので、そう簡単に長打は生まれない。勝負所での1点が取れずに追い付かれた、逆転されたという試合は多い。

見た目や打率、本塁打数で良い打線と言われるのではなく、本当に欲しいところで得点が取れる打線として機能して欲しい。

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今永が左前腕の炎症でリハビリ組へ

第4クール初日のブルペン投球を回避し、別メニューで調整が続いていた今永だが、病院へ行き左前腕の炎症と診断されたため、次のクールから嘉手納のリハビリ組へ合流することになった。

「軽い」炎症であることと、投げようと思えば投げられるが大事を取って、ということが強調されていた。当然、無理をする時期ではない。左肩の問題と無関係な炎症であればいいのだが、少し心配になってくる状況だ。負荷をかけ過ぎたのか、左肩手術による何らかの影響があるのか。

開幕絶望という話もあるが、今後の回復次第だと思う。ただ、開幕投手についてはオープン戦序盤での登板も見込めない為、任せることはないかなと思う。東を筆頭に、大貫、ロメロ、濵口らで争っていくことになる。経験者の石田や若手の坂本らが名乗りを挙げてくれると嬉しいが。

今年は今永と東が開幕からいるから大丈夫と言われていたが、やはりケガというものは出て来てしまう。現状では長期離脱ということにはならない見通しなので、炎症の段階できっちりと回復させ、じっくり作り直して欲しい。最悪、開幕に間に合わず1~2週遅れても構わないので、その後のシーズンを通して投げられる状況に持って行って欲しい。

キャプテンが肉離れ、選手会長が炎症で離脱となったが、他の選手が頑張ってカバーして欲しいと思う。

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