スポンサーリンク

ハマスタでの声援も届かず惨敗 開幕4連敗

04/04 横浜DeNA0-9読売(ハマスタ)

素晴らしい立ち上がりを見せた濵口だったが、3回にブリンソンのソロで1点を先制されると、4回にも満塁からブリンソンに2点タイムリー二塁打を浴びた。5回に丸のタイムリーで4点目を奪われた濵口は5回で降板。3番手の坂本が1失点、9回には三浦がブリンソンに5安打目となる走者一掃のタイムリーを打たれ4失点。打線は牧が3安打を放つも繋がらず、完封負け。2年ぶりの開幕4連敗となった。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

試合開始前に.077という数字になっていた牧。甘いボールを見逃し、難しいボールに手を出し、強引に打ちに行く打席も目立っていた。ここまでの2年間でここまで酷い内容はあまり見ないくらいだった。

ハマスタに戻って来て、最初の打席で低めのストレートをレフト前へ運んだ。6回は2球で追い込まれたが、3球目のフォークを同じくレフト前へ運んだ。チームが苦労している、WBCでのチームメイトの戸郷から今季初のマルチヒットをマーク。さらに8回にも初対戦のロペスの初球スライダーをレフト前ヒット。3連戦で1安打と不振だったが、猛打賞で復調の兆しを見せた。

変化球を泳ぎながらもしっかりとヒットゾーンへ飛ばすことができたので、状態は良くなっているのだろう。あとは速球への対応で、右方向へ牧らしい大きな当たりが出れば、いつも通り打てるようになって来るのではないか。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

立ち上がりが課題の濵口が、初回は僅か8球で三者凡退。2回も同じく8球で片付けた。1イニングで20球を要することも少なくない濵口が、2回16球と別人のような投球を見せた。昨年後半も四球が少なく、比例して球数も減っていたが、それ以上に良い投球になっていた。

だが、3回1アウトからブリンソンに2球目のフォークをセンター左へホームランされ、暗転する。初球チェンジアップで空振りを取って、それよりも高く甘めに来たら、さすがに打たれる。開幕カードは9打数ノーヒットで8番に下がった新外国人選手を起こしてしまった。

4回は1アウトから岡本和、中田翔に連打され、坂本は打ち取ったが、大城を歩かせてしまった。前の打席で打たれているブリンソンがネクストにいる姿はチラついたかも知れない。警戒し過ぎて歩かせてしまっては意味がない。

ブリンソンにはカウント2-2からチェンジアップが落ち切らず、左中間を破る2点タイムリー。2球目は低めに決まって空振りを取ったが、勝負球が前の打席と同様に甘かった。相手が戸郷なだけに、キツい2失点となった。

立ち上がりが素晴らしかっただけに、非常に勿体ない投球になった。一発は仕方ないにせよ、4回のピンチは切り抜けて欲しかった。ブリンソンにやられたという形だが、7、8番のところだっただけに。

4点を追う展開になり、打線も繋がらない。京セラドームでは佐野、宮崎の1、2番が出ても3番以降が還せないという形だったが、この日は4番の牧が3安打したが、その前にランナーが得点圏に置けず、牧が広げたチャンスもソトが凡退して無得点に終わった。5回にソトが一本打てば、また違った試合になっただろうが、たらればを言ってもね。

ブリンソンに5安打を許したのは屈辱的。昨年は大田が5安打をマークした試合があったが、そういうことも稀にあるとは思うが、9打数ノーヒットで8番に入っていた打者なので、これは反省が必要だろう。

スポンサーリンク

キジ [Other]

京セラドームでの開幕3連敗から、切り替えてハマスタで勝利を、という試合だったが、オープニングセレモニーで佐野が飛んだことと、牧の猛打賞しかない試合だった。楽しみにしていたホーム開幕は、京セラドームでの3試合よりももっと酷い内容の試合になってしまった。

投打に精彩を欠いた試合で、どこから手を付けるかという状況だが、今季初めて先発が5回を投げたとは言え、4失点。先発投手の候補がたくさんいて、今永と大貫が不在でもローテーションを組めると言っていたが、先発がQSとは程遠い結果しか残せなかった。

この日も完封負けしているので先発が頑張っても、というのはあるが、先発が持ちこたえられないので苦しい展開になる。ソロで1点を取られ、次の回に2点の追加を許す。これまでと同じく、先発が最少失点で凌ぐことができないので、どうしても打つだけになってしまう。

京セラドームでは1戦目も3戦目も反撃し、一打同点の場面は作っていたが、この日はそれさえもできなかった。完敗だが、読売戦はあと2試合ある。すぐにやれることはないかも知れないが、1960年は6連敗から優勝したとか悠長に構えている場合ではないと思う。

当然ながらホーム開幕戦で素晴らしい快勝を見せて欲しいと思っていたが、戸郷が先発ということもあり、普通の調子ならなかなか得点を取れないだろうと予想していた。客観的に予想すると1-4で負けかなという感じだった。だが、終盤に三浦が打ち込まれ、打線が得点できずに0-9という予想以上の大敗になってしまった。

開幕第2戦に負けた時から4連敗スタートいうのはある程度、予想していた通りになってしまったが、シーズン中でも4連敗することはある。これだけでシーズンが終わってしまうものでもないので、落ち着いて目の前のプレーに集中して欲しい。

完封負けだったことでより批判が集中している打線については、監督・コーチと選手が話をして、納得して今の打順に入っているなら、ブレずに続ければいい。ただ、選手にやりにくさや迷いがあるのなら、やりやすい打順に戻してやることも選択肢の一つ。監督がどう考えるだろうか。

5日は平良が2年ぶりの1軍登板。何とか5回まで最少失点で行き、打線が初対戦のメンデスを攻略したい。

以下は開幕戦の現地観戦の様子。

関内駅北口にあるセルテ内の応援ボード。

平日の15時半くらいだが、ハマスタ周辺は人が多かった。開門前には列ができるほどだった。

この日の席は、2023年から新設されたパノラマBOXシート(19番は撮影のために移動したので、実際は別の席)。THE WING STAR SIDEの最上段にあるボックスで、66段目という高所にある。まだオープン戦で使っただけなのに、シートが若干汚れているのと作りが雑っぽいところは気になった。

眺めとしてはこんな感じ。ウィング席の最上段なので、グラウンドから距離はある。

BOXシートの後ろは、パノラマカウンターになっている。BAY SIDEのウィングでは立見席になっている場所だが、そこにベンチとカウンターを付けている。

ウィングの最上段から見た高さはこんな感じ。

オープニングセレモニーの準備が始まった。

スタメン発表。ビジター、ホームともに1人ずつコールされ、応援歌を歌うというスタイルが戻って来た。

クレーンが上がり、山となる部分が持ち上げられる。

YOKOHAMA STRIPEの青絨毯が敷かれ、炎とともに選手が飛び出して来る。

バックネット裏の最上段、ディスカバリーエリアからクレーンで持ち上げた星型の頂まで、張られたロープを滑るような形で、キャプテン佐野が空を舞った。試合に出る選手にこれをさせるとは驚き。

最後に三浦監督が加わり、選手たちの登場が終わった。

いよいよ試合開始。プロジェクションマッピングで横浜頂戦が浮かぶ。

貴重な.077の牧。

以前はI☆YOKOHAMAだったビッグフラッグが、横浜頂戦になって復活。

ダンスコンテストは、消灯して光の演出をしながら行われたが、これだとダンスが見えないのでは?恥ずかしさなく踊れる?

林のハマスタ初打席は、四球。

いいところなく敗れた。

大入り満員だったが、ベイスターズにとっては厳しい試合となった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました