06/27 横浜DeNA5x-4読売(ハマスタ)
3月30日以来の登板となった平良は、2回に大城卓のホームランで先制を許す。3回に桑原の今季1号ソロで追い付くと、4回には佐野が勝ち越し2ラン。5回にもオースティンのタイムリー二塁打で加点し、主導権を握る。平良は7安打されながら5回1失点にまとめた。しかし8回、ウィックがフェルナンデスのヒットと桑原のエラーで1点差とされ、続く岡本和に同点2ランを浴びる誤算。延長戦にもつれ込んだが、10回裏に宮崎がケラーからサヨナラホームラン。京山に2年ぶりの勝利が付いた。
ポジ [Good]
平良が、開幕2戦目の3月30日以来、約3か月ぶりの登板。その最初の登板は完封まであと1つという好投だった。非常に良いスタートを切ったが、一度登録を外れ、翌週はファームで登板。しかし、この時に肩の違和感が出て、長期の離脱になってしまった。
先週は金曜にファームで6回パーフェクトピッチング。中5日での1軍先発は意外だった。この日は、前回ほどの内容ではなかったが、5回まで7安打を許しながらも、大城のソロによる1点にまとめたのは良かった。
終盤に追い付かれて2勝目はなくなってしまったが、平良が戻って来て試合を作ったというのはチームにとっては大きい。少し早めに降板した形だったが、試合を作ってくれる先発投手として存在感を見せて欲しい。
桑原が、ようやく今季1号を放った。高めの変化球を打ち返し、打球はギリギリでスタンドに届いた。最初の打席で二塁打、9回はボテボテの当たりで内野安打。3安打で打率を上げた。6月は出番は限られているが、4割台と好調。夏到来で桑原の季節となるか。
佐野が4回に勝ち越しの2ランを放った。高めに浮いたフォークを弾丸ライナーでライトポール際へ運んだ。この日は筒香に代わってレフトで出場。期待に応えた。
そして、試合を決めた宮崎。ケラーとは通算6-3、.500で1本塁打と得意にしていた。2ボール1ストライクで、肩口から高めに甘いスライダーが入って来たところ、しっかりと合わせることができた。この日は3安打。先週は復帰したばかりで、内容も含めてあまり良くなかったが、しっかりとアジャストできた。ここから宮崎の状態が上がって来ると心強い。
サヨナラ勝ちで勝利投手となったのは京山。2022年以来、2年ぶりの勝利となった。10回表に登板し、同点2ランを打っている岡本和としっかり勝負し、スプリットで空振り三振に取った。大城卓は歩かせたが、岸田をストレートで押してファウルフライ。攻撃のリズムを作り、サヨナラに繋げた。こういう場面で京山が結果を残しているのは感慨深い。
ウィックが1アウトも取れずに同点とされた後、徳山がゴロ3つで簡単に抑えたことも、相手に流れをやらなかった。最初から徳山でいいのにはさすがに結果論が過ぎるが、そういった起用をしてもらえるように、また結果を積み上げて欲しい。
ヤジ [Bad]
ウィックが大誤算だった。ウェンデルケン、伊勢、山崎を欠いているベイスターズのリリーフ陣。現状のメンバーを考えると、8回にウィックを起用するのは妥当と思う。2番から始まるこの回を抑えられれば勝ちが見えて来るという場面だった。
吉川尚にストレートを打ち返され二塁打。フェルナンデスはカットをセンター前へ。二塁ランナーは一度止まったが、桑原バウンドを合わせ損ね、ファンブルする間に2点目が入った。岡本和に対しては1ボール1ストライクから、山本はインサイド低めのストレートを要求したと思われる。ミットを構えたところに投げていたが、きっちりと捉えられてしまった。
手が伸びる分、インサイドは低めが危ない。アウトサイド一辺倒になれば狙われてしまうので、インサイドも使わなければならないが、一発だけは避けたい場面で、コントロールが良くはないウィックに1-1からインサイドを要求したのは、あまり良い配球ではなかったかなと思う。
6回、7回のチャンスで決め切れなかったのも痛かった。効果的に得点を重ねて4点を取った打線は素晴らしいが、6回の筒香、7回の宮崎にあと一本出ていれば、試合は決まっていた。反撃の余地を残してしまったことは悔やまれる。
キジ [Other]
待望の今季初サヨナラ勝ち。ホームゲームで借金11ということもあり、延長戦に入って、なかなかこの試合を取るのは厳しいのかなと思っていたところで、宮崎が一撃で決めてくれた。チャンスを作ってもなかなかあと一打が出そうな雰囲気もなかったので、ホームランというのはこういう場面では大正義。
中盤で4-1となり、そのまま終盤を迎え、これは取れそうな試合という雰囲気の中で、ウィックが1アウトも取れずに3点差を追い付かれるというショッキングな展開となったが、終わってみれば最高に盛り上がる幕切れ。新潟と1日置きの2戦で、何とか1つ取れた。読売戦は5連敗で3勝6敗になってしまっていただけに、この1つ取れたことは非常に大きかった。
9回に桑原が内野安打とエラーで二塁に進み、度会に回った時には、10試合連続ヒットとともに今季初のサヨナラをもたらすのではないかと期待したが、ショートの後方に落ちそうな打球を門脇がよく捕った。ランナーはスタートできていないし、外野も前に守っていたので、落ちたところでサヨナラ打にはならなかっただろうが、残念だった。連続ヒットは止まったが、7回に四球も選べていたし、守備でもファウルフライを好捕。まだまだやってくれそうだ。
28日からはバンテリンドームに移動し、3連戦。初戦は高橋宏斗との対戦となる。今の彼から得点するのは簡単ではない。ジャクソンは前回も無失点に抑えながら援護が1点もなかった。今回も我慢の投球になりそうだ。
この日は、会社の同僚と現地。アテンドに専念したので、Xのポストと写真撮影は少なめになった。
田舎出身だから読売しか見られなかったし、昔は読売ファンだったと話していた同僚だが、BAY SIDEで観戦してもらった。ハマスタに来るのはかなり久しぶりということで、イニング間イベントなど、今はこんなことをやっているのかと楽しんでもらえた。屋外球場はやはりいいねとベイスターズオリジナルビールを飲みながらと野球観戦。雨も落ちて来ず、こちらにとってはサヨナラ勝ちで最高だった。
平日のナイターなので、チケットの発売からしばらく経ってから取れるだろうと思っていたが、内野の高い席からなくなっていた感じ。せっかく行くのでグラウンドに近い席で、というリクエストだったが、並びの席はFBくらいしか取れず。ネットは邪魔だったが、東京ドームだとなかなかこういう場所では見られないと満足してもらった。
ライトの度会も近く、個人的には良かった。ドッカーン!Fly CatchでdianaのSaeが挑戦中。
再来週に迫って来たスターナイトのビジュアルがコンコースに。
筒香の登場には盛り上がったが、追加点はならず。
ブレてしまったが、ウォーターシャワーの瞬間
リボンビジョンはSAYONARA
サインボールを投げ込む宮崎
花火まで観てもらえて良かった。
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