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番長登板で無死満塁斬り 新ユニのサプライズも

横浜DeNAベイスターズは11月23日、横浜スタジアムでFAN FESTIVAL 2024を開催。横浜公園、日本大通りも使って様々なイベントを行い、ハマスタに33,096人、周辺には約18,000人と述べ5万人ほどが集まった。ガチンコ野球対決では、ノーアウト満塁から三浦監督が登板し無失点で抑えて観客を沸かせた。最後にはホームユニフォームが変わることがサプライズ発表された。

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ハマスタの様子

この日は晴天に恵まれたが、冷たい強い風が吹いていた。陽射しがあると暑いくらいだったが、日陰は一転して寒いという気候だった。

一般発売で訳ありの外野席を押さえたので、スコアボードは見えないという席。

到着時点で心技体を競え!B☆MATCHに入っていた。11:50集合で日本シリーズ優勝ペナント展示見学の抽選が当たっていたので、少し観たところでライトスタンド後方の回遊デッキへ向かった。

ペナントの展示の後に一旦席に戻るところで、ちょうど度会がスーパーサイヤ人のコスプレで熱唱。

橋本との勝負では2-1で敗れた。確かに橋本の歌も堂々としていて良かった。

日本大通りの様子を見に行った後、内野コンコースへ。試合の時は多くの人がスタンドに座っているのだが、イベントやブースへ移動する人たちでコンコースは溢れ返っていた。

サンスポのブースでは日本一特集の特別版やBay☆スタ最新号を販売していた。

席に戻ると、dianaのパフォーマンスが終わり、最終決戦!ガチンコ野球対決!の準備中で、東、大貫、森敬、梶原のトークが行われていた。

ハマスタの外で行われているイベントへ移動する選手たち。庄司、平良らと、スコアボードの映像を見ながら歩く入江。

いろいろ見て回っていたので、あっと言う間に最終決戦!ガチンコ野球対決!が始まったという感覚。東克樹が監督を務めるTeam Blueと、山本祐大が監督を務めるTeam Whiteの対決。あずゆうバッテリーが今年もチームを分かれて、意地の張り合いという対戦。

今年限りで退団ということで、最後の審判を務める齋藤俊介ファームマネージャーからボールを受け取る、Team Blue先発の度会。

Team Whiteは、1番がショート筒香で、2番もレフト筒香というオーダーで笑いが起きていたが、本当に2度打席に入った。最初の打席は見事にレフトへ柵越えを放ったが、OUTの位置に止まりアウトに。2打席目は打ち上げて内野フライだった。

イニング間のイベントも例年通り行われた。

ハマスタバトルでは、戸柱チームが前年の雪辱を果たした。dianaチームは、第一走者をスタジアムDJの山田みきとし氏にしたが、バトンがうまく渡らずに大きく遅れた。戸柱チームは山崎から松尾へバトンタッチ。余裕を持ってトバちゃんジャンプでゴールインとなった。いつも通りハンデでdianaが外側を走ったが、普通にdiana3人で良かったかなと思った。

恒例のルーキーによるダンスも。今年のルーキーは、度会を筆頭に庄司や石田裕など陽キャが多いのでどうなるかと思ったが、井上や石上を含めて来年へのハードルをまた上げる結果となった。写真では何も伝わらないので、どこかの動画を参照。

東監督が使った満塁カードで二塁ランナーに指名されたバート。その後、Team WhiteのベンチでカツしかないフェスのカツBARTになっていた。

ノーアウト満塁の場面で、東監督が「代打・三浦監督」のカードを使うも、山本監督も「投手・三浦監督」のカードで応酬。観客の拍手の大きさでどちらか選ぶことになり、三浦監督の登板が実現。東監督が代打・俺で打席に入るも、スローボールで空振り三振。その後、知野と伊藤光も凡退し、ノーアウト満塁を無失点で抑えた。マウンドを降り「みんな分かってるな」とコメント。

三浦監督の好投もあり、Team Blueが逃げ切り。これまた恒例の土下座で泣きの1イニング延長。

延長4回裏は、東監督が守備は守りたい人が守っていいよの謎采配。結局、普通ではありえない数の選手が守備に就いた。しかし、入江の打球はお見合いでヒットにしてしまった。京田のホームラン+2点で同点とし、佐々木千隼のヒットなどで2アウト満塁としたが、最後は堀岡が痛烈な当たりもセカンドライナーで試合終了。

引き分けかさらなる延長かと思ったが、ここで山本監督が最後のカードを出し、それが「相手チームの得点 -1点」でまさかの決着となった。鬼越トマホークの金ちゃんの幻のホームランなど、いろいろと楽しめる内容だったと思う。盛り上がって良かった。MVPは起死回生の同点ホームランを放った京田。

ファイナルセレモニーでは、選手からのサプライズとして、選手がスタンドを歩いて直接ファンに感謝を伝えるという企画。

ライトスタンドは、松尾、宮城、神里の3選手だった。その模様は動画で。

最前列、あるいは通路側のファンはハイタッチもできて良かったのではないか。

スタンドでのファンサービスを終えてグラウンドへ戻って来た中川虎、度会、西巻。レフトスタンドだったのか?

2023年は全選手がグラウンドを一周したので同じと思っていたが、これはサプライズだった。ただ、選手が通った通路から遠いファンはいずれにせよ見られないのと、一部の選手しか見られないので賛否両論はありそうな気がした。でも、やってみようという試みは良かったと思う。

これで2024年のファンフェスは終了。日が当たっている間は良かったが、日陰になると強めの風もあって一気に寒くなった。三塁側、レフトスタンドは早くから日陰になっていたので、寒かったと思う。

2024年は、ファンフェスでの新入団選手の紹介はなく、別途12月7日にBRAND NEW STAR EVENT 2025として横浜市内で行われる。度会が2023年のファンフェスで早くも一曲歌ったのは貴重だった。

当日のハマスタでもファイナルセレモニーで流れたハイライトが、球団公式You Tubeチャンネルで公開されている。

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日本シリーズ優勝ペナント展示

20日に、ファンフェスのチケットを持っているBlue Mates会員に案内された、日本シリーズ優勝ペナントの展示。大変な混雑が予想されることと、選手との触れ合いなどのイベントに申し込んだ方は時間の都合もあるということで、30分ごとに時間を区切って抽選し、当選した人だけが見られる形をとった。急遽の連絡だったので、知らなかったとか抽選に間に合わなかったという人もいるのでは。

12:00~12:30の回に当選したので、11:50に展示場所へ向かった。まだ11:30~の回をやっていて、12:00~の回は既に列が長く伸びていた。12:10くらいになってようやく列が動き出し、12:20くらいに観ることができた。

展示場所はライトスタンドの後方の回遊デッキ上。衝立の中に展示物がある。

クライマックスシリーズの優勝シャーレ。どうしても人が映り込んでしまう。

日本シリーズ第6戦のウィニングボール。

遠藤メンタルスキルコーチによる勝利のシールでおなじみマインドスイッチ。

日本シリーズの内閣総理大臣杯。

優勝ペナント。陽当たりの関係で撮影している人の影が映り込んでしまう。横幅が長いので去り際にももう1枚。

当選人数と30分でこなせる人数が合っておらず、最初の方で時間が押してしまったためか、ニュースにも当選メールにも書いていなかったのに「動画の撮影だけにして止まらないでください」とアナウンスしていた。急な変更はやむを得ない部分はあるが、それはさすがにない。なるべく止まらずに展示物ごとに1枚程度にして撮影した。そのためちょっとズレたりしている。

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横浜公園の様子

ちょうど日本一のペナントを見学する列に並んでいるタイミングで、横浜公園内の特設ステージでdianaのパフォーマンスステージ。上から観ているこちらにも手を振ってくれた。

シーズン中の試合前のように、ステージから戻る際には人だかりの中に花道ができていた。

いつもながら、ステージを終えた後も笑顔で手を振りながら移動するdianaは素敵。

横浜公園のステージはあまり観ることができなかった。こちらはハマスタのチケットがなくても観られるイベントとなっていたので、チケットを入手できなかった方も含めて多くの人が集まっていた。BAY WAN!だふるトークショーの第一部が行われていて、益子、石田裕、知野が参加していた。

誰がいるのかまでは見えなかったが、外野の回遊デッキから少し様子が見えた。代打!店長として選手がビールを注いでくれるブースもあった。

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日本大通りの様子

2023年のファンフェスでは、日本大通りでも若手のトークショーをやっていたが、2024年は展示がほとんどになっていた。

奥に見えるのがハマスタの照明塔。この位置からハマスタまで、日本大通りを車両通行止めにして開催している。

翌週の30日に開催されるパレードのための交通規制を知らせる看板。パレードはこの位置を通ってハマスタでフィナーレを迎える。

優勝記念フォトブースでは、ファーム日本一、日本シリーズ優勝の集合写真の巨大パネルと一緒に撮影ができる。また、ファンフェスの冒頭で三浦監督が青いダルマに右目を描き込んだが、それも飾られていた。一緒に撮影するには少し列ができていた。

ファーム日本一。

ハマスタでの日本一。

青いダルマ。

I☆KANAGAWA #○○からやってきましたのMAP。参加者は赤い丸シールを自宅の場所に貼って行く。やはり横浜市が一番多く、西区と中区が中心。

ナンバー89のスターマン号も。

右側に飲食ブース、左側にはカプセルトイ、いわゆるガチャが並ぶ。

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その他

最後に三浦監督が挨拶し、その中で「来シーズン、新しいユニフォームとともにまた一緒に戦って行ってください」とサプライズ発表をした。

ホームユニフォームは2023年から現在のデザインとなっている。「新ユニフォームをまとい、ただひとつの頂へ。」をテーマに、YOKOHAMA STRIPEと名付けられた5本の線が、セ・リーグの各チームを追い抜き頂点へ向かうという意味が込められている。日本一になって、YOKOHAMA STRIPEは一つの役割を終えたということか。日本一には違いないが、リーグ優勝もしていないのに、各チームを追い抜いたと言えるのだろうか。

個人的には、最初から従来のストライプをなくすことは反対で、今もってデザインは好みではないので、戻すなら歓迎だ。日本一のエムブレムを入れつつ、全然違う形になることもありうるが。一部で今年のSTAR☆NIGHTユニフォームにすれば良い等の声もあるが、それは不可能だ。

野球規則に「各チームは、ホームゲーム用として白色、ロードゲーム用として色物の生地を用いて作った2組のユニフォームを用意しなければならない。」と定められている。STAR☆NIGHTなどのイベント時に白色でないユニフォームを着る際には、NPBに許可を取って限定的に着用しているのであって、常時使うホームユニフォームとしては認められない。

新デザインの発表は、今年の新ビジターユニフォーム、そして2023年の現在のホームユニフォームもそうだったように、来年の春季キャンプ前にスローガンと一緒に発表となるだろう。来年の発表を楽しみにしたい。

ファンフェスの個人の感想としては、かつてほとんどのファンが無料で参加でき、グラウンドに降りられた時代とは大きく変わったという印象。選手との触れ合いは追加の費用がかかる部分に文句も出ているが、希望する人が多く、運営の為の人員や準備の経費を考えればやむを得ないと思う。指定席についても同じで、そこまで高い値段にはしておらず、ある程度制限をかけないと収拾がつかなくなってしまうので、このやり方が妥当なところではないか。

個人的にはサインにはあまり興味もないし、選手に触れあいたいわけでもないので、ちょっと面白いことをしてくれて、いつもと違った選手の様子が見られれば満足。

ただ、こういうイベントの際にスコアボードが見られないと楽しみが減ってしまうので、スコアボードはそろそろ全面改修して薄型にして下げてくれないかな。ライトとレフトを行き来することがないので、回遊デッキを潰さない程度には後方へ下げられるはずだし、あんなに分厚い意味はない。少し下がれば外野からも見やすくなる。

そして、当初BAYディスカバリーエリアの横にあるビジョンは、もっと大型のものに変わる予定図を見た気がするが、これは昔からずっと変わっていない。スコアボードの改修が難しいならここにカラービジョンを設置して欲しい。法律や建築の関連で断念したのかも知れないが、ここで小さくても見えるだけでだいぶ違うと思うのだが。

ハマスタは、2024年11月下旬から2025年2月下旬に、グラウンド整備工事を実施することが発表されている。人工芝の張り替えがメインと想像されるが、コロナの影響から完全に観客数も戻って来て、日本一を勝ち取った中で、横浜市庁舎跡地のBASEGATE横浜関内だけでなく、ハマスタのインフラ面もさらに充実させてもらえると嬉しい。

来週は日本一優勝パレード。幸いなことに観戦仲間が特別観覧エリアのチケットを当ててくれたので、ハンマーヘッドで観ることになりそう。最前列ではないが、良いところで観られるので、可能であればその様子もお届けしたいと思う。

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