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2試合連続の2桁得点 宮崎にも1号、序盤で圧倒

05/20 横浜DeNA10-2中日(ハマスタ)

初回、牧が7号ソロを放って先制すると、2回には山本と桑原のタイムリーで3点を追加し、大野をKO。3回にオースティンの2号ソロ、4回には宮崎が今季1号3ランを放ち、序盤に打線が爆発して9得点をたたき出す。先発のケイは10安打を浴びながらも粘り強い投球で、7回2失点。HQSで4勝目をマーク。6回に宮崎の内野ゴロ間に1点を追加し、2試合連続の2桁得点。終盤は山崎と中川が締めて大勝。

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ポジ [Good]

ケイが7回2失点のHQSをマークし、4勝目を挙げた。初回は2安打を打たれたが後続を断った。1点をもらった2回表は先頭を歩かせてしまったが、併殺で切り抜けた。2回裏に3点の追加点をもらった後の3回はきっちり三者凡退で片付けた。

味方が3回、4回にも追加点を奪い、今季初めて大量援護の中での投球となった。防御率でリーグトップに立っており、まだ今季ハマスタでは無失点という好相性でさらに数字を伸ばすかと思われたが、6回にボスラーのタイムリーで失点。続く山本のライナーはケイが良い反応でキャッチ。最少失点で凌いだ。

7回も続投したが、濱にプロ初ヒットとなるタイムリーで2点目を許した。2点以上取られるのは4月19日の中日戦以来で、この時が今季唯一の黒星。今季の自責点6は全て中日戦だが、2勝1敗。この日もHQSとは言え2桁安打を許しているし、中日戦は苦手な方なのかも知れない。

2番手の山崎は8回を三者凡退で片付けた。150キロのストレート、140キロ弱のスプリット(本人が言うツーシーム)に加えて、120キロ台のチェンジアップを投げていた。150キロ後半のストレートで空振りが取れるなら別だが、現状でストレートとスプリットだけで抑えるのは難しい。この日は点差もあったので試したのかも知れないが、奥行きも含めチェンジアップでタイミングを外す投球を競った場面でもできるようにして欲しい。

中川虎が9回に登板。3月29日の開幕戦以来の登板となった。登録抹消になった背景も分からないのだが、ファームで10試合、防御率0.90の成績を残して一軍に戻り、ようやく出番を得た。いきなり3ボールにした時はどうなるかと思ったが、ストレートの走り、フォークの落ちは悪くない。終わってみれば3者連続三振の締めだった。少しずつ結果を積み上げて役割を上げて行きたい。

打線が序盤から猛攻を見せた。初回、牧が浮いたツーシームを完璧に捉え、レフトポール際の上段へ先制ホームラン。この日もマルチヒットで状態は確実に上がって来ている。

2回は山本がタイムリー。3回には犠牲フライで2打点。松尾の活躍に刺激されているのか、日曜に続きバッティングで結果を残した。経験、守備力ではアドバンテージがあるので、お互いに刺激し合いながら高めてもらいたい。

さらに1アウト満塁から桑原が、ピッチャー強襲の2点タイムリー。打った瞬間、併殺打かと思ったが、やや球足の速いゴロが大野の右足に当たり、打球方向が変わった。ショートの山本が逆を突かれる形になって2者が還った。先週から今週にかけて状態は下降気味かなと思うが、何とか一本打っているうちに戻して行きたい。

3回は、オースティンが2号ソロ。根尾の速球をライトへ打ち返し、スタンドまで運んだ。そこからヒットが2本続き、3安打猛打賞。1割台の打率に低迷していたが、ホームランが一本出て一気に上り調子。4番の状態が良いと心強い。

そして、みんなが心配している宮崎。神宮で復帰し、今年はなかなか出ていなかった長打も出た。この日は1、2打席目でレフトへのヒットを放つと、3打席目には根尾のアウトサイド高めのストレートに合わせ、打球は風にも乗ってライトスタンドへギリギリ飛び込んだ。ようやく出た今季1号。

ホームランバッターではないとは言え、年間で10~20発を放つ打者にとって気になるだろう。これで少し肩の荷が降りて、宮崎らしいバッティングがもっと見られるようになるのではないか。

佐野は2つの四球とマルチヒットで4度出塁。5番だがこの日は繋ぎとチャンスメイクとなり、宮崎と山本のところでの得点に繋がった。直接打点を挙げていないが、大量点への貢献度は高い。

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ヤジ [Bad]

序盤からの猛攻、ケイは大量援護を背にしっかりとHQSをマーク。6連戦の初戦で勝ちパターンを温存し、相手に流れを渡すことなく完勝した。文句なしの試合だった。

ここ最近活躍を見せていた林が登録抹消となった。試合のない月曜日ではなくこの日に抹消されたことから、長くかかるわけではないかも知れない。数日で試合に復帰できる状況ではないし、無理をする時期ではないので一旦登録を外して治療に専念ということかと思う。足が魅力の選手なので、下半身のケガであればなおさらきっちり治した方が良い。残念だしこのタイミングは勿体ないが、早期復帰を願いたい。

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キジ [Other]

BLUE☆LIGHT SERIES 2025の初戦、試合前にmiwaさんのミニライブが行われ、デーゲームのような明るさが残る17:30に試合開始。ケイが初回に2安打を許しながらも凌ぐと、ベイスターズの猛打ショーが始まった。

ここは神宮球場なのか?というくらい、打球が飛んで行った。強風の影響ももちろんあっただろう。初回の牧の一打は、当たった瞬間に音でスタンドまで行くと確信できたが、西日が強く、サングラスをしていたが打球を見失った。どこに落ちたかは見えていなかったが、塁審が手をグルグル回していたので、先制ホームランと分かった。

オースティンの右方向の打球も今まで以上に伸びた印象。宮崎の3ランは風の影響が大きかったかなと思う。ギリギリでライトスタンドに届いた。序盤でここまで圧倒するのは、最近ではなかなか見ていない。大野は、ツーシームが浮いてしまう日は打ち込まれるが、まさにそれだった。打球が当たってしまったこともあり、1回1/3で降板となった。

6連戦の初戦で圧勝したことで、オースティンや宮崎を早めに下げることができたし、勝ちパターンの投手たちも肩をほとんど作ることなく温存できたのではないか。これを2戦目以降に生かして行きたい。

2戦連続の2桁得点は見事。この日は大野が不調だったし、いわゆる敗戦処理というポジションの投手のリレーになったことは差し引きすべきだろうが、それでも不振の打線だったらこうは行かない。オースティン、佐野に続いて宮崎にも今季1号が出て、チーム全体にも安堵感が出てムードは高まっている。

2戦目はバウアーと三浦が予告先発として発表された。前回、中6日で先発し6回94球で6失点だったバウアーは、本人が希望しこれまでも結果を残して来た中4日での先発。「投手陣も、私を除けば本当に粘り強い投球をしている」と自虐コメントを残しているが、ここで再びこれぞバウアーという投球を見せて欲しい。

3戦目は順番通りならジャクソンが、この日はハマスタで石田裕が合流していたようだ。前半のカードに偏り過ぎているので、木曜の3戦目に石田裕もしくは大貫、金曜のマツダでジャクソンということも考えられる。来週の火~木はビジターで首位・阪神戦なのでそこに重きを置くのか、前回スイープされたマツダで勝つべくジャクソンを回すか。ハマスタでは勝っているとは言え、2位広島も手強い相手。

三浦とは初対戦となる。ソフトバンクから移籍し、結果を残して支配下登録され、5月1日の阪神戦でプロ初勝利をマークしている。2月15日の練習試合では対戦しているようだが、その時とは状況が大きく異なる。今季は左腕を相手に苦戦していたが、石川、大野とベテランを撃破した。打線に生まれた勢いをこのまま維持してバウアーを援護したい。

それでは少し写真を紹介。

この日は昼間、かなりの強風だった。夜にかけてだんだんと弱まったが、風の後押しでホームランも見られた

快晴のハマスタ。ちょうど太陽がBASE GATE横浜関内の後ろに隠れ、ライトのポール付近の広い範囲が日陰となった。かつて一塁側は日没まで直射日光が照りつけたが、軽減されそうだ

リリーフカーでmiwaさんが登場。ベイスターズの選手たちもアップをしながら試合前のライブに耳を傾けた

中日ベンチもトワイライトライブを鑑賞。真正面の特等席で観るマスコットたち。キャッチボールは桑原

ペンライトが配布されるBLUE☆LIGHT SERIESは、やはり青く光るスタンドがキレイ

ヒーローインタビューはケイ、牧、宮崎

快勝の後のBLUE☆LIGHT LIVEは格別

中華街のお店で軽い祝勝会

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