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デュプランティエに手も足も出ず3安打完封負け

07/05 横浜DeNA0-3阪神(ハマスタ)

先発の大貫は4回表、2アウトランナーなしから大山、前川に連打されると、熊谷にレフトオーバーの2点タイムリー三塁打を浴びて先制を許す。4回裏は先頭の桑原が二塁打で出塁も、度会がバントを失敗。佐野と牧も打ち取られて無得点に終わる。大貫は6回にも熊谷のタイムリーで3点目を奪われる。打線は、デュプランティエに僅か3安打。

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ポジ [Good]

若松がプロ初登板。3点ビハインドの9回表、8番からの打順で投手のデュプランティエも打席に入る状況ではあったが、三者凡退に抑えて堂々のデビューを飾った。

ストレートは150キロをマークしていて、オープン戦よりも力強く見えた。坂本はフォークで内野ゴロに打ち取り、あとは完投に向けて投げるだけのデュプランティエは1球も振らずに見逃し三振。近本はペイオフピッチでインサイドのストレート。差し込んでサードゴロに取った。フォークはあまり良くなかったが、ストレートの力で押せたかなと思う。

今後、重要な場面で投げられるようになるには変化球の精度が求められるだろうが、今年のルーキーとしては最初の登板となり、まずは順調に一歩目を踏み出した。

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ヤジ [Bad]

大貫は悪くもなく良くもなく。6回3失点はQSなので先発の役割は果たしたと思うが、この日の相手のことを考えれば最少失点で行きたいところではあった。

4回、森下と佐藤輝を打ち取って2アウトランナーなしとなってから大山と前川に連打を許した。最初の打席で併殺打に取っている熊谷を抑えたいところ。初球のスライダーはやや抜けて浮いたがストライク。しかし、3球目のスライダーは完全に抜けて2ボール1ストライクとなった。

4球目もスライダーを続け、真ん中に入って来たところをレフトのフェンスを直撃する長打とされた。あわや3ランで、ジャンピングキャッチを試みた井上が弾く間に三塁打となった。それ以前もスライダーが抜け気味で浮いて来ていたのに、この場面でスライダーを続ける意味が理解できない。

戸柱としては、3球目のスライダーが抜けたこと、2ボール1ストライクとなったことから熊谷がストレートを狙って来ると思って裏をかいたのだろうか。前の打席でスプリットを打って併殺打に倒れているので、スプリットをマークしているだろうという読みもあったかも知れない。

大貫にしてみればストライクを取りに行きたいカウントで、抜け気味になっているスライダーを修正しなければならない。腕を振り切れず、肩口からのスライダーという一番飛びやすいボールになってしまった。リードに正解はないが、スライダーの選択はリスクが大きかったように思う。

6回にも大山、前川の連打でノーアウト1、3塁とされ、今度は熊谷にスライダーを使わずにスプリットで勝負したがファウルにされ、ツーシームで詰まらせ切れずにライトの前に落ちるタイムリー。この日は3打点を全て熊谷に叩き出される形になった。後続は断って3点で留めたが、流れは完全に阪神という試合になってしまった。

打線はデュプランティエに全く手も足も出ず、3安打で完封勝利を許した。試合前から点を取るのは難しいだろうと思っていたが、2回までを見てそれ以上に厳しい現実を思い知らされた。3回に石上がようやく初ヒットを放つも、大貫のバントはフライとなり送れず。それなら盗塁で進めようという考えも当然見透かされ、石上が牽制で刺される始末。はっきり言ってレベルの低い野球。

そして、4回表に2点を先行された直後、先頭の桑原がレフト線への二塁打で出塁する。この日の2番は佐野ではなく度会だったが、バントのサイン。初球、膝元のカットボールを見送ってボール。2球目をバントしたが、ほとんど転がらずにキャッチャーが捕って三塁へ送球。クロスプレーどころか桑原が途中で止まるくらい全く間に合っていなかった。

桑原がランダウンプレーで粘る中、度会が何とか二塁へ行き、タイミングは際どかったがリクエストでも覆らなかった。先日も度会がバントを失敗しており、それはピッチャー前に転がり過ぎて二塁で封殺される形になった。この日は打球を殺すことを意識して、今度は殺し過ぎてしまった。

度会にこういう場面でのバントを練習させたいなら分かるが、2点を先制された直後に取る作戦ではないと思う。百歩譲って1点差だったら分からなくもないが、それでも2番に度会を入れた意味はどこにあるのだろうか。デュプランティエがあまりにも良かったので、まず1点でも取らなければという考えは見えるが、2点取られた直後の4回裏では批判が集まるのは無理もない。

結果的に僅か3安打に抑えられて完封負け。度会のバントが決まっても1点も入らなかったかも知れないし、不本意ながら1アウト3塁の内野ゴロ間くらいしか得点できなかったことを証明してしまった。

前日、梶原のバント失敗から繋いだもののノーアウト1、3塁からスクイズのファウルもあって無得点に終わったが、「何かを変えなければ」の答えはこういうことなのか?こういう場面で着実にバントを決め、まず1点を返す野球が目指すところ?度会にはバントで送る2番になって欲しい?迷走しているようにしか思えない。オフェンスチーフコーチ、ベンチコーチはどんなプランを示し、監督がどう判断したのか。

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キジ [Other]

チーム防御率は1.94とまた数字を上げた阪神投手陣。先週の週末は3試合連続完封負けで、阪神戦よりも点が取れないのではないかと感じたが、やはり阪神も投手陣が群を抜いている。この日のデュプランティエはいずれにしても攻略は無理だったかなと思う。バウアーにやって欲しかった投球をまさに見せ付けられている。

デュプランティエは最初に投げた時から能力の高さを見せていたが、投げる度に成長が見られる。前回対戦ではリリーフを使いこんでしまったという背景はあったが、初めて7回のマウンドに上げて打たれたという登板だった。その経験が交流戦で彼をさらに成長させ、奪三振率も含めて手の付けられない投手になって来た。

あれだけの球威がありながら四球はなく、変化球のコントロールもまとまっている。追い込まれると三振を取られる可能性が高いので、若いカウントで仕掛けるしかないが、カウント球も捉えることはできなかった。9三振を奪われながら、マダックスを何とか回避するのが精一杯だった。

ハマスタでは4月にもスイープされているが、二度目のスイープは回避したい。3戦目はジャクソンと伊藤将のマッチアップだが、伊藤将は前回ヤクルト戦で完封している。6月に一軍に上がって防御率は0.39と昨年の不振を払拭する投球を続けている。もともと苦手にしていた投手であり、3戦目もなかなか得点が取れない試合が予想される。ジャクソンに踏ん張ってもらうしかないが、限界はあるだろう。

デュプランティエとは異なり、コントロール良く多彩な変化球を配球し、打ち取る投球をして来るので、強引に打ちに行くのではなく、センターから逆方向へ打ち返す基本を徹底すべきだろう。既に優勝は見えなくなっているが、意地を見せて欲しい。

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