スポンサーリンク

大瀬良を攻略、2回一挙5点 東は12勝目

08/20 横浜DeNA7-4広島東洋(ハマスタ)

2回、山本の二塁打などで1アウト2、3塁とすると、三森と京田の連続タイムリーで2点。さらに東がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打、佐野のタイムリーでこの回に大瀬良から5得点。東は3回に末包、4回に二俣の犠牲フライで1点ずつ奪われ、5回にはファビアンのソロで2点差とされる。6回に林とオースティンのタイムリーで追加点を挙げると、継投で広島の反撃を1点に抑えて逃げ切った。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

山本が大瀬良攻略の口火を切った。2回先頭のオースティンが、バットの先に当たったボテボテのゴロが内野安打となり、5番起用の山本が真ん中に入って来たカットボールを捉え、あともう少しで先制2ランというフェン直の二塁打。リボンビジョンの上部に当たったが、しっかり捉えた快打だった。

3回、5回にもレフト前へキレイに打ち返し、好調さを見せ付けた。3安打猛打賞で8月は打率.478、OPSも1.269の大暴れ。蝦名が素晴らしい数字を残しているが負けていない。ただ、キャッチャーは併用で打数が少ないので、月間MVPとなると現状はまだ難しいか。このまま維持して良い形でシーズンを完走して欲しい。

2回に山本の二塁打でノーアウト2、3塁となったが梶原が三振。得点できるのか怪しくなり始めたところで、三森がフォークをバットの先で拾い、フラフラとしたフライがセカンドベース付近でバウンドし、そのままセンター前に抜けて行った。当たりは良くなかったが、チームにとっては価値ある先制タイムリーになった。

前日の8回にバントを失敗し、敗因の一つとなった。宮崎がベンチスタートとなりスタメンのチャンスを得て、何とかしたいという気持ちは感じられた。セカンドでもファインプレーを見せ、攻守に渡る活躍だった。

続く京田のタイムリーも試合の方向性を決める上で非常に価値のある一打だった。三森がスタートした中で打ちに行って、一二塁間を鋭く破って行った。

東の2点打に続き、佐野がタイムリーを放って5点目をもたらした。真ん中に入ったカットボールを捉え、鋭いライナーのヒット。打球が上がればホームランになったかも知れない。この日はマルチヒットだったが、9回表2アウトから坂倉の一塁線への打球をダイビングキャッチ。レフトでもスライディングキャッチを見せていたが、この日は守備での貢献が非常に大きかった。

2点差まで追い上げられた6回、桑原のヒットと盗塁、蝦名が着実に進塁打で作った1アウト3塁のチャンスで、林がストレートをきっちりとレフト前へ弾き返し、貴重な追加点となるタイムリー。守備で自らのエラーが失点に繋がったが、それを取り返した。この日は2番に入ったが、4試合連続打点と今までにない活躍を見せている。還すタイプの選手ではないが、こういった勝負強さはレギュラー獲りには必要なので、続けて行きたい。

5点の大量点をもらった東だが、この日は立ち上がりから本調子ではなかった。1アウトからファビアン、小園の連打を許し、2アウトから坂倉に粘られ、何とか8球目で打ち取り無失点で凌いだ。しかし、初回から23球と東にしては球数が嵩んだ。

2回は三者凡退だったが、5点をもらった直後の3回には先頭の大瀬良に四球。東の投球とは思えない内容だった。1アウト満塁で苦手としている末包という厳しい場面となり、4球目のカットボールを打ち返されたが、打球はセンターのフェンスギリギリで梶原が捕った。僅かにバットが下に入ったが、紙一重のところでグランドスラムだった。

1点で凌いだことで乗って来て欲しかったが、4回も先頭のモンテロを歩かせた。菊池に繋がれてノーアウト1、2塁となったが、後続3人をフライアウトに取り、この回も犠牲フライでの1点で凌いだ。最少失点で止められるところが最多勝を獲れる投手たるゆえん。

5回にはファビアンへの初球、インサイドのカットボールを上手く捉えられ、打った瞬間のホームランという打球はレフトスタンド中段に突き刺さった。やや中へ入ったかも知れないが、インサイドを上手く捌いたファビアンが見事だった。ファビアンはこの日5安打で、手が付けられなかった。

初回から立ち直りの兆しも見られず、5回92球というところで継投に出た。東だけに以前であればまだ無理に引っ張ったように思うが、ここの交代の判断は良かったと思う。ただ、前日も平良が5回で降板しており、リリーフの負荷が高まってしまった。

2回の一挙5得点では、東が自らレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を放った。前進守備のファビアンが背走するもグラブに当てながら落としてしまった。犠牲フライに十分と言う飛距離だったが、2点タイムリー二塁打になったことで5点という大量点に繋がった。

ピッチングの方は5回3失点と良くなかったが、自ら2点タイムリーを打ったということでこの日は打撃、走塁での貢献ということで、そういう日もあるだろう。11勝の才木に対して一歩先を行く12勝目。

6回から継投に入ったが、7回に登板した宮城がエラーからピンチを招き、一発同点の場面で何とか踏ん張った。ファビアンのヒットの後、小園の打球はサード前への弱いゴロ。林が前進して捕りに行くも、目を切るのが早かったのかファンブル。オールセーフでノーアウト1、2塁となってしまった。

2アウト後、モンテロにカーブを捉えられてレフト前タイムリーで3点差となる。一発同点の場面で菊池を迎えたが、最後は高めのストレートで空振り三振を取った。アウトサイド高めに甘くなると一発もある打者だが、変化球に気持ちが行っていたことと、高めのボールゾーンに行ったことが奏功した。中途半端な高さに行っていたら危なかったが、よく凌いでくれたと思う。

前日、9回表に甘く入ったフォークをモンテロに打たれ、敗戦投手となった入江がセーブシチュエーションでリベンジ。2アウト1塁から坂倉の一塁線を破ろうかという打球に佐野が飛び付いた。ベースカバーの入江にトスしようとしたが、間に合わないと判断して自ら入った。思ったよりもギリギリのタイミングだったが、新井監督のリクエストも判定変わらず試合終了。

翌日にすぐセーブを挙げられたことは入江にとっては良かったのではないか。ただ、ベースカバーにしっかり入らないと。昨日も書いたように集中力が足りない。クローザーはシビアな場面ばかりなので、こういった基本プレーを疎かにすると一瞬でチームの勝利が消えてしまう。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

8月6日の対戦で大瀬良からホームランを放っている梶原がスタメン起用された。2回ノーアウト2、3塁で1ボール1ストライクから4球連続ファウルで粘るも、結局は空振り三振。こういった場面でバットに当たらないケースが目立つ。

後の2打席も凡退し、6回は2点を追加した後の1アウト満塁で梶原に回ったが、代打のビシエドが送られた。リリーフを注ぎ込んでいるので、ここで一気に決めて温存したいという狙いがあったのだろう。この日のバッティング内容、対左腕への対応も考えると代打起用は妥当と思う。

二軍で何を課題とし、何を改善して来たのか今一つ見えない。前にも書いたが追い込まれたらストレートをカットできるタイミングで待ちながら変化球を対応できないと一軍では数字を残せない。現状の梶原は、そのシチュエーションでストレートには遅れて当たらず、変化球も見極められない。

二軍で特に何も考えず気持ちよく打って来るのではなく、速球を投げる投手がいれば敢えて追い込まれたところからファウルを打つようなことを実戦でやって来ないと、ただ打つだけで結局弱点は変わらずということになる。

昨年の夏場に大活躍し、その勢いをポストシーズンまで続け、2024年に最も台頭した選手の一人になった。2025年はレギュラーを獲り、リーグ屈指の外野手まで上り詰めることを期待していたが、大きく裏切る形になっている。

プロ野球を代表するレベルの選手になるか、レギュラーを獲れない選手になるか重要なシーズンだったが、今のところ上手く行っていない。そうこうしているうちに他の選手が出て来るのがプロ野球。そんなにチャンスが多いわけではないので、生かさなければ機会はどんどん減って行く。個人的にかなり期待している分、21日は二軍の試合に参加ではなく登録抹消でやり直すべきだと感じた。期待していない選手にはそもそも触れないし、身体能力は素晴らしいので歯がゆい。

スポンサーリンク

キジ [Other]

夏場には疲れから打ち込まれる印象もある大瀬良だが、前回6日の対戦では6回途中で5得点しながらも投手陣の大量失点があり、結局大瀬良に勝利が付いていた。今回は2回に一挙5得点。投手の東の打球にファビアンが追い付けず、2点タイムリー二塁打になったことで打線が繋がり大量点になった。

東も立ち上がりから打者を打ち取るのに苦労しており、5点はもらったもののピリッとしない投球だった。大きなピンチを招きながらも何とか犠牲フライの1点ずつで留めたのはさすがで、それが12勝という成績に繋がっている。ただ、この日は打線とリリーフ陣に感謝という内容だった。

4連勝が止まった後にすぐ勝てたのは大きいと思う。5割復帰に向けてカード勝ち越しを続けたい。3戦目はバウアーが復帰登板となる。それに合わせてという形になったが、この日から松尾が復帰している。二軍でもホームランを含めて彼らしいバッティングが見られるようになって来たので頃合いとは思う。おそらくスタメンで出場するのではないか。山本がかなり打っているだけに複雑ではあるが。

広島は2年目の左腕、高が先発する。今季は2度の先発がいずれも中日戦で、最初の登板でプロ初勝利を挙げている。2試合で1点しか取られていないが、この左腕を攻略できるかどうか。バウアーは既に9敗で彼自身が打たれている試合も多いが、大量点の援護が一度もない(打たれてから取り返したことはあるが)。初物ですぐに攻略は難しいかも知れないが、好調な打線が圧を与えて行ってもらいたい。

コメント

  1. あっきー より:

    今年は昨年ブレイクした若手がみんな酷かったですよね

    ベイの若手って 神里や楠本 以前の蝦名みたいに1軍で打つようになってから
    楽しみな翌年になると 絶不調になってしまって打率も1割台と伸び悩みが多く
    実際レギュラーを獲得した 2軍で育った選手は佐野と宮崎 あと桑原くらいしかいないくらい打者も育ってなかったんです。

    で今年は昨年覚醒したと思われていた森も 290 盗塁16個もした梶原
    そして再び昨年打てるようになった蝦名 そして山本が
    開幕から酷かったので 個人としては「また楠本 状態かあ」とがっかりしましたが。

    良く持ち直してくれましたね。

    特に 蝦名と山本が復活してくれて良かったです。
    梶原も2割5分くらいだけど 来年に期待できる成績まで戻ってくれました。
    森だけですわ 伸び悩みは

    こういう控えの選手が打っていれば 投手が良くなれば
    試合に勝てると思いますね
    守れるチームにしても 良いと思います。

    • Rocky より:

      一軍に完全定着し、結果を残し続ける選手は、どのチームでもなかなかいないので、難しいことです。
      山本も相手からのマークもあって難しいのかなと思いましたが、今季後半のバッティングは、田内との振り過ぎに関する会話から自分の形を見出したようで、今後に期待は持てます。
      ただ、梶原は何も考えずに打った結果という気がしてならないので、本当に打てる根拠を持てない限り長続きしないでしょう。身体能力で何とかしているだけです。
      森敬斗についても同様で、いろいろな失敗から上げて来た蝦名の方がまだ期待できるのではないかと思っています。
      失敗の機会を与え、そこから学べる選手を育て上げることをしないと、将来のチームが心配です。

タイトルとURLをコピーしました