08/27 横浜DeNA1-2阪神(ハマスタ)
先発の東は4回、1アウト1塁から大山に左中間を破るタイムリー二塁打を打たれ、先制される。送球が逸れて山本がランナーと交錯し、その間に大山が三塁まで進んだ。続く熊谷にもタイムリーを打たれて2点目。プロ初先発の早川にランナーは出すも繋がらず5回まで無得点。6回に筒香が代わった岡留から3試合連続となる11号ソロを放つも、その後は阪神のリリーフ陣にパーフェクトに抑えられた。
ポジ [Good]
先日、二軍で親子ゲームとしてサードでスタメン出場していた筒香。その後、ファーストに守備位置を変えていた。三浦監督も筒香がサードを守るオプションも選択肢として視野に入れているコメントがあった。この日は連続でスタメン出場していた宮崎をベンチスタートとし、筒香がサードでスタメン出場。MLBでは外野と同じくらい守っていたポジションではあるが、日本でも2019年に何試合か守っていた。
守備の方は、サードゴロは2つ、ファウルフライが1つ。7回は1アウト3塁で榮枝の高いバウンドのゴロを捕り、ランナーと重なりやすい場面できっちりとした送球でアウトにした。まずは無難にこなしてくれたのではないか。
好調なバッティングでは、4回に左方向に寄っていた阪神のシフトの逆を突き、ショート定位置付近を抜くヒット。そして6回には代わった岡留のストレートを捉え、打った瞬間という打球が、センターバックスクリーン右という筒香の定位置に飛び込んだ。インパクトが強く、音が他の打者と違う。こういう音を出せるのは佐藤輝ら一部の打者だけ。
長打力についてはまだまだ衰えは見えない。この日のマルチヒットでようやく2割に乗ったが、本来はもっと柔らかいバッティングができる選手なので、崩されながらも運ぶような巧さを見せてくれれば。
東は、7回を自責点1とHQSをマークしており、エースとして試合を作ったと思う。ルーキーとの対戦で先制点を許してしまったこと、特に2点目を奪われたことは東本人としても悔しさはあるだろう。
前日の逆転2ランから波に乗る大山に、カットボールが中へ入ったところを捉えられ、打球は左中間を完全に破った。一塁から森下がホームを突き、タイミングは微妙なところだったが、送球がややランナー側に逸れたことで山本が交錯してしまい、ボールも捕れなかった。その間に大山が三塁へ進んでしまったことが痛かった。
1アウト3塁で熊谷を2球で追い込み、どのようにアウトを取るかというところで、アウトサイド低め一杯を狙ったのだろうが、ストレートが浮いてしまった。しっかり合わされた打球は速く、投手の横を抜けてセンターへ達した。この1球には東も悔しさが表れていたが、勿体ないボールだった。
1点を返してもらった直後の7回、豊田へのチェンジアップが真ん中に入り、センターオーバーの二塁打。すぐに失点してしまえばかなり厳しくなる展開だったが、バントで1アウト3塁になった後、代打の榮枝を内野ゴロに仕留め、3塁ランナーをアウトに取った。ここを踏ん張ったのはさすがという投球だった。
打線の援護がなく7敗目を喫した。2022年の6敗を上回って、キャリアワーストとなった。過去2年よりは安定感や勝負強さがもの足りないが、先発投手として十分過ぎる内容は残している。12勝で並ぶ才木との最多勝争いも今後注目される。
2番手の宮城は、先頭の中野を歩かせてしまった。比較的ポーカーフェイスな方だと思うが、膝に手をついて悔やんでいた。サードに入っている筒香が声をかけに行き、落ち着いた。この日はカーブが良くないと判断したのか、松尾はストレートとフォークでの組み立て。フォークが良く落ちていて、中軸3人をしっかり抑えることができた。悪いなりの投球ができているし、先頭を出しても慌てずに投げられている。
ヤジ [Bad]
初対戦で、しかも変則フォームなので一巡目はなかなか難しいだろうと思っていたが、3回は2四球で得たチャンスを生かせず。4回は筒香がチーム初ヒットを放ち、4番以降で得点したいところだが後続がなかった。5回は1アウトから石上が二塁打を放つも、東が倒れた後、蝦名がフワッと浮いたようなストレートを思わず振ってしまい、三振。早川から得点を奪えなかった。
映像で見ていても投げる時に独特の間があってタイミングが取りづらいのかも知れない。140そこそこのストレートが多かったが、打者が捉え切れなかった。対戦に慣れて来た時にどうなのかは別問題だが、157キロのストレートを投げても打たれては意味がないわけで、スピードは野球の魅力の一つではあるが、それだけが全てではないということ。
早川は4回に一度ベンチに下がるアクシデントがあったが、足をつりかけたそうで、戻ってからは良い意味で力みが抑えられたのか良くなったように思えた。
4回の大山のタイムリー二塁打で、山本がランナーの森下と交錯。左肘を痛めたということで、一旦ベンチに戻って治療した後にしばらく出場を続けたが、三浦監督の判断で途中交代した。プレーを続行できたので重症ではないと思うが、好調な選手だけに今後にあまり影響が出ないことを祈りたい。
キジ [Other]
初対戦の早川に相手にどんな攻撃ができるかと思っていたが、一回り目は石上が四球を選んだがノーヒット。3回以降はチャンスがありながら攻略し切れなかった。阪神は先発が5回まで投げさえすれば強力なリリーフ陣を持っている。筒香が3試合連続のホームランを放ったが、復帰したドリスにも圧倒されるなど、それ以外はパーフェクトに抑えられた。
ベイスターズもプロ初登板初先発の竹田が7回無失点という好投をやってのけた。ドラフト1位と育成指名とは別物とは思うが、そういうこともある。東が2点目を与えてしまったのも余計だった。
初戦、勝てるゲームを落とすとこういうことになりがち。8月12日以来の借金6となり、今季ワーストも見えて来た。CSどころではなくなっているが、実際まだ公式戦は1ヶ月ほどあるのでどうなるかは分からない。阪神の優勝は来月初めにも決まりそうなので、その後は2~5位が混戦でCSを争うことになるのだろう。
3戦目がベイスターズにとっては一番苦しいマッチアップのように思うが、そういう時に限ってというようなものがあるだろうか。森唯斗は正直、シーズン中盤あたりではもう厳しいかなと思っていたが、今月に入り二軍で先発し、結果を残して来た。
バウアーの不振や平良が痙攣で登録抹消されるという状況もあるが、心情的に森唯斗にチャンスを与えたいという登板なのだろう。阪神を相手にどんな投球をするのか注目したい。本人も最後という覚悟を持ってマウンドに上がると思うし、リリーフとして輝かしい成績を残した投手の意地を見たい。
ルーキーの伊原とは、開幕当初リリーフで登板していた時に2試合だけ対戦があるが、先発投手としては初対戦。既にローテーションに定着して5勝を挙げている投手ではあるが、対戦は多くないのでまた苦労することになるのだろう。金丸と思って対戦して欲しいところだ。


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