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打線爆発、2回までに7点 ケイが昨年上回る7勝目

09/02 広島東洋5-8横浜DeNA(マツダ)

初回、佐野の2ランで先制。さらに2回表は、1アウト1塁からケイのバントを坂倉が二塁へ送球するも間に合わず、野選でオールセーフ。蝦名、桑原のタイムリー、佐野の犠牲フライ、そしてオースティンが8号2ランでこの回5点。2回までに7点をもらったケイは、2回裏に佐々木の内野ゴロ間と前川のタイムリーで2点を失うが、7回まで投げ切った。8回に坂本が4安打で3失点するが、森原が火消し役をこなし、最後は伊勢が締めて6セーブ目。

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ポジ [Good]

ケイが昨年の6勝を上回る7勝目を挙げた。ここまで何度も勝利を消されたり、援護がなく負けたりしてきたので、投球内容から見れば既に2桁勝っていても全くおかしくない。MLBでは運に左右される勝ち星よりも先発として役割をこなしたか、勝利に貢献したかどうか(FIPやWAR)の方が重視されるが、それにしても勝ち星に恵まれていなかった。

酷い時には1点取られただけで負けあるいは勝ちが付かないというような状況だったが、この日は投げる前に2点をもらい、2回表には一挙5点。7点のリードをもらって、少し気持ちが影響したのか2回裏は末包にアウトサイド高めのストレートをライトのフェンスまで運ばれると、菊池にボールが先行した後、センター前へ転がるコースヒット。ノーアウト1、3塁のピンチを招いてしまった。

坂倉は初球高めのカットを打ち上げてくれて助かった。佐々木の当たり損ねのゴロは、ファーストの近くでケイが捕って、打者走者にタッチ。前進守備もしておらず、ここで1点を返されて2アウト2塁。床田には代打が出て、ここを取りたかったが、前川に初球の甘くなったストレートをセンターへ運ばれた。ここは反省点かなと思う。

3回は三者凡退に取って立ち直ったが、4回先頭の菊池に二塁打を打たれ、坂倉には死球。またも嫌な形でランナーを溜めてしまったが、1アウト後に代打の二俣は浮いたチェンジアップを捉え、打球は右中間へ。破って2点かなと思ったが、蝦名が背走で追い付いた。菊池と坂倉が慌てて戻ったが、坂倉がアウトになった。二塁を回っていた坂倉が、一塁へ戻る際に二塁ベースを踏まずに空過したことでアウトになった。まだピンチが続いて1番に戻るところだったので、蝦名のファインプレーと併せて助かった。

6回にも1アウト2、3塁のピンチを招いたが、坂倉のライナーはセカンドの正面。ラッキーな面はあったが、7回まで投げてHQSをマークしたピッチングは、6連戦の頭を任された先発投手として十分だった。まだ3回ほど先発の機会があるはずなので、2桁を狙って欲しい。

打線爆発の口火を切ったのは佐野。床田に相性が良く今季も既にホームランを放っていたが、桑原も相性が良く、好調の筒香も含めてどういうオーダーを組むのかと思っていたが、筒香を外して来た。その甲斐あって、佐野が最初の打席で結果を出した。

二塁打で出塁した桑原を置いて、初球の真ん中へ入って来たカットボールを捉えた。打球は右中間スタンドまで届き、先制2ランとなった。8月は、チームとしてホームランを量産し、得点もリーグトップの平均4.3点をマークしていたが、その流れを維持するような初回の攻撃になった。

2回にも犠牲フライできっちり追加点を挙げ3打点。筒香の活躍で激戦になっている外野で、スタメン起用に応えて結果を残した。チーム内で競争しつつ外野のレベルを引き上げて欲しい。

佐野の2ランを呼んだ桑原は、3打席目までヒットを連ねて猛打賞。初回に二塁打でチームのムードを高めると、2打席目はカーブに泳ぎながらもレフト前に運ぶタイムリー。3打席目はインサイドのスライダーに詰まりながらもレフト線に落ちるヒット。8月は後半にやや調子を落としていたが、まだまだ残暑男として活躍を期待したい。

打線爆発の仕上げは、オースティンの2ラン。真ん中高めへ139キロのストレートが入って来たところを完璧に捉えた。打った瞬間に分かる打球は、左中間スタンドの奥へ消えて行った。1回、7回にもヒットを放って3安打。8月に5本塁打を放ってようやく上がって来たオースティンが、9月も良いスタートを切った。ここから残り1ヶ月、最後まで完走できるか。

3回以降はなかなか追加点を取れない中で、5回に林のタイムリーによる追加点は価値があった。2アウト1、2塁で、最悪は次のケイで勝負というのもある中、フルカウントから中へ入ったカットボールをきっちりレフトへ運んだ。二塁ランナーの宮崎も激走し、ホームではキャッチャーのタッチを避けるようなヘッドスライディング。この走塁も大きかった。

この日、入江がベンチを外れており、3点差となった9回は伊勢が登板した。2アウトから小園を2ストライクと追い込み、高めの釣り球を投じるも上手くレフト前へ弾き返された。しかし、モンテロに最後はアウトサイド低めにストレートを決め、見逃し三振。入江の不在をカバーし、6セーブ目を挙げた。

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ヤジ [Bad]

坂本が2番手として8回のマウンドに上がったが、小園、モンテロ、末包と3連打を浴びて失点。小園はカットボールだが、あとはゾーン内に入ったチェンジアップを打たれていた。菊池は初球のアウトサイド高めストレートに手を出して浅いフライ。坂倉には追い込んでからカットボールがアウトサイド低めのボールゾーンへ決まり、空振り三振。

ここで踏ん張れれば良かったのだが、佐々木にはインサイドのストレートがやや中へ入り、あと少しでホームランというフェン直の二塁打で、2者が還った。ランナーを溜めた状態で初球がインサイドというのも理解に苦しむリードだが、行くならボールになるくらいでないと。この日の坂本は全体的に甘いコースへ入ってしまった。

6点差で8回は坂本、入江のいないこの日は9回に森原か中川で締めたいところだったが、この3失点で伊勢を出さざるを得なくなった。こういう大差で勝てる試合をしっかり作れないと、長いペナントレースではダメージとなって後で効いて来る。強いチームは勝てばいいというだけでなく、したたかに勝っている。

5回はホームへの激走と激しいスライディングを見せた宮崎だったが、7回の打席でワンバウンドしたファウルボールが膝に当たり、レフトフライに倒れた後は足を引きずっていた。そのまま守備から柴田と交代。試合後に下半身のコンディション不良で途中交代と発表されたが、少し心配ではある。

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キジ [Other]

鬼門のマツダで9月最初の試合を迎えたが、2回までの猛攻で試合を決めた。ケイが最近の投球に比べると不安定さを見せたが、7回まで2点で凌いだ。坂本の3失点は計算外で詰め寄られたが、入江がベンチ外の中で伊勢が締めた。

9月も良いスタートが切れたが、まだ借金は5つ残っている。5月に15勝8敗の好成績はあるが、6つの借金を1ヶ月で返し切るのはなかなか至難の業。どこかで大きな連勝を作る必要がある。まずはマツダでカード勝ち越しを狙って行きたい。

2戦目は東と大瀬良のマッチアップ。8月は防御率4.70とかなり打ち込まれた東だが、9月を迎えて内容が変わって来るか。広島戦はこれがもう8試合目。4勝2敗と勝ち越しているが、さらに勝ち星を重ねられるか。

大瀬良は前回の対戦ではハマスタで2回に5点を奪っている。引き続き好調の打線が、東と同様に8月は防御率4.79だった大瀬良を捉えるか。8月のような内容であれば5点を争うような試合になりそうだが、一転して本来の投球で投手戦となるか。

広島には平良が合流しており、先週の木曜に先発した森唯斗を登録抹消した分は平良になりそうだ。カード勝ち越しを決めた上で投げさせたいところ。

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