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東がスクイズで自ら決勝点 8回無失点で14勝目

09/17 中日0-1横浜DeNA(バンテリン)

東と金丸の投げ合いで序盤は両チーム無得点。4回表、先頭の筒香がヒットで出塁、オースティンは投手強襲の二塁打となり、ノーアウト2、3塁。しかし、後続が倒れて無得点に終わる。7回表、先頭の石上がエラーで出塁すると盗塁を決め、林のライトフライで三塁まで進む。ここで東がスクイズを決め、ようやく均衡が破れる。7回裏は先頭の細川に二塁打を打たれるも、3者連続三振を奪って得点を与えず。9回は伊勢が三者凡退で締めた。東は2年ぶりとなる14勝目。

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ポジ [Good]

東が、自らのスクイズで挙げた1点を守り抜き、9回は伊勢のリリーフを仰いだもののこれぞエースという投球を見せ、14勝目を挙げた。昨年を上回り、最多勝を獲得した2023年の17勝に次ぐ勝ち星となった。

ヒーローインタビューでは、自身の勝利数よりもチームを勝たせられたことを喜んだ。4連勝で久しぶりの貯金生活に入ったチームがエースで落とすわけには行かない。相手はルーキーながら好投手の金丸。7月21日にも同じバンテリンドームで投げ合い、1-0で東が勝っていた。1点が重くなる試合ということを理解し、丁寧に投げた。

2回は先頭の細川にヒットを打たれたが、福永をフライアウトで打ち取り、2者連続で3球三振に取る完璧なピッチングでランナーを進ませなかった。ほとんど危なげなく6回まで2安打の投球。

7回表には1アウト3塁で打席が回り、1ボールからの2球目でスクイズを敢行。真ん中高めにストレートが来てくれたので、難なく転がしてスクイズを成功させた。無警戒とは言わないが、初球がボールだっただけに外しづらくなった。ベイスターズがあまり小技を使ってこないというイメージもあっただろう。ルーキーのバッテリーに余裕がなければベンチから指示も必要だったのでは。

自分自身の打点で均衡を破ったが、7回裏は先頭の細川にアウトサイドのツーシームをフェン直の二塁打とされた。やや泳ぎ気味だがさすがの飛距離。得点した直後に失点するわけにはいかない。エースの東がギアを上げ、福永、山本、ボスラーを3者連続三振に取った。コントロール、変化球のキレともに申し分なく、素晴らしい投球だった。

8回は2アウトから大島にヒットを許したが、後続を打ち取った。9回表の打席で代打が送られ降板となった。8回102球、4安打9奪三振で無失点と文句のつけようがない内容だった。中日との好相性も発揮し、投打でヒーローになった。

2位で12勝の才木と村上が3度登板して全て勝利が付けば逆転する可能性は残るが、現実的には難しいだろう。同じ阪神ということもあるし、残り10試合ということを考えてもそこまで先発の機会を与えられない。リリーフで勝ちが付いても良いのだが、インターバルはあるにせよCSも控えているので無理はできないはず。

東と2位の勝数の差が、阪神の残り試合数と並ばない限り確定はしないが、次の登板で才木に勝ちが付かなければ、14勝で並ぶのが限度となって来そうなので、当確となるだろう。

ケイが126球を投げて完封したので、中5日で21日の広島戦に投げるのは難しいのではないかと予想され、中7日で23日の阪神戦にズレる可能性が高い。そうなれば24日は予備日、25日は試合がないので、東は26日の読売戦になる。次回の登板まで間隔が空くことになるので、8回で102球だった東も、展開が展開だけに最後まで投げ切るのではないかと思っていた。しかし、9回表に代打が起用され、伊勢と交代した。

これをどう捉えるか。21日にケイ、23日に東がそれぞれ中5日で投げるのか。次回の登板間隔は関係なく伊勢を投入したのか。いずれにせよ、東が15勝目を挙げれば、それで最多勝はほぼ確実になる。ハマスタでCSファーストステージを開催するためにも、東には勝利に導いてもらいたい。

1-0で先発投手が完璧に抑えて来た中で、9回に登板した伊勢。継投が試合の流れを変えることはよくあることで、現状はまだ松山やマルティネスのような絶対的クローザーでもないので、かなり厳しい場面での登板だった。だが、この日はストレートの球威、コントロールが申し分なく、クリーンアップから始まる打順でも関係なかった。

岡林には少し粘られたが、全てのボールがきっちりとアウトサイドにコントロールされていた。細川へのフォークは完璧な高さだったし、低めに強い代打の上林には高めのストレートで空振りを取った。見事な連続三振で締め、11セーブ目。今季、年間を通して離脱することなく投げられているのは伊勢だけで、現在はクローザーも務めている。苦しかったリリーフ陣の貢献度はずば抜けている。まだタフな状況が続くが、最後まで投げ抜いてもらいたい。

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ヤジ [Bad]

4回、先頭の筒香がレフト前ヒットで出塁。続くオースティンはピッチャーへ強く弾き返した。この打球を金丸が弾き、逆を突かれたセカンドの辻本が追い付けず、ライトへ転がる間にオースティンも二塁を陥れた。記録はピッチャーへの二塁打ということになった。

ノーアウト2、3塁となったので、絶対に先制点を取りたい場面だったが、佐野は初球のストレートを捉えたが、ボスラーの好守でファーストゴロ。ランナーも動けなかった。山本は追い込まれてからズバッとインサイド低めへ最高のストレートが来て、手が出なかった。これは金丸が素晴らしかった。石上が歩き、満塁となるが林はアウトサイドへのスライダーに全く合わず空振り三振。

守備にも助けられたが、大きなピンチでも動じることなく最高のボールを投げた金丸が素晴らしかった。さすがは4球団競合のゴールデンルーキーではあるが、来年以降もベイスターズに嫌なイメージを持たせるためにもここで得点しなければならなかった。

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キジ [Other]

金丸はこの試合がベイスターズ戦5試合目の先発。セ・リーグの中ではダントツで多い。金丸を打てたイメージは全くなく、7月21日の対戦のように相手へ得点を与えず、少ないチャンスで得点を取って最終的には何とか勝っていたという試合ばかり。

この試合もまさにその通りになり、東が得点を与えなかったことが全て。金丸はなかなか攻略しづらい投手に毎回成長しているが、これで5試合で0勝4敗。ベイスターズ戦は防御率2.12、5試合全てでQSをマークしていて、本来なら相性の良い相手という数字。彼の中でそこまで打たれた印象はないだろうが、何か勝てない相手という感じだろうか。

将来のNPBナンバーワン左腕に対し、現在のNPBナンバーワン左腕である東が今回も洗礼浴びさせた。エースの投打に渡る活躍で連勝は5に伸び、貯金2となった。2位キープもあるが貯金を積み上げることが重要。CSクリンチも3.0となり、残り10試合ということを考えればもうCS進出は決定的。あとは貯金を作ってシーズンを終え、その上で2位になること。そのために全力で戦って欲しい。

2戦目は石田裕と涌井のマッチアップ。石田裕は好投するも援護がなく、あと一歩のところで踏ん張れずに負けてしまっている。直近3試合は全て7イニングを投げ、2~3点で抑えている。HQSが2試合ありながらいずれも負けが付いており、金丸のような感じになっている。何とか我慢してこの状況を打破して欲しい。

今季、涌井との対戦は5月6日のみで、6回を投げて3失点とQSをマークしている。交流戦が終わってからは勝利がなく、9月に入って2か月ぶりに一軍に戻るも連敗している。早いイニングで捕まえて石田裕を援護したいところだ。金丸には抑え込まれたが、打線の状態は悪くない。今季のバンテリンドーム、そして中日戦はこれが最後となる。既に大きく勝ち越しているが、良い形で締め括りたい。

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