バウアー中5日で雨回避も強風か　小園の先発は？

4月22日の予告先発が発表され、DeNAはバウアー、阪神は才木となった。ジャクソンの順番だったが、中5日で入れ替えて来た。また、日曜に先発した平良が登録抹消となった。ハマスタで阪神、広島と続く6連戦だが、先発ローテーションはどうなるのだろうか。

水曜は雨予報も夜には上がる？

バウアーは今年、オープン戦でハマスタでの登板が雨天中止になり、2年ぶり復帰となった公式戦初戦も冷たい雨の中での登板。さらに一度登録抹消された後の復帰登板も3回でノーゲームとなった。バウアー自身も投げる時はいつも雨と嘆くほど天候に恵まれていなかった。

先週の順番通りであれば、火曜にジャクソン、水曜にバウアーとなるところだったが、バウアーの希望もあり、中5日で順番を入れ替えてバウアーが火曜に先発する。水曜の横浜は朝から雨の予報で、夜には上がりそうではあるが、いずれにしてもバウアーはようやく雨を回避。ただ、22日は午後から強風になる予報で、今度は風に悩まされそうな予感。

昨日のブログで、5月5日(月)のところで中5日にするなら、どこかでジャクソンと入れ替える必要があると書いたが、やはり入れ替えて来た。ただ、平良を登録抹消したことが、バウアーの中4日を表すのかどうか。ここはまだ分からない。

4月11日のノーゲームに続き、13日は予告先発が東だったが雨天中止となった。これにより東は17日の読売戦に変わった。13日の試合が行われていれば別の投手が先発していたはずで、これが大貫だったのか、平良だったのか、あるいは別の投手だったのか。

小園がイースタンで好投を見せており、一軍での先発があるのではないかと言われている。昨年も開幕時に先発が6～7人揃った中で、4月10日にプロ初先発をさせている。良い時に使ってあげたいという気持ちもあるのではないか。

GW前後のローテーション

バウアー自身は中4日、3日でもと投げたがっているのは2023年と同じ。You Tubeを見れば分かる通り沢村賞を目指し、7部門で上位の成績を収めるつもりだ。10日間の登録抹消とノーゲームによるスライドがあったので、取り戻して行きたい気持ちは強いだろう。

ただ、16日のような状態で間隔を詰めて投げても負けが増えて防御率などの数字も悪化するだろうし、チームにも悪影響。バウアーを中4日、5日で使う前提として、それ相応の投球を見せることが前提となる。

月	火	水	木	金	土	日
	22 T ﾊﾞｳｱｰ	23 T ｼﾞｬｸｿﾝ	24 T 大貫	25 C 東	26 C ケイ	27 C ﾊﾞｳｱｰ
	29 S ｼﾞｬｸｿﾝ	30 S 小園	1 S 大貫	2 G 東	3 G ﾊﾞｳｱｰ	4 G ケイ
5 D 平良	6 D ｼﾞｬｸｿﾝ	7 D 小園		9 C ﾊﾞｳｱｰ	10 C 東	11 C ケイ

まずは、平良を登録抹消した分、バウアーを中4日で日曜に持って行くパターン。未勝利ではあるが開幕ローテーションに入れた投手なので、今週を5人で回すなら大貫が入るのではないか。ただ、前回京セラドームでの阪神戦は6回途中で4失点。小園の起用も十分ありうるか。

多くの人が予想している通り、東は1日後ろに倒して広島戦に持って行くのではないか。このパターンだと少し不規則になる部分はあるものの、バウアーを早めに回しつつ、他の投手もおおよそ中6日程度で回せる。東、ケイは既に中7日以上でもしっかりと調整できているので心配はしていない。

月	火	水	木	金	土	日
	22 T ﾊﾞｳｱｰ	23 T ｼﾞｬｸｿﾝ	24 T 小園	25 C 東	26 C ケイ	27 C 大貫
	29 S ﾊﾞｳｱｰ	30 S ｼﾞｬｸｿﾝ	1 S 石田裕	2 G 東	3 G ケイ	4 G 吉野
5 D ﾊﾞｳｱｰ	6 D 平良	7 D ｼﾞｬｸｿﾝ		9 C 東	10 C ケイ	11 C ﾊﾞｳｱｰ

次に、バウアーにはまだ中4日での先発はさせず、5月5日(月)を利用して中5日でローテーションをズラしていくパターン。29日は中6日だが、13:30のデーゲームなので実質中5.5日くらい。その後、5月5日と11日に中5日で先発する。

今週は6人の先発投手が必要となる為、大貫は阪神戦ではなく広島戦に持って行く。二軍で完封勝利を挙げた吉野は読売戦で、リリーフで好投するも乗り切れない石田裕も先発として使いたいところではある。

外国人投手3人と東以外は流動的だとしても、このパターンならバウアー以外は中6日でキレイに回るので、そこが良いところかと思う。

いずれにせよ、雨天中止などがあれば再びローテーションを再編することになるし、バウアーの間隔を詰めるのは前述の通り相応の投球があってこそ。

先発投手に関しては、最近ではバウアーが5失点と崩れたが、ほとんどの試合でQSに近い内容を見せており、先発防御率もリーグ3位の2.68で2位の中日とほとんど変わらない。問題は打線の援護とリードを守り切るリリーフになって来る。森原はまだ試運転といった感じなので、ウィック、伊勢、入江を中心に何とか守り切る野球をしたいところだ。