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第2クール開始 ライブBPで6投手が登板

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプは、6日から第2クールに入った。初日は、午前中に守備を中心としたメニューをこなした後、ランチバッティングを挟み、ライブBPを実施。6投手が登板し、少しずつ実戦的な練習に入って来た。森唯はこの日もブルペン入りし、休養日を挟んで5日連続となった。

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山崎はインサイドを攻め、カーブも投球

午前中は、ウォームアップ、キャッチボールの後、シートノック。続いて室内練習場で、投手と内野手が守備シフトと牽制の練習を行った。外野手はメイングラウンドでノックを続けた。

桑原、牧、オースティン、佐野、戸柱、筒香の中軸・ベテラン組がランチバッティングを行った後、午後にはライブBPが行われた。第1クール最終日に続いて実戦的な練習となり、6投手が登板した。

最初に登板したのは、黄色靭帯骨化症からの復活を期す三嶋。コントロールもまだ思い通りには行かず、良い当たりも打たれていた印象。1軍の生き残りを懸ける立場だけに、この時期とは言えある程度結果も求められて来る。精度を上げて行きたい。

続いて山崎。井上のインサイド低めにストレートを投げ込むなど、仕上がりはまずまず。カーブも使いながら打者に捉えさせなかった。第1クールから連日のブルペン入りで、かなり早く仕上げて来ている。年間を投げ切るスタミナはある方だが、飛ばし過ぎにならないように、どこかで少しペースを調整してもらえれば。状態自体は良い形で進んでいると思う。

3人目の伊勢は、今季から先発に転向することもあり、モデルチェンジした投球を見せた。カーブなど緩いボールも使いながら、打たせて取るスタイルの投球。先頭の加藤にはヒット性の当たりを許したが、その後は5つの内野ゴロを取り、東妻から三振を奪った。先発争いも熾烈になりそうな状況だが、今後の実戦で先発として6イニング前後を投げられるピッチングを見せられるか、注目して行きたい。

続くディアスは、23球を投げたが、ボールが多く打者を攻め切れなかった。現状だとコントロールが荒れて、打ち取れるボールもない印象。もう少し精度が上がって来ないと厳しいかも知れない。

5人目は、阪神から移籍した岩田。左サイドハンドからの投球に注目が集まった。井上、森敬、梶原と左打者を敢えて立たせたと思うが、背中から来るようなフォームにどうしても開いてしまう。森敬はうまく三遊間へ運んだが、左打者には難しい相手になりそうだ。読売の高梨のような存在感を出してくれると良い。右の松尾にはうまくレフト前へ運ばれ、東妻には長打を許したので、右打者への対策ができれば、ワンポイントとは言わず1イニングも任せられるようになる。今後の登板も注目したい。

最後は小園。こちらも期待の高卒4年目で注目が集まる。ブルペンでは体つきの違いから良いボールが行っていたが、実戦的なマウンドは少し苦労した。山本と梶原にヒット性の当たりを許したが、本人もゾーン内に投げ込めた投球に手応えを感じていたようだ。坂本からチェンジアップの投げ方をアドバイスされているようで、空振りも取れたので今後も精度を上げて勝負球にして行きたい。

打者では、ルーキーの加藤がまずまずの内容を見せた。野手では唯一のルーキーということになり、まだ慣れないことが多い中で、長所であるバッティングでアピールができている。守備など他の部分でも課題はあると思うが、初のキャンプでまずは長所を生かして今後の実戦での出番を掴んでもらいたい。

松尾、梶原は前クールに続いて内容の良いバッティングを見せている。度会もボールの捉え方は良いように見えた。東妻は、その後のバッティング練習も含めて力強いバッティングが目を引いた。外野手としてA班に参加している東妻も良いとなれば外野はさらに激戦。今後の実戦でオープン戦の帯同を誰が掴むか。サバイバルレースに注目したい。

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徳山、入江らも通常メニューに

8日には紅白戦が予定されているA班。7日は吉野、颯、石田裕、庄司がライブBPに登板予定。そして、ブルペンには森唯の名前が入っている。これは毎日ブルペン入りするのだろうか。メイングラウンドでは投手も参加したPFP(投内連携)も行われる予定。

現在、強力な寒波が南下しており、那覇も最高気温が15度程度と肌寒い。紅白戦が予定される8日は最高気温13度の予報で、コンディションとしてはあまり良くない。この寒波が収まると来週中盤には23度程度まで上がる予報になっている。ケガには気を付けてプレーして欲しいと思う。

奄美のB班は、tvkでは根岸アナが取材に行き、その様子がスポーツニュースで紹介された。

B班で調整している佐々木や森原、宮崎の様子や、リハビリ組の徳山、石田健らの状況もレポートされている。You Tubeには上がっていなかったが、5日の休養日には入江のインタビューも放送されていた。

7日のB班のメニューを見ると、徳山、入江、森下は通常メニューになっており、ブルペンにも入る予定。昨年台頭した徳山もリリーフとして1軍に入って来て欲しいし、入江の復活も待たれる。奄美の様子も注目しつつ、キャンプ終盤からのオープン戦にどんな陣容で入るのか見て行きたい。

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