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2025年春季キャンプ 参加メンバー発表

横浜DeNAベイスターズは1月17日、2025 SPRING CAMP Supported byマルハニチロに参加するメンバーを発表した。ルーキー4名や移籍の浜地、岩田、三森ら新戦力がA班に入り、宮崎や石田健、森原、伊藤らベテランがB班に振り分けられた。一方で、三嶋、戸柱、筒香はA班で始動する。

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2025年も宜野湾と奄美の分散開催

二軍のキャンプを行っていた嘉手納野球場は、2022年から建替え工事が行われている。当初の予定では2024年末で完了し、2025年1月から利用可能というスケジュールになっていたが、工事が遅れており、現在も使用中止のままになっている。グラウンドを人工芝にするというニュースは出ていたが、現時点ではいつ完了かは不明。2026年からは嘉手納に戻れるだろうか。

2025年もA班へ多めに振り分け、B班はベテランと育成選手、リハビリ組が中心となる。支配下の外国人選手は現時点で5名で、全員がA班。

下記はA班の日程。

ユニオ:ユニオンですからスタジアム宜野湾
Agre:Agreスタジアム北谷
オキハ:オキハム読谷平和の森球場
セルラ:沖縄セルラースタジアム那覇
ANA:ANA BALL PARK浦添
エント:バイトするならエントリー宜野座スタジアム

12日は、読谷で中日のファームチームとの対戦。22、23日はオープン戦。

例年通り、まずは8日の紅白戦で、若手選手がその後の実戦でのチャンスを掴むためのアピールの場となる。11日の北谷での中日戦から対外試合が始まり、宜野湾でも3試合、那覇で1試合が組まれている。

宮崎らベテランは、順調であれば例年通り20日の最終クールから合流し、オープン戦で1~2打席出場する形になるだろう。ルーキーの4人も含め、昨年の日本シリーズも経験した若手や2年目の度会、井上らが熾烈な争いを繰り広げ、最終クールでの入れ替えに贅沢な悩みを抱えるくらいになって欲しい。

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A班:宜野湾のメンバー

位置番号選手名
投手11東 克樹
投手12竹田 祐
投手13伊勢 大夢
投手16大貫 晋一
投手17三嶋 一輝
投手18小園 健太
投手19山﨑 康晃
投手20坂本 裕哉
投手24吉野 光樹
投手30篠木 健太郎
投手34松本 凌人
投手38森 唯斗
投手39若松 尚輝
投手40松本 隆之介
投手42ジャクソン
投手52浜地 真澄
投手53中川 颯
投手54石田 裕太郎
投手62ウィック
投手65宮城 滝太
投手68岩田 将貴
投手69ケイ
投手92堀岡 隼人
投手93ディアス
投手122庄司 陽斗
捕手5松尾 汐恩
捕手10戸柱 恭孝
捕手50山本 祐大
捕手57東妻 純平
捕手116九鬼 隆平
内野手00林 琢真
内野手2牧 秀悟
内野手3オースティン
内野手6森 敬斗
内野手9京田 陽太
内野手26三森 大貴
内野手31柴田 竜拓
内野手37加藤 響
内野手55井上 絢登
内野手60知野 直人
外野手1桑原 将志
外野手4度会 隆輝
外野手7佐野 恵太
外野手25筒香 嘉智
外野手58梶原 昂希
外野手61蝦名 達夫

現時点で46名という大所帯のA班。注目されるのは、まずはルーキーの4名。ドラフト1位の竹田は、ローテーション争いに加わることが期待される。二度の指名漏れで、社会人で3年プレーしてのプロ入り。本人も1年目から戦力になるつもりだろう。2位の法政大・篠田、3位のIL徳島・加藤、4位のIL高知・若松も含めて4名のルーキーがA班でキャンプインとなる。

まずは環境に慣れることと、ケガをしないことが重要だろう。キャンプ中盤から実戦に入って来るが、そこまでにしっかりと準備をした上で、開幕1軍へ向けてアピールをして欲しい。5位の田内は高卒ということもあるし、体調不良で新人合同自主トレも遅れての参加となったので、嘉手納でじっくりと体を作って欲しい。6位の坂口は、既にトミージョン手術を終えているので、ここから厳しいリハビリが続くことになる。

そして、移籍となる浜地、岩田、三森の3名もA班となった。まずは新戦力の見極めというところだろうが、浜地に関しては開幕から勝ちパターンに入って来て欲しい選手。三森は、セカンドの牧を脅かして欲しいし、宮崎がB班にいる中でサードを守ることがあるのか注目したい。

外国人選手は、現時点の支配下5名は全てA班となった。育成選手では、庄司と九鬼の2名がA班に抜擢されている。庄司については、昨年終盤の活躍から支配下登録されるのではないかと思っていたが、まずは育成選手のまま2025年のスタートを切る。このキャンプでアピールし、開幕ローテーション争いに残って支配下登録を勝ち取って欲しい。そして、九鬼はA班での参加は絶好のアピールチャンス。気合が入っていると思う。逆に、益子、上甲はB班から入れ替えを狙う。

2024年はA班に抜擢された村川も、シーズン後に戦力外となり引退することになった。特に育成選手にとってはなかなか厳しい世界。チャンスは限られているので、そこで力を発揮できるように、キャンプ前から準備し、万全で迎えて欲しい。

悲願のリーグ優勝に向けて、B班も含めて競争を激化させ、選手層をさらに厚くして行きたい。

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B班:奄美のメンバー

位置番号選手名
投手14石田 健大
投手15徳山 壮磨
投手22入江 大生
投手36森下 瑠大
投手41佐々木 千隼
投手45森原 康平
投手46坂口 翔颯
投手48京山 将弥
投手59平良 拳太郎
投手64中川 虎大
投手035橋本 達弥
投手043深沢 鳳介
投手101草野 陽斗
投手102清水 麻成
投手103金渕 光希
投手107マルセリーノ
投手108今野 瑠斗
投手111吉岡 暖
投手199笠谷 俊介
捕手29伊藤 光
捕手32益子 京右
捕手127上甲 凌大
捕手130近藤 大雅
内野手44石上 泰輝
内野手51宮﨑 敏郎
内野手56田内 真翔
内野手100
内野手125小笠原 蒼
内野手129西巻 賢二
内野手133粟飯原 龍之介
内野手193高見澤 郁魅
外野手8神里 和毅
外野手28勝又 温史
外野手33武田 陸玖
外野手63関根 大気
外野手155小針 大輝

前述の通り、宮崎、石田健、伊藤らベテランは、奄美でマイペース調整となる。このあたりの選手は何をすべきか分かっているので任せれば良いだろう。森原は、CSや日本シリーズでの肩のこともあって、少しスロー調整になるかも知れない。佐々木も2年目で実力も分かっているし、オープン戦までにきっちりと仕上げてくれれば。

トミージョン手術を受けた深沢、ルーキーの坂口を始め、手術からの復帰を目指す徳山、入江、森下、中川虎といったメンバーがリハビリ組となる。入江はまずは慎重にじっくりとコンディションを整えることになるが、早いうちに1軍へ上がって来て欲しい。ケガによる離脱が多い平良も、奄美でしっかりと準備して、オープン戦期間で開幕ローテーション争いに加わって行きたい。

前述の益子、上甲はB班スタートに少し焦りもあるだろう。しっかりと準備してアピールできるようにしたい。2年目の飛躍が期待される石上も、本来はA班に入っていたい選手。三森の加入で左打の内野手がさらに激戦になるので、争いに食い込んで入れ替えを狙いたい。

神里、関根もベテランの域に入って来ているが、度会、梶原、蝦名といった若い選手の台頭で立場は厳しくなっている。まずは奄美でしっかりと準備し、開幕1軍争いに加わって行きたい。勝又も若手の台頭の流れに乗り遅れたくないだろう。

ウィンターリーグで活躍した武田は、奄美スタートではあるが楽しみな選手。育成の高見澤、小笠原もさらなる成長を期待したい。

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さらなる補強は?

日本一が決まった翌日のスポーツ紙では、リーグ優勝に向けて積極的な補強を行うとして多くの名前が挙がっていた。しかし、マルティネスは読売移籍が決定。それ以外の選手の去就もほとんど決まっている。濵口と三森のトレードはあったが、ここからの補強だと外国人選手の獲得だろうか。

昨年は1月に入ってからケイ、ジャクソンの獲得が発表された。1月も後半に入ったが、春季キャンプが近づく中で、ここから獲得があるかどうか。ずっと名前が挙がっているバウアーの動向も気になるところ。

バウアーを獲得するとしたら、2月のMLBのキャンプインの前後になるのではないか。恐らく今年も招待選手などでMLBのチームからキャンプへの参加の話は来ないと思う。そこでどういう決断をするか。ベイスターズへの復帰であれば、さまざまな面でキャンプから参加する必要もないと思う。動向に注目したい。

昨年のキャンプメンバーの振り分けは1月24日の発表だったので、かなり早い発表となった。ここから選手たちはキャンプに向けて自主トレの強度も上げて行くだろう。1月27日には2025年のスローガンと新ホームユニフォームが発表される。1月はあまりこれといった話題がなく過ぎているが、プロ野球のお正月と言われる2月1日が近づくにつれテンションが上がって来そうだ。

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