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22安打12得点 ヤクルト戦の開幕7連敗を止める

05/03 東京ヤクルト2-12横浜DeNA(神宮)

3回に佐野と宮崎のタイムリーで2点を先制。5回にも宮崎のソロで追加点。先発の石田裕は6回まで粘り強く無失点の好投。7回にも佐野と宮崎のタイムリーで2点を追加すると、8回にはビシエドの代打2ランと神里のタイムリーでダメ押し。9回にも三森のタイムリーと度会の3ランなどで22安打12得点。石田裕が2勝目を挙げ、ヤクルト戦は7連敗で止めて今季初勝利。

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ポジ [Good]

得意の神宮で5安打の宮崎

宮崎は、2回先頭で初球を捉えると三遊間を破るヒット。3回は1点を先制した後の2アウト2塁で2ボールからのツーシームに詰まりながらもレフトの前に落ちるヒットで2点目を挙げた。

2-0と先行したが、前日のことを考えると追加点が欲しいところ。2番から始まる5回も2アウトランナーなし。一発が欲しいところで、初球のインサイド寄りのストレートを強振。打球は物凄い速さでレフトスタンドへ飛び込んで行った。前列の男性の股間に当たったように見えたが大丈夫なのだろうか。

この打席もファーストストライクを振って行く積極性が奏功した。なかなか打球が上がらない状態が続いていたが、このホームランも最高到達は13mで、文字通り弾丸ライナーでスタンドまで持って行った。38歳だが、パワーはまだまだ健在。

7回にも佐野のタイムリー二塁打に続いてタイムリー。8回は田口を強襲するヒットで、9年ぶりとなる5安打。球団では最年長での5安打とのこと。宮崎らしくない打席も多く見られていたが、一気に爆発した。守備でも7回裏に中村悠の三塁線へのゴロをダイビングキャッチ。すぐさま送球してアウトにした。年齢的に守備範囲、肩はどうしても衰えるが、まだ守れることをアピール。

先週は下位に入った勝又の活躍があり、今週前半は京田と林の下位打線で得点を挙げた。佐野と宮崎の不調で、中軸で還す本来の得点パターンがなかなかできていなかった。

この日は佐野も2本のタイムリー二塁打を放った。特に3回は、ノーアウト1、2塁でウォルターズがバタバタしている中で、度会が打ちに行くのか見るのか中途半端になり併殺打。かなり痛い逸機になりそうな場面でショートの頭を越えるタイムリー二塁打。これが二塁打で宮崎のタイムリーによってもう1点取れたことも本当に大きかった。

3-0であと1点取れればという7回も、二塁打の度会に続いてライトの右へ痛烈に弾き返して行った。佐野、宮崎で還す流れができてくれば、筒香と牧の不在による影響も軽減されるはずだ。

初戦のお返しとばかりに猛攻

7回の佐野、宮崎の連続タイムリーで5-0となり、かなり勝利に近づいた。それでも、この3連戦の流れからして何が起こるか分からない。攻めの手を緩めることなく攻撃し続けた。

8回は林が投手の田口がグラブを弾く内野安打で出塁し、代打でビシエドが起用された。追い込まれてからスライダーをファウルし、低めのフォークも見た。前日に田口はヒュンメルに甘くなったスライダーをホームランにされており、7球目はストレートで来た。

アウトサイド高めのボールゾーンだったが、ビシエドが内側からバットを出して、強く叩くと逆方向とは思えない弾道でライトスタンドへ飛び込んで行った。2アウトから佐野が歩き、宮崎が強襲ヒットで再びチャンスとなり、神里が今季初ヒットとなるタイムリーで8点目。

9回は丸山翔を攻め、京田と代打勝又のヒットでチャンスを作り、三森がタイムリー。さらに度会が初球を捉え、打った瞬間という3ラン。これで12-0と初戦のお返しとばかりの猛攻。柴田にも今季初ヒットが出て、これが22本目。

ヤクルトも野手の伊藤瑠偉が投球に備えてキャッチボールを始めたが、山本が凡退して打者一巡の攻撃が終わった。球数が40球に近づいていたため、野手の登板を検討したようだ。

点差が付いてくると、当然勝ちパターンに入っていない投手が出て来るので、さらなる追加点が入るケースは多い。ましてや9連戦中なので、多少悪くてもすぐには代えられず、そのまま投げてもらうしかない。初戦と3戦目はお互いにそういった事情から失点を重ねた形になった。

粘り強く投げて石田裕が2勝目

石田裕は、三者凡退で抑えたのは5回だけ。それ以外の5イニングはランナーを出しながらも粘り強く投げた。石田裕の持ち味は出ていたが、それほど調子が良かったわけではない。そうした中で、打線が活発なヤクルトを無失点に抑えたことは、先発投手としてまた一つ成長を感じさせた。

初回は、岩田の高いバウンドのゴロがややイレギュラーし、林が弾いてしまった。すぐに捕りに行かず、センターの三森がバックアップしたが好走塁で二塁打になった。サンタナには、今季最初の登板で痛恨の一打を打たれており、慎重になった。四球で1アウト1、2塁。連敗中で先に点をやりたくないところで、茂木をセカンドゴロに打ち取り、内山にはシンカーがベストの高さから落ちて空振り三振。

2回は先頭の武岡にヒットを打たれるが、山本が盗塁を刺して3人で終えた。3回は1アウトから増田に二塁打を打たれたが、ここは岩田とサンタナをしっかりと打ち取った。4回は2本のヒットを許したが、打順が8番のウォルターズに回り凌いだ。

宮崎のソロでリードが3点となり、勝利投手の権利を得る5回は9番からの打順で簡単に三者凡退。しかし、6回はサンタナへのストレートが浮き、右中間を破る二塁打とされた。踏ん張りどころを迎えたが、茂木と内山にシンカーを低めへ決め、連続三振に取った。武岡は慎重に投げて歩かせたが、古賀を低めのシンカーでサードゴロに打ち取って切り抜けた。

6回92球だったが、調子が良かったわけでもないし、ボールが浮き始めていたので、代え時としては正解だったと思う。特に開幕3戦目での逆転負けもあるし、9連戦中ではあるが引っ張るような投球ではなかった。結果的に7回表に2点を追加できたので、継投も楽になった。

4度目のQSをマークし、2勝目を挙げた。相川監督が石田裕が2桁勝たないと優勝できないと言っていたが、打線の援護との絡みはあるものの、勝ち星を先行させてもらわなければ。

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ヤジ [Bad]

序盤にウォルターズを捕まえらえるかと思っていたが、なかなか得点に至らず。3回に度会が併殺打に倒れた後に佐野が二塁打を打ったことが非常に大きかった。終盤も手を休めることなく攻め続け、リリーフも温存できた。

9回は12点リードで2年ぶりに登録された石田健が登板。久々の登板で、いきなりストレートをホームランにされたので面食らったか。ベテランなのでこの点差で四球はいただけない。林が深追いしてしまったエラーにも足を引っ張られた。この試合は久しぶりの登板として差し引くが、次はベテランらしい投球を期待したい。

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キジ [Other]

勝つ時なんてこんなもの。立ち上がりはウォルターズをなかなか捕まえられず焦ったが、佐野と宮崎の活躍で3点を先行し、石田裕が警戒しながらも粘り強く投げて6回無失点。待望の4点目も佐野のバットから生まれ、宮崎が続いた。こうなればプレッシャーからも解放され、これまで打てなかった投手からも打てるし、打っていなかった選手にもヒットが飛び出す。

昔、誰かが3連戦の中に一つある接戦を取ることが重要と言っていた。スイープなんて年間に何度もないので、だいたい2勝1敗になる。お互いに1試合ずつ自チームの流れで快勝できる試合があり、残り1試合が接戦になる。それを取れるかどうか。

開幕カードは、おそらく接戦が開幕戦だった。ヤクルトの流れが2戦目、DeNAの流れが3戦目だったが、DeNAは継投ミスで流れを手放してしまい、逆転負けを喫したのでスイープになった。このカードは分かりやすく、もちろん接戦が2戦目だった。

ヤクルトにようやく勝てたというところで水を差す気はないのだが、2戦目の接戦を落としているようでは貯金を増やして行けない。まず開幕からの連敗は止めたので、次はカード勝ち越しを狙って行かなければならない。次回は23、24日の2連戦で、ハマスタなので連勝と行きたい。

9連戦最後のカードはハマスタに戻って広島戦。このカードは逆にDeNAが5戦全勝。ヤクルトに負けた分をここで補う形になっている。この日の中日戦を流した広島は、栗林を6日の3戦目に持ってくるようだ。現状、防御率2位の投手で難攻不落。その前にカード勝ち越しを決めておきたいところではある。

4日の初戦は竹田と大瀬良が予告先発として発表されている。竹田は期待外れの投球が続いており、前回は4月22日の阪神戦で初回4点の援護をもらいながら逆転されている。石田裕だけでなく、篠木や島田など若手が先発として結果を残している中で、ローテーションで立場も危うくなっている。危機感は持ってほしいが、警戒し過ぎて縮こまった投球ではなく、ストライク先行の攻めの投球を見せて欲しい。

大瀬良は何年もずっと苦手な投手だが、昨年はハマスタ2試合で防御率10.38とかなり打ち込んでいる。大量点の翌日は点が入らないとよく言われるが、阪神戦で16点を取った翌日も初回4点、最終的には7点取っている。各打者の感触は良くなっていると思うので、今回も竹田を援護したい。

Next Key Player: 京田(昨年は大瀬良と9-3と相性が良く、好調)

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