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成瀬が逆転打! 終盤3点差を追い付かれドロー

05/05 横浜DeNA5-5広島東洋(ハマスタ)

2回表、坂倉と菊池の連打でノーアウト1、2塁。平川のバントを山本が三塁へ悪送球し、先制点を与えると、矢野のタイムリーで2点目。4回裏、2アウト満塁から成瀬がセンターオーバーの走者一掃となるタイムリー二塁打で逆転。6回裏には林の2ランで追加点。8回表にレイノルズが平川の2点タイムリー二塁打で1点差とされると、9回表に山崎が持丸にプロ初ホームランを浴びて同点。延長戦に入ると両チームのリリーフが踏ん張り、引き分けに終わった。

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ポジ [Good]

成瀬がプロ初打点となる走者一掃の逆転タイムリー二塁打を放った。2回は1アウト1、2塁で浮いたボールを捉え、ライト線へ運んだが平川の好守に阻まれた。4回の満塁ではカットボールが真ん中に入って来たところを捉え、前進守備のセンターの頭を越える走者一掃の逆転タイムリー二塁打となった。

4月28日にプロ初ヒットをマークし、これが2安打目でプロ初打点、初長打を記録した。スタメン起用に応える活躍だったが、チームが同点に追い付かれてしまい、ヒーローとなるチャンスを逸してしまった。しかし、守備でも良いプレーがあったし、再びヒーローインタビューのチャンスはあると思う。牧が復帰するとショートを林、京田らと争うことになる。一軍生き残りへ必死にプレーしてもらいたい。

前日のヒーロー林が、6回に貴重な追加点となる2ランを放った。昨年プロ初ホームランを含む2本を放っているが、ハマスタではこれが初めてのホームランとなった。真ん中に入ったストレートだが、完璧に捉えて打った瞬間という当たりだった。

以前のイメージだと、林のバットから出たとは思えない弾道だった。筋力をつけた効果が出たと思う。ホームランバッターではないが、ヒットを打つにも打球速度がある程度必要で、緩いゴロではなかなか抜けない。牧の代わりにセカンドに入ってるが、遜色のない活躍ができている。

東は、山本の悪送球で失点し、2回に2点を奪われたが、その後はノーヒットに抑えた。6回は2アウトから平川にあと少しでホームランというフェン直の二塁打を浴びたが、矢野を空振り三振に仕留めた。

6回100球、2失点だが自責は0。しっかりとQSをマークしてくれたが、やはり東なのでHQSも望みたいところ。7回は中川虎がきっちり抑えたし、同点を許したのはレイノルズ、山崎なので、東が7回まで投げたとしても変わらなかったかも知れないが、4勝目を逃してしまった。次回は6連戦の頭だと思うので、HQSにトライしてもらいたい。

延長に入り、ルイーズが10回を抑えた。平川の打球はヒヤッとしたがバットの先だった。11回は坂本が打ち取った当たりが2本内野安打になる不運にも負けずに凌いだ。

12回は吉野。開幕一軍に入り、4試合に登板していたが、出力が落ちたということでファームでリフレッシュの調整に入っていた。久しぶりの登板が同点の12回になったが、ファームでの投球をそのまま出してくれた。

ファームでは4月25日に2イニングで6三振、27日は2イニングで5三振、そして5月2日は3者連続三振。アウトのほとんどを三振で取るという無双ぶりで一軍に戻って来た。ストレートに力があり、フォークの落ちも素晴らしい。

当たっている坂倉にはカーブ、カットボールも混ぜて慎重に投げて、最後は変化球をケアしたところをストレートで空振りに取った。その勢いのまま、菊池と平川も全球ストレートで空振り三振。気持ち良すぎる快投。年間を通してコンディションを維持するのは難しいが、今季はそれにトライして、なるべく多くの試合でこんな投球ができるようにしてもらいたい。毎回このピッチングは無理にしても、勝ちパターンに十分入れるだけのポテンシャルはある。

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ヤジ [Bad]

序盤はミスが続き、嫌な流れだった。2回表にノーアウト1、2塁から平川のバントは、ほとんど転がらずにホームベース付近で止まった。山本が素早く捕って三塁へ送球したが、引っかけてしまってファウルグランドへ。

きちんと握れていないのに投げてしまったという単純ミスかも知れないが、三塁は完全にアウトのタイミングだったので、平川が右打席でバントしていたことで2-5-4の併殺を狙っていたのかも知れない。ノーアウトだから併殺が取れた方が良いのだが、悪送球のリスクも考慮したかった。右腕の骨折で昨オフにプレートを取り除く手術をしたが、まだその影響があるのかなと思うくらいに悪送球が目立つ。

2回裏は、1アウト1、2塁で成瀬のライト線へのフライで一塁ランナーの林が飛び出して併殺。9番の東まで回せなかった。オープン戦でライナーの飛び出しがあった時、相川監督がそういう走塁をしてもらっているという旨のコメントがあった。

この場面も外野の間を抜けたら林が同点のホームを踏めるように指示が出ていたかも知れない。だから林だけのミスとは言い切れない。ただ、2点ビハインドとは言え2回裏でそういう判断がされていたのか、ライトの守備位置をきちんと確認していたのかは疑問。単に林の判断ミスという可能性も低くない走塁にも見えた。

山本は3安打で2得点を記録し、林も2ランを放った。ミスに絡んだ二人がしっかりと取り返して逆転、3点リードとした。8回からレイノルズが登板し、勝ちパターンの締めにかかったが、まさかの2失点となった。

2アウトを取ってから好調の坂倉に157キロのストレートを弾き返され、左中間への二塁打。さすがに押し切れなかった。菊池は追い込んだがカットボールがゾーンに残ってしまい、三遊間を破られた。2アウト1、3塁となって平川。

ストレート3球で1ボール2ストライクのカウントを作るも、カットボールがまたもゾーンに残ってしまい、あと僅かで同点3ランという右中間のリボンビジョンを直撃する2点タイムリー二塁打となった。

打者もカットボールに慣れてきているし、研究も進んでいる。スプリットも持っているので、ボールゾーンへ変化していくようなコントロールも必要になる。前から言われているようにクイックにも課題があり、いつかは足でかき回されて同点、逆転を許すシーンはあると思っているが、それでもボールの角度と球威は魅力的。少しずつ成長してくれればと思う。

レイノルズの複数失点という誤算が山崎にも影響し、9回表先頭の持丸にプロ初ホームランを浴びて同点とされた。今季は初めてセーブシチュエーションでの失敗となる。通算240セーブをマークしている投手だが、そこまで打たれ強くないので、引きずって逆転される、あるいは大ピンチを招くことも少なくないが、切り替えてその後を3人で抑えたことは良かった。

持丸は初球のスプリットは見逃したが、2球目は空振り。これがストレート狙いだったのか、キャッチャーとしてのフェイクだったのかは分からない。4球目のスプリットは非常に良い高さから落ちたが見られた。スプリットにかなり意識があるだろうというところでストレートで行ったが、失投で甘く入ってしまった。

甘く行ったにしても、追い込まれたカウントでここまでストレートに合わせたスイングをしてくるとは思わなかった。出合い頭の一発で、これは仕方ないかなと思う。

言い訳にならないし、本人も言い訳にしないと思うが、連投になったことが影響していないとは言えない。そもそも前日に山崎が引っ張り出されたことで、広島も終盤に反撃すれば何か起こせるというムードになっていたことは間違いない。チームとしてはやはり、前日しっかりと大差のまま終えられなかったことが響いている。年間の勝率を高めるためには、勝てばいいだけでない試合もあるということ。

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キジ [Other]

エースの東を立て、7回終了時で3点リードしていたホームゲームなので、引き分けで良かったとは決して言えない。しかし、9回表に追い付かれた時点での両チームの残ったリリーフを考えると、逆転負けをせずに良かったと言える試合だった。

成瀬の初のヒーローインタビューが消し飛んでしまった。終盤にリードを守り切れない試合は、年間で何試合かあるので、この日に来てしまったことは仕方ないかなと思う。こどもの日でクレヨンしんちゃんとのコラボもあり、勝ちたい試合だったが、5月5日に5-5の引き分けとはよくできた話。

3戦目は、深沢と栗林のマッチアップ。この日に追い付かれた展開を考えても、広島の流れで進む試合になると思う。あとは、深沢はどれだけ粘って接戦に持ち込めるか。好調な打線がリーグ2位の防御率をマークする栗林を攻略できるか。9連戦の負け越しはなくなったが、貯金を持って終わるか、借金のまま終わるかは大違い。全力を尽くして欲しい。

Next Key Player: 深沢(栗林との投げ合いに持ち込めるか、プロ初勝利を期待)

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