05/06 横浜DeNA0-10広島東洋(ハマスタ)
先発の深沢は3回、2アウト1、2塁から菊池に3ランを浴びて先制を許す。さらに5回、連打の後に栗林のバントを悪送球し、追加点を許すと、秋山のタイムリー、野間への押し出し四球、平川の2点タイムリーとこの回一気に5点を奪われた。打線は、栗林の前に7回までわずか3安打。リリーフ陣が失点をさらに重ね、打線も反撃できず大敗。
ポジ [Good]
京田が複数の好守を見せ、深沢を盛り立てた。今年はショートで動きの良さが際立っている。バッティングでも結果が出ているので、ショートで若手との争いになっているが、ベテランとして存在感を見せ続けて欲しい。
ヤジ [Bad]
深沢が4回2/3で8失点と炎上。5回を投げ切れずに試合を壊した。
初回はストレートに力もあり、ストライク先行のピッチングで低めに集め、三者凡退で片づけた。2回は京田の好守にも助けられ、3つの内野ゴロで三者凡退。2回まで28球で6人をパーフェクトピッチングと素晴らしい出だしだった。
3回、1アウトから持丸の内野安打で初めてランナーを出したが、栗林がバント失敗で2アウト。秋山にはボールが先行した後の浮いたストレートをレフトへ運ばれた。菊池に2ボールとカウントが悪くなり、ストライクを取りに行ったストレートが真ん中高めに浮き、レフトスタンドへの3ラン。
高めは一番警戒しなければならない菊池に投げてはいけないボールだった。2ボールからストライクを取るのに、このコースに投げてしまうようでは一軍では見逃してもらえない。コースが真ん中に入ったとしても高さは間違えてはいけない。
4回は切り替えて坂倉から始まる打順を再び三者凡退に抑えた。相手を考えると3失点は痛いが、5回を投げ切れればまずまずというところだったが、5回先頭の矢野に粘られ、ペイオフピッチで浮いたストレートをレフトへ上手く打ち返された。ストレートは立ち上がりと異なり142キロで威力もなく、これだけコースが甘ければ打たれる。
持丸にも138キロの力ないストレートがアウトサイド高めへ。高いバウンドが一二塁間を抜けてノーアウト1、3塁。栗林は、一塁ランナーを送り、打球によってはセーフティスクイズというバント。ピッチャー前に転がり、深沢が一塁へ送球するも、二塁側に逸れて林が捕れなかった。タイミングは十分に間に合うので焦る場面でもなく、単に守備の下手さが出た。練習するしかない。
4点目が入ってノーアウト1、3塁。普通ならここで代えるが続投。秋山にライト前タイムリーヒットを打たれて5点目。前の打席でホームランを打たれている菊池にも続投。あと少しでホームランというファウルもあったが、ここは低めの際どいところでストライクを取ってもらい見逃し三振。
小園も取って2アウトまで漕ぎ着けるも、野間に粘られ、最後は際どいコースが外れて押し出し四球。平川のところでも交代はなく、初球にストライクを取りに行ったど真ん中のストレートをセンターへ弾き返されて2点タイムリー。ここで石田健と代わったが、8点目を奪われて完全に試合が壊れた。
普通であればとっくに交代しているはずで、継投が遅いという次元ではない。深沢に5回まで投げ切らせると決めていたように思う。前述の通り、栗林の出来を考えれば3点ビハインドで既に厳しい試合展開ではあった。
ここで続投したことが、深沢の経験として後に役立てばいいのだが、それははっきり言って疑問ではある。5回が続投がなくても課題は明白で、投げるスタミナと集中力。ファームのレベルで7回を100球程度で投げ切れないで、一軍で先発としての役割が果たせるとは思えない。
どの投手も立ち上がりから徐々に球威は落ちて行くが、深沢の場合は球威がある方ではないので、落ちてしまうと一軍では打ち取れないボールになる。そこを変化球とのコンビネーションで緩急を使って速さを感じさせなければ生きて行く道はない。
トミージョン手術明けと言っても競技復帰からもうすぐ1年経つのだから、トレーナーとも相談してファームで投げる球数を増やしていかなければならない。ファームでも投げさせなければならないリリーフもいるので難しいところだが、それをやらなければ先発投手は育たない。
2番手の石田健は、持丸が初球から積極的に来るところ、ストレートが甘すぎる。場面は0-8で集中力を保てないかも知れないが、立場的には一軍に残れるかどうか。前回も12-0で被弾しているので、1球目から集中して投げて欲しい。
マルセリーノはまた登板機会があったが、先頭の小園に四球。坂倉にも3ボールとしてしまい、フルカウントには持ち込むも甘いストレートをライト線へ運ばれてノーアウト2、3塁。1アウト後に平川も歩かせて満塁。ここは何とか矢野の犠牲フライの1点に留めたが、点差を考えればもっとゾーンで勝負して欲しかった。2イニング目は大盛に二塁打を浴びるも無失点で凌ぎ、後半はストライクを先行させられた。
ベンチでヒュンメルもマルセリーノに声をかけていたが、今後のために登板機会の読めない一軍のブルペンに置いておくのがベストなのか、よく考えて欲しいところ。代わりに上げる投手もいないのか。最近の内容を見ると佐々木千隼くらいだろうか。
キジ [Other]
深沢と栗林という厳しいマッチアップとは思ったが、深沢が投げ合いに持ち込んでくれることを期待したが甘くなかった。立ち上がりは良かったが、菊池に痛恨の失投。5回は自らの守備ミスも絡んだ。
栗林のバントを悪送球した時点で代えてもいいのかなと思うが、栗林の投球からして3点で既に難しいと思っていたのか、深沢に5回を投げ切らせることを優先し、結局投げ切れないで試合が壊れた。育成も重要だが、休日で超満員のホームゲームという配慮はあってもいいだろう。
開幕からずっとヒットが出ていなかった持丸に、前回のマツダでプロ初ヒットを許し、前日は起死回生となるプロ初ホームラン。この日は内野安打から3安打で2号ホームランも許した。また新たな苦手選手を作ってしまったのではないか。次はしっかり対策しておきたい。
広島戦の連勝も6で止まり、ゴールデンウィークの9連戦は、4勝4敗1分の5割。筒香、牧、デュプランティエを欠きながらよくやったという評価が大方の見方か。勝又や林、成瀬などを使って活躍したし、佐野、宮崎、蝦名の状態も上がって来た。
問題は投手陣。この連戦の中で篠木がプロ初勝利を挙げ、島田も上々のデビューを果たした。一方で、竹田と入江は次の登板を与えたいような内容を見せられず、深沢もまだ時間がかかりそう。4月は良かったリリーフに陰りも見える。
この日、コックスが帰国し、森原と同じインターナルブレース術の手術を受けたことが発表された。トミージョン手術よりは復帰が早いものの、今季の一軍登板は絶望的。木村球団社長も投手の補強を明言した。
「オースティン」「コックス」な時点で怪我は覚悟していたが、まさかこれほどの大きな離脱になるとは思わなかった。最初の登板で来日初勝利をマークし、大きく期待が膨らんでいただけに厳しい結果となった。
外国人に限らず「あらゆる可能性を今まで以上に検討していく」とのこと。NPBでのプレー経験のある日本人投手がオイシックス、ハヤテや独立リーグなどにいるが、戦力になるかは疑問。トレードも模索はするだろうが、交換要員が折り合うかどうか。
コックスが登録抹消となり、左肘に問題が発生していることは内部で分かっていることなので、その時点で外国人投手のリストアップは始めているだろう。開幕ロースターに漏れてマイナーでプレーしている投手から良い選手が獲れると良いのだが、途中来日はいろいろな面で難しいだろう。
バウアーの声も上がるだろうが、個人的にはないと思うしやめておいた方がいいと思う。今のバウアーはアメリカでのプレーを優先しており、とにかくもう一度MLBで投げたいという一心だと思う。ビジネスでまたNPBに来ても、お互いにハッピーにならないように思う。
同時に、デュプランティエについては「早く戻って来てもらう」としているので、重症でないと見られる。こういう状況になるとデュプランティエに頼らざるを得ない。補強については今後の推移を見守っていきたい。
7日は移動日となり、8日から今季初の甲子園で阪神3連戦。平良、篠木、石田裕の先発と思われるが、阪神も村上、大竹、才木で来ることになるのか。なかなか厳しい相手になるが、食らい付いて行かなければならない。


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