05/13 横浜DeNA5-0中日(ハマスタ)
初回、蝦名と度会の連打で1、3塁とすると、筒香のタイムリーで先制。さらに勝又の2点タイムリー二塁打、林の内野ゴロ間、松尾のタイムリー内野安打と続き、5点を先制する展開となった。先発の島田は、初回に3者連続三振で立ち上がると、5回にも3者連続3球三振。6回無失点でプロ初勝利を挙げた。7回から坂本、吉野、若松と繋ぎ、完封リレーを完成させた。
ポジ [Good]
イマキュレートイニングも達成
またファン兼選手がベイスターズを勝たせた。篠木に続いてのプロ初勝利だが、二人ともマウンド上であんなに吠えているのに、ゆるふわというか宇宙?というか、独特の話し方。面白い個性的な若者が次々と活躍。祐大のトレードというツラいニュースの後、新星が躍動した。
初回、いきなり3者連続三振の立ち上がり。150キロを超えるストレートで押し、変化球はなかなか決まらなかったが、カーブで見逃し三振も奪った。
5点のリードをもらって、守りに入るのではなく引き続き攻めて行けた点も非常に良かった。2回は先頭の細川に初ヒットを許すも、ボスラーが併殺打。3回は三者凡退で片づけ、4回にも先頭の鵜飼にヒットを打たれたが、村松のファーストゴロを佐野と京田の攻守で併殺に取り、またも三人で片づけた。
極めつけは5回。5点リードとは言え、プロ初勝利がかかるイニングで、普通なら少し力んだり、慎重になったりするものだが、むしろギアを上げて初球から全て勝負球を投げ込んだ感じだった。
細川
ストレート 147.3k 見逃し
スプリット 138.9k 空振り
カーブ 123.0k 空振り
ボスラー
カーブ 121.8k 見逃し
ストレート 148.2k ファウル
フォーク 132.6k 空振り
石伊
ストレート 146.8k ファウル
カーブ 124.1k 見逃し
フォーク 132.3k 空振り
初回に続く3者連続三振だが、全員が3球三振というイマキュレートイニングを達成。昨年、ウィックが達成しているが、ルーキーとしては1954年以来72年ぶり、セ・リーグでは初の快挙。長いプロ野球の歴史でも25度目という記録になった。カーブで1つ、フォークで2つといずれも空振りを奪い圧巻の投球だった。
前回は5回2失点で勝ち負けは付かなかったが、プロの一軍では初めて6回のマウンドに上がった。球数が少なく5回まで53球とマダックスペースだったが、ややストレートの勢いも落ち始めた。先頭の石川昂はストレートで詰まらせ、バットが折れたが打球がライトの前に弾んだ。
続く土田にもストレートが甘く入り、ライトスタンドへのホームランかという角度で上がったが、僅かに足りずフェンスギリギリのライトフライ。代打のカリステには低めのストレートを拾われ、センター前ヒット。鵜飼もインサイド低めのストレートを三遊間に運ばれて1アウト満塁。
さすがに捕まったかと思ったが、5点リードということもあり交代はない。高橋周は追い込んだ後、フォークを理想の高さから落として空振り三振。村松をカーブとストレートで追い込むと、フォークを連投して空振り三振に取った。この日9個目の三振で、より一層吼えた。
6回68球ではあったが、ここで降板。点差に少し余裕もあったが、良いイメージで登板を終えさせたいというのもあっただろう。9奪三振ながら余計なボールもないし、常にストライク先行の攻めの投球なので球数もセーブできた。
横浜市戸塚区出身でベイスターズファンという島田が、地元ハマスタで最高の投球を見せてのプロ初勝利。ファンにとっても最高の試合となった。
残念ながらハマのモアイはたぶん定着しないが、この日のピッチングに心を奪われたファンは多いのではないか。もちろん管理人もその一人。次の登板が楽しみだ。
リリーフ3人がきっちり締めて完勝に
初回から5点を奪う展開だったが、その後は追加点を奪えず。島田が6回まで素晴らしい投球を見せ、あとは勝ちパターンを温存し完勝したいところ。
7回から継投に入り、坂本が登板。先頭の細川を三振に取り、11球で三者凡退に抑えた。8回も吉野が流れに乗って好投。石川昂をストレートで詰まらせて内野フライに打ち取ると、土田とカリステはストレートで空振り三振に取った。前の登板で3者連続三振だったが、この日も2奪三振と素晴らしい内容が続いている。
9回はどうするのかと思ったが、若松をマウンドに送った。5点リードとは言え試合を締める役割。ガールズフェスティバルの演出で、クローザーのような形でリリーフカーに乗って登場した。緊張するかと思ったが、力強いストレートを投げ込み、鵜飼を152キロのストレートで見逃し三振に取った。2アウトから村松にストライクが入らなくなり、歩かせてしまったが、細川にはスライダーとフォークだけで組み立てて、最後は落差のあるフォークを空振りさせた。
終わってみれば3投手でノーヒットの無失点リレー。勝ちパターンを温存した上で、他のリリーフがこれだけの内容を見せてくれるのは非常に頼もしい。吉野もどんどん良くなっているし、若松も良い状態で上がって来た。全員ずっと好調ということはないが、伊勢が再調整になっている今、これだけのメンバーが揃えられているのはチームとしても層の厚みになる。
初回速攻の5点、一気に流れ引き寄せる
中西の立ち上がりを一気に攻めた。先頭の蝦名が2球目のスライダーをレフト前に運ぶと、度会は浮いたフォークを捉えてセンター前へ。蝦名が三塁まで進んだ。筒香も3球目のフォークをセンター前へ運び、3連打で早くも先制点を奪った。
佐野は三振に倒れたが、この日は5番に入った勝又が、2球目のアウトサイドへのストレートを鋭く左中間へ運んだ。スイングスピードが速く、打球速度も速い。2点タイムリー二塁打となって3点目。
こうなると一気に流れが傾く。京田の打ち取られた当たりは二塁ベース付近で土田が捌くも、ヘッドスライディングを見せてセーフ。1アウト1、3塁とチャンスが広がり、林のサードゴロが併殺崩れとなり4点目が入った。さらに林が盗塁に成功。中西のワイルドピッチで三塁まで進むと、松尾も打ち取られた当たりのセカンドゴロが内野安打となり、5点目のタイムリー。
速攻で5点を取れたことで島田を楽に投げさせることができた。中西は2回以降は立ち直っていたので、一気に5点まで取れたことは非常に大きかった。
ヤジ [Bad]
相川監督も試合後のインタビューで言っていたが、初回に見事な集中打で5点を奪った後、7イニングで追加点を取れなかった。中西も立ち直って良いピッチングをしていたが、もう1点ダメ押しすることは3連戦の流れを考えても重要なポイント。貯金を15、20と増やさなければリーグ優勝はないのだから、3つ取れるところは取らなければならない。そういう意味でも隙のない野球をしたい。
キジ [Other]
初回に6安打を集中して5得点。投げてはルーキー島田が圧巻の投球。勝ちパターンを温存しての完封リレーと理想的な勝利だった。
島田は前回のプロ初登板に続いて同じ大卒ルーキーとの投げ合いとなった。今回は既にプロ初勝利を挙げているドラフト1位の中西とのマッチアップだったが、投球で圧倒し投げ勝った。これから何度も対戦があると思うが、この日の対戦で優位に立って行きたい。
2003年生まれの島田と2004年生まれの松尾。若いバッテリーが今後のベイスターズを支えて行くはずで、何でも祐大のトレードに引っかければ良いというわけではないが、チームが変わって行く流れがより鮮明になった。
連勝で今季最多の貯金2となった。まだまだ少ないが5割ラインを突破し、上位チームを追いかける体勢にはなって来た。
ビジターで3勝14敗という中日。スイープは簡単ではないが、ここは狙って行きたい。3戦目の先発は入江とマラー。マラーは前回バンテリンドームで終盤まで手こずったが、7回に攻略して黒星を付けている。筒香がベンチスタートで宮崎がスタメンと予想され、対左腕オーダーになるだろう。状態が上がっている蝦名、初戦で活躍した成瀬らが攻略に繋げられるか。昨年はマラーから松尾が打っているが、入江とのバッテリーは前回と同じく戸柱になるのか。
その入江だが、先発としてはルーキーイヤーに開幕4連敗を喫しており、未だに勝利はない。篠木、島田に先を越され、悔しくないはずがない。ただ、それで力み上がるのか、自分の投球をしっかりとできるのか。二人がきっちりと6回まで投げている中、ここまでの入江の内容ははっきり言えば先輩として恥ずかしいレベルのもの。入江の意地を見たいが、ダメならリリーフに戻すべきだと思う。
Next Key Player: 入江大生(先発としてのプロ初勝利なるか。篠木、島田に負けていられない)
この日は、中日ファンの知人とSTAR SIDEウィングで観戦。あまり写真は撮っていないので少しだけ。








最後は末広町の来々軒で味噌ラーメンをいただいて締め。


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