05/27 横浜DeNA2-5オリックス(ハマスタ)
初回、蝦名がヒットで出塁するとヒュンメルが左中間へタイムリー二塁打を放って先制する。しかし、先発の篠木は直後の2回表、若月のタイムリーと来田の犠牲フライで逆転を許す。4回にも来田のタイムリー二塁打で追加点を奪われ、5回は2アウト満塁から若月に2点タイムリーを打たれ、5回5失点で降板。打線は5回に度会のタイムリーで1点を返すが、11安打で2点に終わり追撃ならず。
ポジ [Good]
松尾が3安打。山本祐大の移籍後はスタメン出場が一気に増えているが、4月の打率.130から5月は.295と状態は上がっている。OPSも.600台をマークしているので、守備の負担も大きいが現状の他の選手を考えると打順を上げても良いのかなと思う。蝦名、度会、松尾、勝又を並べた方が今は得点が入るように思う。
ヒュンメルが久しぶりのスタメンで、初回に先制タイムリーを放った。フルカウントからの7球目、間合いが長いためにタイムを要求したが聞き入れられず、一度下がっていたところから前に出てスイングすると、打球は左中間へ。ちょうどインサイド低めに来たストレートが下がっていた分上手く捌けた。2打席目でもヒットを放ってマルチヒット。8回に左打席でもスタンドまで届くかという大飛球を打ち上げていた。ホームランが全く出ないチームにあって、ヒュンメルの長打力は生かしたいところ。
2番手の岩田が回跨ぎのリリーフで2イニングを無失点に抑えた。最初のイニングは連続三振を奪ったが、西川に二塁打を打たれ、渡部は当たり損ねのゴロだったが俊足が生きて内野安打。ピンチを招いたが、宗を高いバウンドのゴロに打ち取り、マウンドの後方へ走って捕り、良いフィールディングで一塁をアウトにした。2イニング目は先頭の紅林を歩かせるも、後続を打ち取った。
移籍1年目の昨年は3試合登板で防御率18.00と全く結果を残せなかった。今季はここまで5試合で無失点。左打者に対しての投入が基本だが、右打者にもある程度対応できればワンポイントよりも役割が任せられるようになる。出番を増やし、一軍定着を狙って行きたい。
若松と吉野もランナーを出したが無失点でリレー。この日はリリーフ陣がリードを広げられることなく繋いだが、打線の反撃がなかった。
ヤジ [Bad]
篠木は初回に1点をもらうが、直後に逆転を許した。5回までその2点で行ければ何とかというところだったが、踏ん張り切れずに追加点も許してしまった。
前日同様にオリックスの下位打線に苦労した。初回は度会の好守もあって無失点で立ち上がったが、2回は5番の山中に2ストライクからの3球目、ストレートが甘く入ってヒットを打たれてしまった。高校の先輩との対決になったが、追い込んだだけに勿体ない1球になった。
野口にもストレートを逆方向へしっかりと打ち返されると、若月には3球続けたスライダーがどんどん甘くなり、タイムリーを浴びた。3連打であっという間にリードを消すと来田に犠牲フライを打たれて逆転となった。
3回は上位を三者凡退で抑えたが、4回は再び山中からの打順。警戒して勝負し切れずに歩かせると、野口にはまたもレフトへ運ばれてノーアウト1、2塁。若月は三振に取ったが、来田にはフォークを拾われ、あと少しで3ランというライトへフェン直のタイムリー二塁打を浴びた。ストライクを取りに行ったフォークだと思うが、来田も少し泳ぎながらも粘って拾う見事なバッティングだった。
5回は再び2番から始まり、2アウトを取った。5回3失点ならギリギリ合格点かと思ったが、紅林にスライダーをセンター前ヒットにされると、山中がなかなか打ち取れない。結局、8球目のストレートはアウトサイド低めには行ったが、レフトへ運ばれた。スタートを切っていた紅林は三塁まで進んだ。
野口には2ボール2ストライクからインサイド低めに変化球を投げるも、見極められて四球。2アウト満塁となる。踏ん張りたい場面だったが、若月へのスライダーが中へ入り、センター前へ2点タイムリー。一塁ランナーは三塁で刺したが、現状のベイスターズ打線を考えても致命的な2点が入ってしまった。
甘く入ったストレートを鋭く打ち返される場面もあり、ストレートの強さを生かせなかった。甘く入ると危険だが、それでもインサイドに攻め込む投球も見せて欲しかった。変化球は良いボールもあったが、精度にムラがあった。今後、もっと調整して精度を上げて行きたい。
打線は久しぶりに2桁安打をマークしたが、走塁ミスに盗塁失敗もあり、繋がりを欠いて2点止まり。特に初回、蝦名とヒュンメルの二人で速攻の先制点を挙げた後、ノーアウト2塁から度会のショートゴロでヒュンメルがスタートし、三塁でタッチアウトになった場面は走塁ミスとしか言えない。
度会も追い込まれていたので、進塁打は意識したとは思うが、ストレートを引っ張り切れずにショートゴロ。ヒュンメルも1アウト3塁を作りたいという気持ちが強かったと思うが、ここは自重して欲しかった。
逆転された後の2回は、石上がヒットで出塁するも盗塁失敗。続く松尾がヒットで出塁するというチグハグな形になった。
5回に1点を返した場面も、度会のセンター前ヒットはベースに当たって打球が弱まっていた。二塁ランナーの蝦名が悠々と還ることが予想される。生還を助ける走塁は不要だし、まだ3点差なのだから送球間の進塁は慎重になるべきだった。
投げた瞬間はホームへダイレクトに送球したように見えたのだろうし、カットマンも最初から入っていたわけではなく、上手く移動しながらカットしていたので、度会としてもやられたという感じかも知れないが、自身も塁に残ってチャンスを継続させることに重点を置くべき場面だった。
6回に登板した吉田に3者連続三振に抑えられて反撃ムードも萎み、8回はヒュンメルと度会のレフトへの鋭い打球はフェンスまであと少し届かず。9回にマチャドから代打勝又と松尾がヒットを放つも、最後は代打佐野が低めのチェンジアップに合わせ切れず、センター左後方へのフライ。スタンドまで届けば同点という場面は作ったが及ばず。
キジ [Other]
この日は初回に先制したが、ヒュンメルが走塁ミスで刺され、流れを一気に引き寄せられなかった。篠木がすぐさま逆転されると、前日同様に防戦一方の展開。前日の3安打から11安打とヒットは出るようになったが、走塁ミスで足を引っ張り、チャンスでのあと一本が出なかった。
上位打線は比較的抑えられても、下位打線にこれだけ打たれると苦しい。山中は連日の活躍。今季はまだこれが5試合目だが、地元で躍動している。野口もこの3連戦が始まった段階では2割そこそこだったが、初戦を現地で観た時に良いスイングをする打者だなと思った。パ・リーグではそれでもなかなか打たせてもらえないのだろうが、交流戦で一気に活躍しそうな雰囲気。逆方向へかなり強い打球が打てるのが魅力。
もともとそこまでバッティングの良いキャッチャーではなかったが、若月もWBCのイメージでもう少し打っているのかと思ったら1割台。それでも連日に渡ってチャンスで痛打を浴びている。来田もホームランかと思うような長打力を見せた。若月は別にしても、そこまで実績があるわけではない選手たちが見事なまでに機能して、連日の大量点となった。
今週に入る前から、現状のベイスターズ打線を考えれば首位争いに加わっているオリックスとの3連戦は厳しいものになるとは思っていた。先発投手が最少失点で切り抜けてロースコアの接戦に持ち込まないと勝機はないと思っていたが、早い段階での複数失点では厳しい。
打線は、山本祐大とのトレードで尾形とともに移籍した井上朋をスタメンに抜擢。思い切って5番ファーストで使ったが、結果は出なかった。一軍での出場がそれほど多いわけではないが、パ・リーグ出身であり、ファームでも旧ウエスタンリーグでオリックスと対戦していた部分も期待しての起用だったかも知れない。
上げた選手をすぐ使うという部分は非常に良いと思うし、結果が出ないことはやむを得ない。どういう部分が足りないのか、どういう改善を図るべきかを体感してもらい、今後に生かしてもらいたい。
厳しい状況だが、3戦目は東を立てて何とかスイープを免れたい。しかし、相手も5勝を挙げているエスピノーザということで、打線の援護はあまり望めない。エスピノーザとは過去2年とも交流戦で対戦しており、球筋を見ている選手は多い。好投手であっても何とか打開して点を取らなければならない。交流戦開幕カード、ホームゲームでいきなり3連敗だけは阻止したい。
Next Key Player: 東(勢いづくオリックス打線を止められるか。エースの投球を)


コメント