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初先発の武田は2回で降板 4番ヒュンメルも不発

05/30 埼玉西武6-0横浜DeNA(ベルーナ)

プロ初先発となった武田だったが、初回にネビンのタイムリーで先制を許すと、2回には押し出し四球で失点。2イニングで73球を費やして降板。若松が3回は渡部のタイムリー二塁打、4回は長谷川の2点タイムリーで3失点。6回にはルイーズが小島のタイムリー二塁打で6点目を奪われた。打線は西武先発の隅田に対して、ランナーは出すも繋がりを欠いた。佐野の4安打も生かせず完封負け。

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ポジ [Good]

完敗の展開の中、野手陣では佐野がレフトへの二塁打を含む4安打を放ち、復調の気配を見せた。隅田のキレのあるチェンジアップや内角を突くボールに対しても、しっかりと自分のスイングでコンタクトできていた。初回の内野安打を含めて、4本全てが逆方向。

引っ張り傾向が強く、ヤクルトが極端なシフトを敷くほど打球方向が右に偏っていたが、この日は軽打も見せた。これまでにもっとこういうバッティングをして欲しい場面はたくさんあったのだが、ここ最近の数字の落ち込みに佐野自身も何かを変えなければならないという意識もあったのだろうか。

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ヤジ [Bad]

今季初先発のチャンスを掴んだ武田だったが、首位を走る西武打線の勢いを止められなかった。ストレートの出力はある程度出ていて、ストライクゾーンを広く使おうという意図は見えたものの、ボール先行の苦しいピッチングが続いた。

初回は滝澤に粘られた末にスライダーをセンター前に運ばれ、桑原には投げづらそうにして歩かせた。ネビンにもボールが先行し、ペイオフピッチからのストレートを鋭くレフト前へ弾き返されて先制点を奪われた。

2回は1アウトから源田を歩かせると、西川のセカンドゴロを成瀬が二塁へ送球するもランナーに当たってオールセーフ。軽快な守備は評価が高いが、捕った位置からして投げようとしたときにランナーが重なると分かるはず。1アウトで打順も下位に向かうところで、無理に前のランナーをアウトにする必要もない。こういうプレーはルーキーだからとかではなく、長く野球をやっていれば判断できるはず。打球が飛んでくる前に場面を整理し、準備しておく必要があるだろう。

カナリオも歩かせてしまい、滝澤は打ち取るも、2アウト満塁から桑原に押し出し四球で失点。ネビンは何とかスライダーで三振に取るも、2イニングで73球を費やして降板。初先発の緊張感もあったと思うし、ファームでの安定感を一軍の舞台で発揮するのはそう簡単ではないが、ストレートの強さも変化球も、パ・リーグの各打者に通用していない印象だった。投げ抹消となると思うが、次のチャンスに向けてこの日の登板を生かしてもらいたい。

リリーフ陣では中盤のピンチを凌ぐ場面もあり、台所事情が苦しい中でマウンドに上がった若松やルイーズらも、次戦以降に繋がる課題を得たはず。ルイーズがもっと状態が上がってくるかと思ったが、最近今一つなのは気になる。打線がここまで冷え切ってしまうと投手陣へのプレッシャーは計り知れないが、切り替えていくしかない。先発が長いイニングを投げられないことによるリリーフへの負荷も気になるところ。若松以外に複数イニングを投げられる投手が必要ではないか。

その深刻な打線だが、隅田に対して手も足も出ず、終わってみれば今季初完封を許した。2点は先行されたが、3回は1番からの打順で蝦名がヒットで出塁するも、度会が5-4-3の併殺打に打ち取られ、チャンスの芽を摘んでしまった。追い込まれてから何とか打ちに行った結果ではあるが、何とか1アウト2塁を作って欲しい場面だった。

4番はほとんど宮崎か佐野を入れていたが、この日は3番佐野、4番ヒュンメルのオーダーを組んだ。誰の発案なのか分からないが、結果論で言えば大ハズレ。ヒュンメルは隅田の落ちるボールを全く見極められず4三振。佐野が4安打しているだけにあまりにも対照的だった。

失点には繋がらなかったが、ヒュンメルは5回に高く上がったライトフライを落球。デーゲームのベルーナドームの屋根は見づらいとは思うが、全員が同じ条件だし分かっていること。5月は打率.149、OPSも.471まで落ちてきている。ボールが飛ばないのは仕方ないにせよ、NPBレベルのストレートに遅れて当たらないようでは厳しいかなと思う。もう少し攻守にやれると思っていたが、なかなか上手く行かないものだ。一度ファームでリフレッシュしても良いのかなと思う。

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キジ [Other]

前日の13失点大敗に続き、この日は0-6の完封負け。投打ともに完全に力負けと言わざるを得ない内容で、西武には6連勝を許す形となった。首位に立って勢いに乗るチームと、不振と故障者続出でやり繰りに苦しむチームの勢いの差が、そのままスコアに出てしまっている。

このカードはルーキーの島田に続いてプロ初先発の武田ということで厳しいことは覚悟していたが、それ以上に辛い試合が続いてしまった。水曜に先発した篠木も含めて、プロ1勝の若い投手たちが先発しているので、やむを得ない部分はある。別に使いたくて使っているわけではないが、他の先発投手が不振や離脱で使えないので仕方ない。現状では妥当な起用とは思う。

その苦境を打ってフォローできれば良いのだが、むしろ打線が足を引っ張っている。前日は4得点したが、この日は隅田から三塁を踏めずに完封負け。前のカードに続いてスイープのピンチとなった。苦しい状況が続くが、何とか1つでも拾って行きたい。

3戦目は、ワイナンスと尾形の予告先発が発表されている。移籍後初登板となる尾形は、ファームでは2試合、先発として見事な投球を見せている。移籍前も3月にはファームで先発調整していたが、NPBの公式戦では91試合目で初先発となる。ファームとは違う部分もあるが、これまで対戦して来たパ・リーグのチームとの対戦で、どうなるか。

尾形が好投を見せたとして、打線が援護できなければ勝利に繋がらない。隅田に完封を許したが、どう立て直すか。ワイナンスはファームで調整を続けていたが、5月17日に来日初登板し、初勝利。2戦目は5回1失点で勝ち負けつかず、3試合目の先発となる。チェンジアップ、スライダーの割合が高い軟投派。

サンプルが少ないが、右打者にはチェンジアップが少なくなり、どちらかというとスライダーの方が精度が落ちるので右打者が攻略のカギになるかも知れない。

Next Key Player: 尾形(勢いに乗る西武打線を止め、期待通り先発の役割を果たせるか)

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