スポンサーリンク

蝦名が逆転3ランも 中川虎が8回に逆転される

06/02 横浜DeNA3-7東北楽天(ハマスタ)

先発の平良は、3回に先頭のマッカスカーを歩かせてピンチを招き、佐藤直の犠牲フライと辰己のタイムリー二塁打で2点を奪われた。打線は荘司に対してチャンスを作るも拙攻で、4回まで無得点。5回に振り逃げと四球のランナーを置いて蝦名が逆転3ラン。6回からルイーズ、レイノルズ、中川虎と繋いで逃げ切りを図るも、中川虎が8回に鈴木とマッカスカーにタイムリーを打たれて再逆転された。9回には坂本が2発で3失点し、試合を決められた。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

蝦名が素晴らしい集中力で、値千金の逆転3ランを放った。5回、1アウトから松尾が振り逃げで出塁し、平良への代打ヒュンメルが四球を選んで1、2塁となった。蝦名は1ボール2ストライクからアウトサイド低めへのカットボールを見てフルカウントに持ち込む。

6球目のストレートが真ん中高めに甘く入ったところを捉え、打球はレフトスタンドへギリギリ届いた。相手からもらったチャンスで、ヒット1本で逆転をもたらした。殊勲の一打になるはずだった、残念ながら再逆転を許してしまった。しかし、5月に調子を上げて来た蝦名が、この日も2四球で出塁し、持ち味を発揮している。夏場に向けてさらに状態を上げて来ることを期待したい。

30打席連続ノーヒットだった筒香が2回にセンター前へ運び、久しぶりにヒットを放った。2球で追い込まれてしまったが、ストレートが真ん中に入って来たところを打ち返してコースヒット。

4回は1アウト1、2塁のチャンスで、初球のスプリットが浮いたところを見逃さずにライトへライナーのヒットを放った。連続打席ノーヒットを止め、マルチヒットをマークした。

8回の左中間への大飛球も、僅かにバットがボールの下へ入り過ぎ、高く上がってしまったが、捉え方としては良かった。逆方向へ大きな当たりが出始めると筒香の調子が良くなって来るので、ようやく調整が進んできて、あと少しというところまで来ているようだ。次の試合も注目したい。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

今年の中川虎の投球内容、貢献を考えれば、彼で負けるなら仕方ないと言える。人間なので良くない日もある。欲を言えば、同点はやむを得ないとして逆転は阻止して欲しかった。

この日のフォークは抜け球も多く、いつものように4種類のフォークを自在に操れる感じではなかった。1球ごとの精度にバラつきがあり、ストライクを取るフォークで取れず、カウントが苦しくなってボールゾーンへ大きく変化するフォークを投げづらいシチュエーションになってしまった。

僅か1点リードということもあり、ストレート狙いの打者に投げられる状況ではなかった。そこまで押せるストレートというわけでもなく、あくまでもフォークとのコンビネーションで抑えて行くスタイル。

先頭の辰己を歩かせてしまったことが痛かった。それでも平良を三振に仕留め、浅村を1球で内野フライに打ち取り、切り抜けたかなと思った。しかし、村林に初球ストレートでファウルとなった後、インサイドへフォークを連投したがいずれも決まらず歩かせた。自ら得点圏にランナーを進める形になってしまった。

代打でこの日、楽天のキャプテンに就任した鈴木大地が起用された。2ボール2ストライクから低めへフォークを落としたが、低過ぎて振らせることができず、フルカウントからフォークをゾーンに入れざるを得なくなった。フォークが浮いて変化が少なくなった分、バットの下に当たった打球が一二塁間へ。二塁ベース寄りに守っていた三森が追い付き、華麗な身のこなしで素早い送球を見せたが、一塁はセーフ。2アウトのフルカウントで投球と同時にスタートを切っていた二塁ランナーが一気に還って同点となった。

一塁もギリギリのタイミングだったので、三森として最初からバックホームという判断は難しいだろう。一塁だから流れの中で送球できたが、ホームに強いボールを返すとなれば踏ん張らなければならず、タイミング的にもホームは難しかったと思う。良い当たりとは言えないが、このコースに運んだ鈴木の執念が上回ったということだろう。

続くマッカスカーに2ボール2ストライクからストレートを投げるもバットが止まり、またもフルカウントになった。ここでフォークを投げるが真ん中に入り、三遊間を痛烈に破られる逆転タイムリー。2四球のランナーと内野安打だったので、打たれたのはこの1球だけなのだが、あまりにも痛い1球となった。

セットアッパーとして年間を通して投げる中で、調子の良くない日、時期は当然ある。どんな投手もリードを守れなかったり、逆転されたりすることはある。切り替えてコンディションを整えることに集中してもらいたい。

9回は坂本が登板したが、この日は全体的に甘く入ってしまった。伊藤光にはカットボールが真ん中に入り、バックスクリーンへ移籍1号を許した。2点差の時点でかなり致命的だったが、平良にもストレートがほぼ真ん中に入り、鋭いスイングから放たれた打球はレフトスタンドに飛び込み、ダメ押しの2ラン。試合が決まってしまった。

ベルーナドームでは2イニング素晴らしい投球を見せており、1点ビハインドの9回を任せるのは妥当と思うが、あまりにもその時との差が激しかった。とは言え、今季は概ね良い投球を見せているので、打たれる日もあるのは仕方ない。

打線は、5回に振り逃げと四球でもらったチャンスに蝦名が値千金の3ランで逆転はしたものの、序盤から拙攻を繰り返していた。先週の木曜も、京田の3ランで逆転して勝ったが、ほぼ抑え込まれていた中で7回のワンチャンスをものにしたのとは異なり、何度もチャンスがありながら得点を逃し続けたことが、最後にリリーフへの負荷となってしまった。

1回、2回は先頭が出るも併殺で潰し、4回は1アウトから佐野、宮崎、筒香の3連打が出るも、いずれも単打でランナーが各駅停車となり満塁。度会は、ゾーンを上げて待ちたい場面だが、追い込まれることを嫌い、低めのスプリットに手を出してしまう。スプリットが気になったまま高めのストレートで空振りを奪われ、ランナーを還すことができなかった。

逆転した後も、6回は1アウト1塁で石上のライト後方の大飛球で三森が飛び出して併殺。スタートしていたわけではなく、抜けると判断して走ってしまった。一気にホームへ還りたいという気持ちは分かるし、打った瞬間はホームランかフェン直と思ったが、打球がそれほど伸びていない感じもあったので、よく見ていれば帰れたはず。7回も2アウトからランナーを二人出すも、宮崎が見逃し三振。

一番謎だったのは再逆転された後の8回で、1アウトから度会がヒットで出塁すると、三森の3球目でスタートし、盗塁失敗。加治屋は阪神にも在籍していたので、クイックやモーションなどデータがあったのかも知れないが、この場面で単独で行けるほどのランナーでもない。

ヒットエンドランだとしたら、三森のスイングはありえないと思う。1球速報も「盗塁を助ける空振り」と書いていたくらい。空振りが多い打者だし、ヒットエンドランを敢行するにも無理があった。一方で、三森がヒットで出塁した後は、スタートさせなかった。マークされてできなかったのかも知れないが、理解に苦しむ作戦だった。

スポンサーリンク

キジ [Other]

中川虎で負けたら仕方ないという試合ではあるが、そこに至るまでの攻撃があまりにも拙かった。先発の平良も、2回までは4三振を奪う完璧な投球だったが、3回先頭の1割台のマッカスカーにストライクが入らず歩かせたところからの失点。2点目も防げなかった。5回までで98球を費やして降板したため、6回から4人のリリーフを使うことになり、それだけ不調な投手が混ざるリスクも高まる。

ルイーズ、レイノルズ、中川虎と全部使って敗戦というのも痛い。交流戦は開幕6連敗という苦しい状況の楽天にこうした形で逆転負けを喫するあたりも厳しいチーム状況を反映している。相手としては助かったという感じだろう。

この日、牧はベルーナドームにてナイターで行われたファームの西武戦に1番セカンドでフル出場。過去5年間はファームの公式戦に出場したことがほとんどなく、この日はプロ6年目にして初のホームランを放った。バッティングの状態も悪くなく、フル出場した翌日に患部に問題がなければ、一軍へ合流ということになるだろう。既に3日にデーゲームで行われる予定だったファームの試合は台風の影響で中止が決まっている。平良が投げ抹消となって入れ替えなのかも知れない。

3日は午前中に神奈川を含めた関東に台風6号が接近する。雨のピークは昼過ぎまでで、夜には止む予報となっている。風が強い状態は続きそうだが、雨が降っていなければ試合を行うことはできそうだ。

予告先発は石田裕と古謝。石田裕は開幕からずっと中6日で日曜に先発して来たが、ここで少しリフレッシュの時間を取って、中9日での先発となる。投球内容はずっと良いので、登板間隔が空いても維持できるように試合へ入って行きたい。

古謝は地元の横浜で凱旋登板。ドラフト時もベイスターズに入って欲しかった投手なので複雑だが、連敗を避けるためにも攻略したい。前回の中日戦は4回4失点。まだ防御率4.41、1勝4敗と結果を出せていないので、早めに得点を奪ってマウンドから降ろしたいところ。石田裕に援護がない状況が続いているので、今度こそ少しゆとりのある投球をさせて欲しい。

Next Key Player: 筒香(30打席連続ノーヒットが止まり復調なるか)

コメント

タイトルとURLをコピーしました