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一時は逆転も3安打 石田裕は7回投げ切れず6敗目

06/10 北海道日本ハム4-2横浜DeNA(エスコン)

先発の石田裕は3回、大塚に2試合連続となる3号ソロを浴び、先制を許す。打線は5回表、1アウトから宮崎がレフトへ二塁打を放ち、ヒュンメルが歩いて1、2塁。勝又が左中間を破るタイムリー二塁打で追いつくと、戸柱の内野ゴロ間に逆転する。しかし、石田裕は直後の5回裏に水谷のソロで同点とされる。7回のマウンドにも上がるが、1アウト2、3塁のピンチを作って降板。代わった中川虎が水谷に勝ち越しの2点タイムリーを打たれた。終盤の反撃はなくそのまま敗れて4連敗。

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ポジ [Good]

勝又が5回に同点のタイムリー二塁打を放った。前日も良い当たりをセンターの五十幡に阻まれていたが、この日は左中間を完全に破る文句なしの一打だった。長打を打ったことで一時逆転を呼び込む価値ある活躍だった。

4月に彗星のごとく現れ打ちまくったが、相手からも研究され、6月は打率.133、OPSも.333とかなり苦しんでいる。132打席で四球が2つしかなく、出塁するにはヒットを打つしかない状態なので、調子が落ちて来るとベンチに下げられてしまう。今後は勝又の良さは生かしつつも、選球が課題になって来るのだろう。今はまだ一軍定着のために必死だとは思うが。

宮崎がこの日もマルチヒット。ただ、ランナーを置いての打席はなく、打点はなかった。5回は高めのカットボールを強振し、レフトの頭を越える二塁打。9回2アウトから柳川の高めのストレートに合わせ、センターの前に落ちるヒットで一発同点の場面を作った。6月は復調気配なので、宮崎のバッティングを生かしたいところだが、なかなか上手く行っていない。

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ヤジ [Bad]

4番に度会を入れ、上位に調子が良さそうな選手を並べたが、1番から4番がノーヒット。蝦名がエラーと死球で出塁しただけで、上位で得点を生み出すことができなかった。オーダーの組み換えはまたも不発で、悪い時は何をやっても上手く行かない。

5回に宮崎と勝又が長打を放ち、四球も絡んで2点を取ったが、その前後はヒットさえ出なかった。9回2アウトからようやくチーム3本目のヒットが出たが、反撃ムードにはならなかった。一度逆転しているとは言え、この攻撃では勝利を引き寄せられない。

特に先頭打者が出ないので、大きなチャンスにならないし、作戦も動けない。6回に蝦名がエラーで出塁したのが唯一だったが、ここもランナーが釘付けのまま攻撃が終わった。先頭打者がもっと出塁することを意識を置く必要があるだろう。

石田裕にはいつも援護がなく、1点が重い緊張感の中で投げることになっていることは気の毒だと思う。だが、かつて番長も経験したことなので、こういう中で1点を守れる投手になってもらいたい。そういう意味で、せっかく打線が逆転してくれた後に被弾して追い付かれ、HQSを目指して7回のマウンドに送ってもらったのに投げ切れなかった。

全体としてはいつも通り、悪くない投球だった。1、2回は三振を一つずつ取り三者凡退。3回は先頭の大塚に初球ストレートでストライクを取り、2球目のシンカーが浮いて中へ入った。少し泳ぎ気味だったが、上手く体を残してバットを走らせ、打球はブルペンの奥へ消えて行った。打った方も素晴らしいが、前日にも一発を浴びているルーキーにやられてしまうのはちょっと。

4回は先頭のレイエスに二塁打を打たれ、2アウト1、2塁となって再び大塚を迎えた。ここはかなり警戒して、全てアウトサイド低めに集めたがなかなか打ち取れず、最後はストレートが中へ入り、ライト前ヒットを打たれた。度会の好返球と戸柱のカバーでレイエスをホームでタッチアウトにし、何とか追加点は免れた。

序盤であまりリスクは負いたくないが、ここは最悪歩かせて満塁にしてでも追加点を防ぎたい場面だった。コースギリギリを狙い外れたら仕方ないくらいで投げるべきだが、甘く入って痛打された。ランナーがレイエスだったことが幸いだったが、ここの攻め、投球は反省ポイント。

5回表に逆転してもらい、その裏は下位打線で2アウトを取った。1番に戻って水谷。初球のカーブが真ん中高めに入り、捉えられた打球は左中間のスタンドに吸い込まれた。カーブはあまり投げない球種だが、五十幡にも初球に使っていた。水谷の頭の中にあったのか、甘かったので反応で打ったのか。絶対狙って来ないと考えてストライクを取りに行ってしまったのか分からないが、コースも高さも間違えてしまうとこうなる。

ここ最近の登板はずっと6回で降りていたが、加藤貴との投げ合いで、DH制なので代打を送られることもなく、7回のマウンドに上がった。先日篠木がHQSをマークしたが、それまで東しかHQSを達成できていなかった。ローテーションの柱として石田裕にもそのくらいの投球を期待したいという思いもあったと思う。

しかし、先頭の大塚にこの日3本目のヒットを打たれてしまう。アウトサイド一辺倒になったところ、シンカーは悪いボールではなかったが、十分に予測できるボールなだけに、体がうまく反応してヒットゾーンに運ばれた。それにしても大塚はこの連戦で大活躍。東海大相模出身だけに、横浜と対戦すると燃えるのか。

田宮にはボールが先行し、4球目にランエンドヒット。インサイドのストレートで押し込んだが、センターの前に落とされた。五十幡がきっちりバントを決めて1アウト2、3塁となり、中川虎に交代となった。

逆転してもらった直後の5回の投球、そしてHQSをマークして味方の援護を待って欲しい期待に応えられなかった7回。ここまでよくやっているとは思うが、勝てる投手になるには足りないものが多すぎる。毎試合良い内容を見せながらも3勝6敗というのは、もちろん打線の援護に恵まれないことが一番大きいが、石田裕にもその要因の一端はある。すぐに勝てる投手は難しいにせよ、負けない投手に成長して欲しい。

代わった中川虎は、水谷に対して2球フォークを振らせて追い込んだ。3球目もフォークだが見られた。4球目もフォークを続けたが浮いて真ん中に入ってしまった。合わせた打球は速く、三遊間を破る2点タイムリー。状況的に試合をほぼ決めてしまう一打になった。

4球フォークを続けることは構わないが、最悪一塁も空いているので、1ボール2ストライクから投げるフォークはもっと低めを意識して欲しかった。それで振らないようなら高めのストレートで目線を変えれば良い。失投とは思うが、勝負を急いでしまったようで勿体ない。

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キジ [Other]

昨日のブログで「いきなり4番度会、7番筒香はできないのかも知れないが」と書いたが、4番度会をやって来た。さすがに7番筒香はなくスタメンを外れた。その効果もなく、打線は2点を取って一時は逆転したが3安打と打てなかった。

一方で、日本ハムには大塚と水谷の二人だけにやられたという印象。先制ホームランに同点ホームラン。7回の先頭でヒットを放って出塁し、勝ち越しの2点タイムリー。同じ選手にやられるというのはよくある話ではあるが、ヤクルトに開幕7連敗、読売にも5連敗中と一方的にやられることが目立つ。別にどこかのOBみたいにアナリストのせいにする気は全くないが、チームとしてどこかに問題があるのではないか。

これで交流戦は4勝10敗となり、2年連続の負け越しが決まった。2023年には交流戦優勝を果たすなど、12球団最低の通算勝率ながら近年は盛り返していたが、今年は大きく負け越しとなりそうだ。借金は8に増え、2022年6月28日以来4年ぶりとなった。

2022年はこの後7月、8月と快進撃を続け、独走していたヤクルトを追いかけて貯金11まで駆け上がり、2位となった。昨日も2025年を例として書いたが、こういうどん底から一転して浮上する強さも見せて来たチームではある。ただ、逆に言えばこういう底を作ってしまうので優勝には届かない。今季も上位は混戦模様にはなっているが、ここまで来てしまうと届かないのだろう。

若手を一軍の戦力にするには、一軍の試合に出るというのは重要なこと。若手を使えというのは簡単なことだが、プロとしてお金を取って試合を見せている以上、極端に勝敗を度外視して若手だけを使うというわけにも行かない。闇雲に使ってもただ負けるだけで何も得られない。ある程度主力を使いながらもシーズン後半に時期を見ながら、過去4年になかった起用をして行くことも考えなければならないかも知れない。

今週はパ・リーグの主催試合が続くので、小田をスタメン起用すると明言されていた。3戦目はプロ初スタメンということになるのだろうか。予告先発は孫と東。孫は今季初登板となるが、ファームでは9試合中8試合に先発し、2勝3敗で防御率2.54。奪三振率9.00と三振を取る能力が高い。

5月4日にファームのDeNA戦で先発しており、この時は1回2/3で危険球退場となり降板。代わった投手が打たれて3失点だった。小田が二塁打を放っており、対戦経験がプラスに働くかどうか。

東はまたもカード全敗の危機での登板となる。前回はまさかの初回4失点だったが、打線が突然の猛攻を見せて負けが消えている。今回は同じ失敗はできない。孫は今季初登板、未勝利の投手なので先に点をやらずに優位に立ちたい。

Next Key Player: 小田(孫との対戦経験を活かし、チームに新風を吹き込めるか)

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