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入江が失投で被弾 打線は9安打も繋がりに欠ける

06/23 中日5-2横浜DeNA(ぎふしん長良川)

先発の入江は3回に細川のソロで先制されると、5回は2アウト2塁からサノーに2ランを浴びて手痛い追加点を許す。6回表に勝又のソロで1点を返すも、6回裏も続投した入江が福永のタイムリー二塁打で追加点を与えて降板。代わったマルセリーノもピッチャー強襲ヒットで5点目を奪われた。7回表に代打筒香のタイムリー二塁打で1点を返すが、なおも1アウト2、3塁で得点できず、反撃できなかった。

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ポジ [Good]

3点ビハインドの場面だったが、7回から登板した若松が持ち味を発揮し、2イニングを無失点で抑えた。2イニング目には岡林をフォーク、鵜飼をスライダーで連続三振に取った。球種は多くないし、この日は地方球場でのスピードガン表示は147キロ前後だったが、球威で押して行けたし、変化球のキレも良かった。競った場面でも同じような投球ができるように精度を上げて行きたい。

松尾が3安打。全てレフト方向へ強い当たりを打てていた。5月、6月とバッティングではかなり期待通りの結果を出し始めている。OPSがもう少し伸びて来て欲しいという感じはあるが、残りのシーズンを完走し、レギュラーキャッチャーとして攻守でレベルアップしてもらいたい。

山本の移籍で、松尾の出場機会は当然増えるが、一部で戸柱のスタメン出場を批判し松尾をもっと起用すべきというような声がある。山本でさえ週に1、2試合はベンチスタートにしていた中、まだ21歳の松尾にそれ以上の出場を強いるのか意味が分からない。若いから大丈夫などという根拠のない理由なら無責任すぎる。こうなった以上、松尾にはケガなくシーズンを完走してもらう必要があり、適度な休養を挟みながらの起用になるのは当然。ベンチから配球を学ぶ時間も必要。

問題は松尾ではない時は戸柱しかスタメン起用せず、第3キャッチャーにスタメンの機会を与えないこと。古市は交流戦というタイミングでベンチに入れたが、結局スタメン起用は一度だけ。古市は逆にあまりに出場機会がないならファームで試合に出場させた方が良いという判断なのだろう。九鬼はバッティングの方で置いているので、現状はキャッチャー2人制に近い感覚なのだと思う。

古市でないなら益子を一軍ベンチに置いて3人目としてスタメン起用するかと言えば、そういう評価でもないのかも知れない。従って、代打プラス緊急時の対応で九鬼を置くのが現状のベストと判断しているのだと理解しているが、シーズン最後まで続くとは思っていない。ある程度の時期が来れば古市を週1~2試合スタメンで使うことになると思う。

宮下も3安打を放った。14日のロッテ戦で4安打を放った後、3試合スタメンでノーヒットだったが、この日はマラーから2安打、代わった橋本からもヒットを放ち、左腕から3安打。右腕には打率.150で、半分以上の打席で三振に倒れており、左腕には.265となった。当面は左腕中心になるかも知れないが、辛抱強く使って戦力化したい選手。

勝又がマラーのインサイド高めの速球を捉え、ライトスタンドへの2号ソロ。思い切りの良いバッティングが印象的な勝又だが、先日のプロ初ホームランも、打球が上がって飛距離も出るようになっている。ライナーを打つ意識が感じられる打者ではあるが、展開や相手によってはこういうバッティングがあっても良い。左腕から2発打っていることもプラス。

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ヤジ [Bad]

先発転向を決断したフロントの責任は

入江は、1回と2回はいずれも2アウト満塁のピンチを招いたが、何とか凌いで無失点。しかし、46球と球数も嵩み、テンポも悪かった。3回先頭の細川には、初球真ん中のストレートでストライクを取り、ナックルカーブの後に再びストレートを配したが、また真ん中に入り、今度は細川が逃さずに捉え、左中間への10号ソロ。

ピンチを踏ん張って来たが、あっさりと先制点を献上してしまった。しかし、最少失点であれば当然許容範囲。後続を抑え、4回も三者凡退。マラーとの投げ合いの中で5回1失点で行ければ合格というところで、先頭の村松を歩かせてしまう。

前の打席でホームランを打たれている細川はナックルカーブを振らせて空振り三振。高橋周もセカンドゴロに打ち取り、スタートを切っていた村松はセカンドへ進んだ。2アウト2塁でサノーを迎える。

1割台のサノーは穴が大きい打者だが、ここで怖いのは長打。次の打者である加藤は、この日の2打席は合っている感じがなかった。絶対に甘いボールは避け、5回ではあるが最悪、加藤での勝負も視野に入れるべき場面だった。

初球、ナックルカーブでストライクが取れた。次の球種はフォークを選択したが、ここで意識すべきは絶対に浮いてはいけないということ。1ストライクを先に取っているので、打者も追い込まれたくないからゾーンは広めに意識して打ちに来る。フォークが浮けば長打になりやすい。入江の中でどのくらいの意識があって、集中できていたのか。

2球目のフォークは浮いて真ん中やや低めに入り、サノーの腕がちょうど伸びて捉えられる絶好球になった。打った瞬間という打球がレフトスタンドへ飛び込んで行った。失投は誰にでもあるにせよ、この場面でやってしまうようではピッチングになっていない。ただ投げるだけで何も考えていないのではないかとも思ってしまうくらい、話にならない1球だった。

5回を投げ終えて既に今季最多の97球を投げていたが、6回も続投した。ホームラン以外は抑えているし、気持ちを切り替え100球以上を投げ抜いて欲しいということか。そもそもそれほど長いイニングを投げられない投手を6連戦の頭に持ってきて、まだ3点ビハインドという場面でオープン戦のような起用をするのはどうなのだろうか。

この続投は全く理解できず、案の定先頭の田中にヒット、続く代打の福永に右中間へのタイムリー二塁打を浴びて4点目を奪われた。岡林は打ち取ったが、鵜飼を歩かせたところで降板。109球を投げ、マルセリーノが還したため5失点ということになった。

打線の援護のなさも投手を苦しくしている部分は当然ある。それにしても、踏ん張るべきところで全く踏ん張れていない。初回6失点でかなり悪化している部分はあるにせよ、防御率6.90でQSが僅かに一度では言い訳にもならない。

先発に適性があるというより、リリーフ失格の烙印を押されての転向だったのかも知れない。これを決断したフロントの失態だろう。これについてフロントが何かを語ることもないし、責任も取らないのだろう。

最初の数回は様子を見るにしても、何度も試合を壊し、ファームで調整を重ねてもこの程度の投球しかできない。入江だけではないが、ドラフト1位がこの体たらくというのも現在のチーム成績に結び付いている。

先発転向の話が出た直後から懐疑的に思っていたし、何度も書いているが、ショートイニングで全力のストレートが155キロ前後になって初めて打ち取れるレベルの投手。球種の少なさと精度の低さ、コントロールのなさを考えても、パワーピッチで抑えるしかない。

大卒2年目の篠木くらいであれば、伸びしろも含めてもう少し待てるが、そもそもルーキーイヤーに先発をして4戦4敗だった投手で、肩の故障から復帰した経緯を考慮したとしても、先発でやって行くのは難しいのではないか。ドラフト1位だし先発としてエース級になって欲しいという思いは理解できるし、そう思うが、現実的には難しい。リリーフとして便利屋のようにどこでも腕を振ってもらうしかないのでは。

全く繋がらない打線

7番松尾、8番宮下がいずれも3安打だったが、得点に至ったのは一度だけ。9番に投手が入っていることもあり、チャンスを生かせなかった。

5回表は2アウトからの連打で、入江の高いバウンドのゴロはピッチャーの頭を越えたが、田中のスーパープレーに阻まれた。

7回表は二人の連打の後、代打の筒香が初球のストレートを三塁線へ運び、タイムリー二塁打。ストレートに遅れた結果、三塁線へ飛んで行ったという印象の一打で、復調とは言い難いが、ゴロではなくライナーが飛んだというのはポジティブに捉えたいところ。

3点差となって1アウト2、3塁。2塁ランナーまで還って1点差になればまだ分からないというところだったが、勝又はアウトサイドのスライダーに手が出て空振り三振。全てアウトサイドに集めた橋本のコントロールも見事だったが、勝又の選球眼の悪さが出てしまった打席だった。

続く牧は高めを捉えた打球だったが、サードの守備範囲。ここで1点止まりになったことでほぼ試合の行方は決した感じだった。牧は勝又のソロに続いてレフトへ特大のファウルを打っていたし、4回のサードライナーももの凄い当たりだった。バッティングの感触としては悪くないはずだが、ハードラックだった。

中日を上回る9安打を放ったが、ソロホームランが一本という差が出た形。度会を外して右打席のヒュンメルに期待したが不発。代打も含めて下位打線は活発だったが、中軸が抑え込まれて打線が繋がらなかった。

繋がらない打線、踏ん張れない投手陣。負けるべくして負けた試合だった。

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キジ [Other]

この日はぎふしん長良川での地方ゲーム。昨年、交流戦で楽天と郡山のヨーク開成山で対戦し、勝っているが、近年の地方球場では主催の新潟も含めてほとんど勝っていない印象。今年も松山で敗れている。そのため、地方球場だったこの日は勝利をなかなか想像できなかった。

やはりという展開で勝機のない試合になってしまった。来週は新潟で広島戦があるが、それが地方球場は今季最後。9月に読売主催の京セラドームはあるが、地方球場とは言えない。主催の新潟は何とかして欲しいが、これだけ勝てないとどうしようもない。2戦目からバンテリンドームになるので切り替えて連敗を止めて欲しい。

それにしても、6連敗を16得点の大勝で止めたが、そこからまた4連敗。直近1勝10敗と調子が悪い時に勝ちを拾えていない。チーム全体が悪い中でも、誰か一人がここで打ったりとか、先発が終盤まで無失点で投げるとか、そういうチームを支える活躍ができない。大きな連敗をせず、不調の波を小さくすることが上位進出には必要だが、それができない。そこは監督1年目とか関係ないと思うのだが、選手も起用に応えられていない。

2戦目は櫻井と東が予告先発として発表されている。東は前回、エスコンフィールドで8回途中まで投げたが援護がゼロで敗れた。中日戦では前回、連勝を止められているので、リベンジして欲しいが、打線が打たないことにはさすがに東でも勝てない。

櫻井は交流戦で待望の初勝利を挙げ、前回は2勝目。4月の対戦では終盤に捕まえたが苦戦した印象。右腕だが、右打者に.342、5本塁打と圧倒的に打たれている。前回マルチヒットをマークした林、京田はいずれも不在。場面にもよるが、特に先頭打者は出塁の意識をもっと強く持ってもらいたい。

Next Key Player: 宮下(同じルーキーの右腕からも打ち、レギュラー獲りに近づけるか)

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