スポンサーリンク

深沢のハマスタ初勝利はプロ初完封 8得点で快勝

07/18 横浜DeNA8-0東京ヤクルト(ハマスタ)

4回に筒香のタイムリーで先制すると、2アウト1、2塁から林がフェン直の2点タイムリー二塁打を放ち、この回3点を先制する。5回にも佐野の2点タイムリー二塁打とエンカーナシオンのタイムリーで3点を追加し、完全に主導権を握る。7回に筒香が6号2ランを放ってダメ押し。先発の深沢は、低めへの制球が冴えて内野ゴロの山を築く。7回表にノーアウト1、2塁のピンチを招いたが、併殺で切り抜けた。103球を投げて4安打無四球でプロ初完封を達成した。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

初回の三振ゲッツーで波に乗る

プロ初勝利を挙げた5日以来の先発となった深沢。初回、1アウトから長岡にヒットを打たれ、サンタナにペイオフピッチ。ランナーがスタートし、サンタナはカットボールを空振り。古市からほぼ完璧な送球が行き、長岡は二塁でタッチアウト。いわゆる三振ゲッツーとなり、バッテリーが波に乗った。

2回、3回で4つのゴロを打たせて2イニング連続の三者凡退。4回は先頭の丸山和にヒットを打たれ、サンタナの打席で盗塁を決められたが、サンタナをカーブで空振り三振に取った。アウトサイドを狙ったが、やや抜けてしまいインサイドへ行ったが奏功した。増田もスプリットを引っかけさせてショートゴロ。初めて得点圏に走者が行っても落ち着いて後続を断った。

3点の援護をもらっての5回表は、3人ともショートゴロで打ち取った。6回も2つのゴロアウトを取り、三者凡退。グラウンダーとして低めに集める投球ができていた。

この試合で唯一と言っていいピンチは7回。長岡、サンタナと甘く入ったボールを捉えられて初の連打。ヤクルトも若いカウントから積極的に打ちに来た。ノーアウト1、2塁で増田に対してペイオフピッチ。カットボールをアウトサイドのコーナーに投げ切り、ピッチャーゴロで併殺に仕留めた。2アウト3塁となり、セデーニョもスライダーで引っかけさせてレフトフライ。このピンチを無失点で切り抜けたことが完封に繋がった。

8点と大量リードになった8回表は赤羽、石井と連続三振。中村悠もセカンドゴロを打たせて三者凡退。ここまで95球。トミージョン手術から復帰してからかなりの日数は経過しているが、これまではファームでもあまり多い球数を投げさせていなかった。8回裏に打席が回るが、どうするのか注目していたが、深沢が打席に入り、ハマスタも盛り上がった。

これまで投げさせていないが、こんなチャンスは滅多にない。9回もマウンドに上がると、投手への代打の塩見が初球をサードゴロ。これは正直、助かった。丸山和もインサイドのストレートで押し込みライトフライ。最後はこの日、唯一のマルチヒットだった長岡をショートゴロに打ち取り、プロ初完封を成し遂げた。

ナイターでも間違いなく暑い中での投球だったが、涼しい顔をして、ポーカーフェイスを貫いていた深沢にも喜びの感情が押し寄せ、表情を崩した。イニング間にベンチに戻っても、汗かいてないの?と思うくらい、サラサラの髪が風に揺れていた。

103球とマダックスまであと少しという球数の完封だったが、テンポの良い投球で相手の攻撃時間は短く、試合時間としても2時間26分。サクッと完封したという印象の投球だった。

深沢をアシストしたのは、移籍後2度目のスタメンとなった古市。ハマスタでは初スタメンだった。松尾も暑い中で連続出場が続いており、このあたりで休養かと思ったが、相川監督によれば打撲の症状があり、今後のスタメンは様子見ということになるようだ。

古市は、初回に自慢の強肩を見せて盗塁阻止。チームはこのところ初回失点が多くなっていたので、チャンスを広げさせなかったことは非常に大きかったと思う。深沢とともに、緊張していた古市も乗って行くことができたプレーになった。

コントロールの良い深沢をリードするというのは、キャッチャーのインサイドワークが試されるということでもある。全体的に状態が良くないヤクルト打線ではあったが、深沢の多彩な変化球をうまく使いこなし、的を絞らせなかった。キャッチャー冥利に尽きる試合になったのではないか。

6回裏には小澤のアウトサイドへのストレートを押っ付け、打球はライト線にポトリと落ちる二塁打。ベイスターズ移籍後初ヒットとなった。そのボールは一塁側ベンチに戻り、度会がキャッチした。

初ヒットも出て、深沢とバッテリーを組んで完封勝利を掴んだことは古市にとっては本当に大きかったと思うが、チームにとっても大きいと思う。山本をトレードに出してしまった以上、松尾と争うキャッチャーは必要で、ベテランの戸柱以外では古市を構想していたと思う。まずベイスターズで一歩をようやく踏み出した。

松尾の状態次第では、オールスター前まではスタメンの機会も増えるはず。仮にこの試合で深沢が早々にKOされ、大量失点で負けてしまうと、古市もスタメンで使いづらくなってしまう。そういう意味では最高の結果が出たので、2番手キャッチャーの育成という意味でも、古市を使って行きたいところ。ファームでも組んでいる片山、篠木と続くので、なおさら良いタイミングだと思う。

打線が繋がって着実に加点

3回までは松本健に対して1安打に抑えられていたが、4回に牧の死球からチャンスが生まれる。1アウト1、3塁から筒香が高めのボールゾーンのストレートに合わせ、レフト前タイムリーで先制。その後、2アウト1、2塁となり、林がフルカウントから浮いたフォークを捉えた。

打った瞬間は行ったかなと思ったが、低い弾道でリボンビジョンの上部に当たった。2者が還って3点のリードとなった。林は怪我で離脱した石上と入れ替わって昇格後、初出場となったが起用に応える活躍だった。

松本健に対して今季8打数4安打と相性の良い佐野は、初回にレフト線へ落ちる二塁打、4回にはチャンスを広げるライト前ヒット。そして、5回は1アウト2、3塁から初球のストレートを捉え、左中間フェンスの上部に当たる2点タイムリー二塁打。松本健から3打数3安打で相性の良さを改めて示した。

7月は他の選手も好調な中だが、OPS .932と際立つ数字を残している。読売戦で.469、中日戦で.367という極端に低いOPSになっているのが問題だが、他のカードはよく打っており、特にヤクルト戦は1.077という強さ。大きく負け越している読売戦での挽回にも期待したい。

前日に守備で足を痛めたエンカーナシオンは心配されたが、この日もスタメン出場。5回に佐野に続いて6点目のタイムリーを放つなどマルチヒット。大量リードとなり早めにベンチに下がったが、問題ないようで一安心。

仕上げに筒香が7回に6号2ランを放ち、ダメ押し。4回のタイムリーも2球で追い込まれた後、ストレートを弾き返していたし、5回のライトフライも紙一重のところでバットがややボールの下に入り過ぎ、上がり過ぎたフライになっていた。あともう少しというところで、しっかりと次の打席で微調整してスタンドまで運んだ。遅きに失した感は当然あるが、昨年も好調だった夏に爆発して、チームを押し上げてもらいたい。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

なし

スポンサーリンク

キジ [Other]

打線が中盤で一気に松本健を攻略し、大量リード。今季2試合目のスタメンとなった古市と組んだ深沢が、快調にヤクルト打線からアウトを奪って行く。筒香が仕上げに2ランを放ち、少し球数が心配ではあったが、深沢が9回のマウンドにも上がる。しっかりと三者凡退でプロ初完封を決めて、本当に文句なしの快勝。

前日の12得点に続いて8得点の大量援護で深沢も投げやすかったと思うが、それでも完封するとは思わなかった。篠木、石田裕に続いて若い力がリリーフを助ける好投を見せた。前の二人は球数も多く、次の登板に影響したことは間違いない。先発投手の状況から深沢に中6日で投げてもらいたいところだが、次の登板はどうするのか注目。

ファームではこの日、竹田が先発したが8失点。甲子園での阪神戦での先発が噂される藤浪は、リリーフで調整登板だったのかも知れないが、アウトが1つしか取れず6失点で交代。この先どうするのかと思うが、片山、庄司、武田といった左腕に期待したいと思う。

3戦目はその片山と吉村が予告先発として発表されている。ヤクルトに6連勝となったが、ここで一気に開幕7連敗の分をそっくりそのままお返しと行けるかどうか。ハマスタでは開幕カードでスイープされているので、その借りは返したい。

片山はプロ初登板だった4月25日は3回途中で7失点と試合を作れなかった。コントロールの良さが持ち味のはずが、全くコントロールできておらず、甘いボールを次々と打たれた。ファームでやり直して来て、その経験も踏まえて今度こそ試合を作れるか。

吉村には前回、神宮で6回までに5点を奪い、開幕戦での雪辱を果たした。前回ホームランを放ち、ヤクルト戦で打ちまくる佐野、開幕戦でホームランを放っている牧、前回対戦でも打っているエンカーナシオンらを軸に攻略し、片山を援護したい。

Next Key Player: 佐野(相性の良いヤクルト戦で打線の核となる活躍を期待)

コメント

タイトルとURLをコピーしました