07/26 中日5-1横浜DeNA(バンテリン)
先発の尾形は3回、石伊にレフトへの6号ソロを浴びて先制を許す。しかし、直後の4回に宮崎が金丸から8号ソロを放って同点とする。尾形は114球を要したが、6回2安打1失点。金丸に7回まで1点に抑えられ、終盤のリリーフ勝負となる。8回に登板した宮城が2四球と申告敬遠で満塁のピンチを招き、板山に走者一掃の二塁打を浴びた。代わった吉野も福永にタイムリーを浴び、この回4点で試合を決められた。
ポジ [Good]
尾形が自己最多となる114球を投げ、6回を2安打に抑えた。2回までに3三振を奪い、パーフェクトピッチングを展開していたが、3回1アウトから石伊に3球連続でストレートを投げ込み、3球目の153キロのストレートが真ん中に入ったが、完璧に捉えられた。バッテリーが力で押せると思ったのかも知れないが、今季6号で長打力も成長している石伊に対して3連続は雑だったように思う。それでも、尾形の力のあるストレートをものの見事に弾き返したことは相手を褒めるべきだろう。
4回は、1アウトから村松の当たり損ねのゴロで牧が前進し、グラブトスをするも大きく逸れた。これは村松の足が生きた内野安打だった。石伊の一発で、安易にストレートは行けなくなった。そのためサノーはかなり警戒し、コースを狙って歩かせた。1アウト1、2塁とピンチが広がったが、後続を断った。
5回は、1アウトからホームランを打たれている石伊にセカンドゴロを打たせたが、牧が送球に入る時にファンブルし、エラー。金丸はスリーバント失敗で2アウトとなるが、岡林にもボールが先行し、結局歩かせた。
細川を迎え、ギアを上げて全力投球。立ち上がりから152キロ程度だったストレートが、155キロ超に上がった。追い込んでから渾身のストレートで空振り三振に取った。細川は3打席連続三振と完全に抑え込んだ。6回は先頭の村松を歩かせたが、後続を断った。
7月3日のヤクルト戦で今季最多の111球を投げていたが、それを上回った。114球で6イニングというのは少し球数を費やしてしまっているが、不用意に甘く行って打たれては元も子もない。先発として球数を使うことを過度に恐れてはいけない。一方で、これから先発投手としてやっていくのであれば、7回、8回を110球程度で投げられるような工夫も必要。
この日は、立ち上がりから出力をやや抑え、ピンチではギアを上げて力のあるストレートでねじ伏せた。本格的に先発投手として取り組みのは今季からだが、だいぶ先発投手として仕上がって来たという印象。オールスター明けも成長を見せて欲しい。
1-1の同点で迎えた7回、2番手として松本凌が登板した。この場面であれば、伊勢や宮城が登板するところだが、伊勢が初戦で打たれていて使いづらいというところと、打順が下位ということもあり松本凌が抜擢された。
阪神戦では岩田が残したランナーを還してしまったが、ここまで6試合で無失点という結果を残し、投げているボールも力強いことから序列が上がった形。その期待に応え、僅か11球で三者凡退に抑えた。リリーフが苦しくなってきている中で、松本凌の存在感は日に日に増している。オールスター明けは、勝ちパターンに入ることを目標に、腕を振ってもらいたい。
宮崎が8号同点ソロを放った。3ボール1ストライクから、ストレート一本に絞ってのフルスイング。高めのボールゾーンだったが、豪快にレフトスタンドまで持って行った。昨年を上回るホームラン数となっている今季、まだまだ捉えた時のパワーは健在。
ヤジ [Bad]
金丸に対して8打数ノーヒット、中日戦とバンテリンドームでの成績も群を抜いて悪かった佐野をこの日もスタメン起用。7月は3割台をマークしているとは言え、これらのデータを見ればこの日はスタメンから外すのが普通。まさかスタメンで使って来るとは思わなかった。
一方で昨日のブログでNext Key Playerとして挙げた蝦名は、金丸に対して非常に相性が良かったが、唯一のチャンスと言っていい2回の1アウト1、2塁で併殺打に倒れるなど、3打数ノーヒットだった。この日の金丸の出来だと結果的には誰が出ても打つのは難しかったとは思うが、佐野についてはデータをまともに活用できているのか疑問が大きくなる起用だった。
1番から4番までがノーヒット。7月は好調な打線だったが、この日の金丸は球威、コントロールともに申し分なかった。右打者へのクロスファイアも良いコースへ力強いボールが決まっており、打つのが難しかった。
7回を松本凌が抑え、8回は宮城を投入。岡林は蝦名が体を張ったプレーでセンターフライになったが、この日3三振の細川には低めに集めるも歩かせてしまった。代走の樋口が盗塁を決め、村松には3ボールとしてしまったが、最終的にはサードゴロで打ち取った。2アウト2塁でサノーは申告敬遠。石川昂との勝負となる。
ベイスターズ戦ではセ・リーグの中で一番打てておらず、サノーと比べたら当然の選択だろう。だが、宮城は石川昂にもストライクが入らず四球。2アウト満塁となる。
申告敬遠で石川昂との勝負を選んでの四球で、次の板山が左打者ということを考えれば岩田に交代しても良かったと思うが、代打で阿部が出た場合との選択になった。宮城のこの日のコントロールを考えると交代した方が確率が高かったようにも思う。
板山に初球が外れ、ストレートを投げるしかなくなったところ、高めを弾き返され、蝦名の負傷で交代した神里のところへ飛んで行ったが、前進守備で追いつけずに走者一掃となった。満塁で二塁ランナーを還さないための前進とは思うが、松山相手に1点も2点も同じように思うが、これは結果論だから仕方ない。詰まって浅いフライになれば奏功することもある。
ただ、オールスター前の最後の試合で、リリーフも全て注ぎ込む総力戦ができるのに、無策で敗れた感覚が残る一戦だった。
キジ [Other]
オールスター前最後のカードも負け越し。7月は好調だったが12勝8敗1分という普通の数字になって来た。オールスター明けに31日の1試合を残すが、6月の負け越しを半分も取り戻せなかった。
39勝50敗と借金11で折り返すことになった。3位との差は4ゲームで、CS進出という部分では可能性は十分に残す。ヤクルトが5月までの勢いを取り戻せば別だが、それも簡単ではないだろう。広島、中日も後ろからCS進出を狙って来るだろうが、なかなか借金を減らすことができないまま来ている。
可能性がある限りはCSを目指すのはいいが、今年のCSよりも将来のリーグ優勝の方が重要。結果を出している限り、佐野、筒香、宮崎といったベテランを使うのは構わないが、将来に向けた起用も必要になって来るだろう。結果を出していない若手に機会を与えるだけでは何も生きないと思うが、しっかりと競争をさせて欲しい。
チーム別の勝敗を見ると、交流戦と読売戦がチームの借金になっていて、それ以外のチームとは5割以上で戦えている。交流戦はもう取り戻せないが、とにかく読売戦に勝つことが重要。オールスター明けはその読売との3連戦から始まる。残り2か月ほどのペナントレースになるが、しっかりと読売に意地を見せて欲しい。
オールスターに出場する東、レイノルズ、牧は楽しんでもらうとして、他の選手はそれぞれ休養、練習と自分のやるべきことをやって、備えてもらいたい。


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