08/02 読売1-2横浜DeNA(東京D)
先発の深沢は、3回に2アウトから浦田の盗塁で二塁へランナーを進められると、松本のタイムリーで先制を許す。その後はランナーを三塁に置きながらも粘りの投球で追加点を与えない。打線は6回、小笠原から勝又、牧、佐野の3連打で同点とし、エンカーナシオンの犠牲フライで逆転。深沢は6回途中で降板するも3勝目。中川虎、浜地、ルイーズが無失点で繋ぎ、最後はレイノルズが締めて5セーブ目。
ポジ [Good]
深沢が6回途中まで1失点の好投で3勝目を挙げた。
初回から両サイドをしっかりと投げ分け、ストレートで泉口と佐々木から三振を奪った。2回まで1安打に抑えたが、3回先頭の投手の小笠原にヒットを許した。浦田が併殺崩れでランナーが入れ替わり、盗塁を決められた。直後の1球は1ボール2ストライクからスプリットだが、上手く拾われた。
前日、篠木とのバッテリーで松尾は追い込んでから変化球が多かったが、この日はストレートで三振も取っていた。ここは松本の巧さにやられたというところだが、カウントがかなり有利だったし盗塁されたばかりだったので、もう1球しっかりと布石を打つか、さらにボールゾーンへ投げられると良かった。
それでも、4回は先頭のダルベックに二塁打を打たれ、大城の進塁打で1アウト3塁とされたが、後続を断った。5回にも先頭の小笠原にライト線への三塁打を打たれたが、ここも後続3人を打ち取って無失点。
特に小笠原が三塁打で全力疾走し、そのまま三塁ランナーとして立ち続けたこともあり、6回表に逆転するキッカケになった。2イニング続けて先頭打者に長打を許したこと、特に投手の小笠原に打たれたことは、バッティングがいいにせよ反省点になる。しかし、5回にノーアウト3塁で1番からの3人でランナーを還させなかったことは非常に大きかった。
逆転してもらった6回も、先頭のダルベックを空振り三振に取り快調な投球だったが、大城を歩かせたところですぐに相川監督が出て交代となった。この回はコーチもマウンドに行っていないし、まだ87球で打者は右の笹原という場面だったが、これまでになく早い継投判断となった。
試合後のインタビューでは判断基準があることを示唆していた。球数だけではなくデータとしてこうなったら交代という目安はあるだろう。6回はランナーを出したら交代と決めていた可能性もある。前回が完封なだけに、深沢としても6回、7回までは投げたかっただろうと思うが、最少失点で抑えたことがチームの勝利に繋がったので、文句なしの3勝目だと思う。次回も期待したい。
深沢が5回1/3で降板し、継投に入った。この日、中川颯、宮城、岩田と3人が登録抹消となり、先発の深沢とともにルイーズ、中川虎が登録された。深沢をリリーフしたのが登録されたばかりの中川虎。開幕からずっと好投を続けて来たが、6月末から調子を落とし、一度ファームで再調整して来た。笹原を落差の大きいフォークで三振に取り、佐々木にはヒットで繋がれたが、石塚をライトフライに打ち取った。
7回は前日に続いて浜地が登板。先頭のキャベッジにボールが先行したが、セカンドゴロに打ち取ると、浦田と松本も打ち取った。ストレートがスピードガン表示以上に力があるようで、打者を押し込めていた。他の投手と組み合わせて上手く運用して行きたい投手。
8回は、ルイーズが登板した。前日の8回を任されたマルセリーノは球数が多かったので、伊勢あたりになるのだろうと思ったが、登録されて即1点差の8回に投げるのは意外だった。どうかなと思ったが、ファームでリフレッシュして来た効果が出ていて、ストレートに力があった。
アウト3つは全てストレートで空振り三振を奪う圧巻の投球だった。さすがにここまでの内容はベンチも想定していなかったのでは。逆の意味で誤算だった。6月あたりのルイーズは、ストレートに自信が持てず、コースを狙い過ぎていた。今は自信を持って投げられているので、ゾーンで勝負できている。ルイーズはこれくらいやってくれないと困る投手なので、今後に期待したい。
最後はレイノルズが160キロをマークし、2者連続三振で締めた。レイノルズをクローザーにすると8回に苦労するが、やはりレイノルズくらい圧倒できる投手がクローザーをやるのが順当だろう。山崎がセーブを増やしている時から、どう考えてもダントツで凄い投手がいるのにと思っていた。中川虎が戻って来て、ルイーズも良くなって、マルセリーノも経験を積み、浜地もいるということで、7回、8回を上手く回して行きたい。この日は、リリーフ陣の働きで掴み取った1勝だった。
打線は小笠原に対して5回まで散発の3安打。先頭打者を着実に打ち取られ、長打も出ずにチャンスが広げられなかった。5回裏に三塁打を放ち、その後ベースで釘付けになっていた小笠原から、6回表に3連打。
勝又は二塁ベース付近へのゴロで、浦田の送球が逸れて内野安打。牧はナックルカーブが高めに浮いたところを上手く合わせてレフト線へ運んだ。狙っているボールではなかったが、高い分捌くことができた。ここで通算の対戦打率が非常に良い佐野が、アウトサイドに浮いたチェンジアップをセンターへキレイに弾き返し、まず同点。
なおもノーアウト1、3塁でエンカーナシオンは初球のチェンジアップに合わせ、レフトフライ。三塁から牧が還って勝ち越しの犠牲フライとなった。一気に攻めたいところではあったが、直前に読売がノーアウト3塁で追加点を取れていなかっただけに、4番の最低限の役割が非常に大きかった。
ヤジ [Bad]
小笠原はNPBに復帰してから好投していたし、なかなか得点が取れないことは想定していた。5回裏に自ら三塁打を放ったが、後続が倒れて還れず。そこから試合の流れも、自身のリズムも崩れてしまった。
1番から3連打でまず同点としたので、一気に3~4点取りたいイニングだった。しかし、エンカーナシオンは犠牲フライで最低限の役割をこなしたが、宮崎が併殺打で2点止まり。特に阪神、読売との対戦では取れる時に取っておかないとひっくり返される確率が高くなる。この日はリリーフの踏ん張りに感謝したい。
キジ [Other]
8月に入ってようやく読売に今季初のカード勝ち越し。初戦を完封負けで落とした後で、よく勝ち越しまで持って来たと思う。この3連戦、27イニングのうち得点が入ったのは3イニングだけだったが、前日はグランドスラムを含めて4点が2度、この日は6回にしか得点が取れなかったが、一気に逆転できた。
読売の投手陣を打てたとは全く言えないが、こちらの投手陣、特にリリーフがよく投げてくれたことで、ようやくこういうロースコアの接戦を取れて勝ち越しとなった。それでもまだ5勝11敗であり、さらに借りを返して行かなければならない。
ちなみに読売戦のビジターは、もう残り3試合。当初に発表された日程では9月1、2日に京セラドームでの2連戦で終わりになっているが、当初から未発表のカードが1試合あるため、9月末に東京ドームでの試合が1試合だけ組まれる見込み。
ハマスタではあと5試合ある。まずは8月18日からの横濱漢祭の3連戦でもしっかりとマイナスを返して行きたい。おそらくハマスタで無双している井上が登板して来るだろう。何とか攻略したい。
8月は連勝スタート。4日からYOKOHAMA STAR☆NIGHT 2026となる。過去22勝15敗3分と勝ち越しているイベントだが、阪神戦では2020年以来、2度目の開催となる。その時はコロナ禍の真っ只中で5,000人しか入れない中で行われた。今年はスタンドの風景を含めてどういうことになるのか。読売に続いてカード勝ち越しを狙って行きたい。


コメント
ブルペン運用について。
山﨑が機能してた5月まで
ブルペン 8勝4敗
1点差 6勝6敗
6・7月
ブルペン 4勝11敗
1点差 3勝9敗
山﨑の3敗もありますが、クローザー交代に伴い、レイノルズが担当してた所で皆撃沈し、辿り着きませんでした。
丁度疲労が重なる時期でもありましたが。
8月は1点差連勝と良いスタート切れましたが、最強レイノルズを神棚に飾ることないようにしたいですね。
レイノルズがクローザーへ移ったタイミングで、中川虎やルイーズの状態も下がってしまい、クローザーまで回りませんでした。
そこでレイノルズを8回に戻し、9回を伊勢ら他の投手で回そうとしましたが、それも上手く行きませんでしたね。
経験者が9回は全く違う、一番大変と言っているので、やはり9回は一番力のある投手を置くのがセオリーでしょうね。
中川虎、ルイーズがリフレッシュして戻り、浜地やマルセリーノも台頭する中で、彼らの頑張りによってどこまでレイノルズのクローザーを固定できるかどうかですね。