08/06 横浜DeNA5-10阪神(ハマスタ)
先発のビドは初回、森下の2点タイムリーで先制されると、大山のタイムリー二塁打とガルシアの3ランで1アウトも取れずに6失点。さらに近本のタイムリーで7点目を許した。2回にも押し出しで8点目。
ポジ [Good]
ビドが2イニングで降りた後、若松が4回2/3を投げた。昨年はファームで先発も務めていたとは言え、今季はリリーフ。入江が初回に6失点して降板した5月23日は4イニングを投げていた。どういう風に言われて登板したのか分からないが、3イニングは想定していたが、5イニング目に入るとは思わなかった。
2回までに8点を奪い、やや打ち疲れ感もあったかも知れないが、非常に良い投球で最初の3イニングをパーフェクトピッチング。4イニング目は先頭の近本にヒットを浴び、中野を歩かせた。さすがに疲れが出てきたかなと思ったが、クリーンアップの3人をしっかりと打ち取った。
5イニング目となった7回はピンチで高寺にタイムリーを打たれ、近本を打ち取ったところで交代した。マウンドを降りる際にはベイスターズファンから大きな拍手が送られていた。
前日も、8回は若松を登板させるべきと思っていたが、状態は悪くないのに7月は3試合しか登板がなかった。他の投手が打たれている中で、もっと若松を使えばいいのにと思っていた。想定外に長いイニングを投げたことで登録抹消になると中日スポーツが報じていた。これが事実だとしたら納得が行かない。週末は投げられないにせよ、来週には登板できる。ビドに代わって先発調整をするならまだ分からなくもないが。
度会が2本のタイムリーで気を吐いた。8点ビハインドの3回は、若松が送って1アウト2、3塁となり、レフトへキレイに打ち返して2点タイムリー。諦めない反撃ムードを作った。7回には1アウト満塁から木下の初球ストレートをレフトへ弾き返し、タイムリーで繋いだ。
オールスター明けからスタメン出場し、3試合連続安打。再び規定打席に到達して打率はリーグ5位。結果は出ているが、欲を言えば2ストライクと追い込まれるまでは、もっと右方向へ強い打球を打つスイングをして欲しいかなと思う。
牧とエンカーナシオンにソロが出て、好調さを示した。できればランナーを置いた場面で一発が出て欲しかったところ。エンカーナシオンは、6回裏にバットのやや先に当たってフェンス手前のセンターフライに倒れた後、ベンチで腕立て伏せ。そして8回裏に見事、特大の6号ソロを放った。スコアボードを直撃する凄い当たりだった。インサイドを攻められて苦しんでいるが、対応力もあるので、克服できると思っている。
ヤジ [Bad]
何と言ってもこの試合は、ビドが全て。前回はバンテリンドームの中日戦で5回を無失点で来日初勝利。ただ、5安打に4四球とかなり塁上を賑わし、何とかホームは踏ませなかったという投球だった。
8月1日にファームで調整登板も1イニング3失点。来日後、頭部死球での退場もあり、一度も5イニングを超えて投げられていないし、それほど結果が出ているわけではない。シーズン途中で獲得し、オールスター前に一軍で登板することありきだった印象。この日はどちらのビドが出るかと注目していた。
正直、序盤で4点くらい取られるのではないかと予想していた。しかし、その予想の斜め上を行った。まず先頭の近本を取りたいところで自ら歩かせ、クイックが遅く簡単に走られる。中野は打ち取った当たりだったが、飛んだコースが良く内野安打。中野もあっさりと盗塁を決めてノーアウト2、3塁。初回から3点は取られそうだなと思った。
森下に二塁ベースに当たる2点タイムリーを打たれると、佐藤輝を歩かせ、大山にレフト線へのタイムリー二塁打。早くも3点が入り、未だノーアウトで2、3塁。ガルシアに3ボールとなったが、これだけコントロールが悪いと歩かせて満塁とするのも怖い。
3ボールから強いストレートで行くか、変化球でカウントを取るか。どちらもストライクがそれほど取れていなかったが、スライダーを選択。肩口からど真ん中へホームランボールになってしまい、見事に打たれた。前日は3三振の後、マルセリーノからグランドスラムを放ち、来日初ヒット。この一打が翌日にも影響を与えてしまった。4打席目も凡退していればスタメンではなかったかも知れない。
一発を浴びても切り替えられず、坂本も歩かせて7人続けて出塁。ようやく元山から三振を取り1アウト。大竹がバントを決めた後、初回から2打席目という近本にタイムリー二塁打を打たれて7点目。5月に初回だけで60球を投げて6失点した入江を超えた。
6連戦の真ん中で、投手を注ぎ込めない。2回もマウンドに上がったが、1アウトから佐藤輝にヒットを打たれると、3四死球で押し出し。7点ビハインドでこれだけ四死球を連発し、挙句の果てに押し出しではどうにもならない。暑いからとか、そういう次元ではない。
1回の登板だけで判断は早計だが、あまりにも酷い。ファームで7回無失点というような投球ができるまで一軍で投げさせるべきではないだろう。試合後に相川監督もファームでの再調整を明言していた。これだったら片山か、この日ファームで投げた藤浪を当てた方がいいだろう。
先発がこれだけ派手に試合を壊したらどうにもならないが、打線は阪神を相手によく追い上げたと思う。7回裏は下位からランナーが溜まり、1番の度会がタイムリーで繋ぎ、4-9となってなお1アウト満塁で牧。ここを長打で繋いだら本当に試合が分からなくなると思ったが、完全に差し込まれた打球はちょうど三塁ベース上に転がり佐藤輝が打球を捕りながら三塁を踏み、一塁へ送球して併殺が完成した。
前の打席でソロホームランを放っている牧だけを槍玉にしたくはないが、牧はここ一番で早いカウントから打ちに行くべきでないボールに手を出して凡退することが目につく。ここもボールが速い木下に追い込まれたくないというのはあっただろうが、フォークもあるし目付を上げて待つべきだった。インサイドの低めの難しいボールで、完全に差し込まれていた。
オールスターでは、マイクを付けて佐藤輝と牧が会話をしていたが、牧の時はサードゴロが飛んで来るから準備していると言われ、逆方向を意識しているけどなと言っていた牧が、まさにこれのことだ。この場面は引っ張り込むのではなく、逆方向への繋ぎを意識して欲しい場面。厳しいことを言うが、自分本位の強引なバッティングで、チームが勝ち切れない要因の一つだと思う。
2回に1アウト満塁で佐野がバックホームしたが、ふわっとした送球で三塁側に逸れ、松尾が何とか三塁ランナーの大山にタッチした。これはどういう意図で送球しているのか。確かに打者の元山の足を考えるとホームゲッツーは難しく、ホームを確実にアウトにすべき。だが、こんなに抜いた送球をした上に逸れるのはありえない。松尾がケガをしたらどうするのか。この日はバットでも4打数ノーヒットでブレーキとなった。いつも結果が出るわけではないが、ちょっとこの日は酷かった。
キジ [Other]
さすがに阪神を相手にスイープはならなかった。ビドが好投すればワンチャンと思っていたが、想定していたワーストを軽く超えて来る異次元の投球で撃沈。勝てると思って行っていないので、やはりなとしか思わないのだが、7回の反撃ももう少し阪神を慌てさせたかったなと思う。
それでも阪神戦でのスターナイトは勝ち越し。オールスター明けは読売、阪神という2強に連続で勝ち越したことは評価できるだろう。ビドのところにもう少し安定感のある先発を埋められると借金が減らせそうだ。
今週はハマスタでの6連戦で、金曜からは広島戦。初戦の予告先発は平良と森下。平良は広島に相性が良い。前回は2発を浴びて負けが付いたが、それほど悪くなかった。立ち上がりに気を付ければある程度投げてくれることが期待できる。
森下は7月10日の中日戦で5回6失点と炎上し、その後はファームで再調整。31日のファームで7回無失点と結果を残しての復帰となる。ベイスターズとの対戦は7月2日だけで、牧が2発を放っている。打線の状態は悪くないので、平良を援護したい。
Next Key Player: 牧(森下攻略のカギになる)
以下は現地の写真を並べる。













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