08/09 横浜DeNA3-0広島東洋(ハマスタ)
序盤は片山と鈴木の投げ合いとなったが、4回に筒香が出場4試合連続となる11号ソロで先制。片山は、2回の1アウト満塁を連続三振で切り抜けた後は丁寧なピッチングで6回まで3安打無失点。7回から浜地、伊勢と継投し、8回裏にエンカーナシオンの2点タイムリーで貴重な追加点を挙げると、最後は3連投のレイノルズが3者連続三振で締めた。
ポジ [Good]
片山は初回、いきなり秋山に3ボールとなったが、低めのストレートでセカンドゴロに打ち取る。菊池、ファビアンにもボールが先行したが打ち取って三者凡退の立ち上がり。2回は1アウトからモンテロ、小園に連続四球で自らピンチを作り、佐々木にはセンター前に運ばれ1アウト満塁とピンチが広がった。
石原を抜けの良いチェンジアップで空振り三振に取り、投手の鈴木もスライダーで空振り三振。連続三振で何とか無失点で切り抜けた。タイプ的にコントロール良くストライクを先行させたい投手で、過去の登板も見る限り立ち上がりはあまり上手くないのかなという印象。
3回も先頭の秋山に2ボールとしたが、そこから9球で三者凡退に取り、ようやくリズムに乗る。それでもボール、ボールと入ることが多い印象で、結果は文句なしなのだが、テンポが悪いというか、ちょっとイラっとする投球に感じられた。
正直、現状の広島打線は当たっていないので無失点で抑えられたが、阪神などの得点力のあるチームを相手にすると、この投球ではちょっと厳しいのではないかと思う。2勝目を挙げて自信にして欲しいが、カウントの作り方についてはしっかりと反省し、研究して欲しいと思う。ファームと違って選球眼が良く見逃されてしまうので、そこは一軍で投げながら学習して行く部分もあるだろう。
6回91球で無失点。試合後の相川監督も余力を残して代わったと発言していた。ビドがファームでの再調整となっており、片山が来週も一軍で投げることになるのか注目したい。
7回から継投に入り、好投が続く浜地がこの日も下位打線を僅か8球で三者凡退。この日はカットボールを中心とした組み立てだったが、芯を外して打たせて取る、効率の良い投球だった。
ルイーズが既に連投しているということもあり、8回は伊勢。1アウトから秋山にヒットを許し、代走の切り札である辰見が登場。菊池の打席でヒットエンドランを敢行。ショートの宮下がベースカバーへ動いたところで逆を突く、ショートへのゴロで内野安打となった。
1アウト1、2塁でファビアンという場面、2球目で辰見がスタート。松尾が素早く完璧な位置に送球し、三塁でタッチアウトとなった。相川監督は試合後に盗塁を企画されないことがベストと語っており、少しランナーへのケアが甘かった部分はあった。
それもあって辰見がスタートを切ったのだと思うが、松尾の送球が少しでも逸れればセーフだった。広島としては8回に同点にしておかなければレイノルズが出て来ると分が悪いということでギャンブル的な面もあったのだろうが、松尾がチームを救った。このプレーが勝敗を分けたと思う。
3点差となったが、9回は3連投となるレイノルズが登板。気迫あふれる投球で坂倉、モンテロ、小園を3者連続三振に取る圧巻の投球で8セーブ目を挙げた。3連投も自ら志願したというナイスガイ。今やチームのまとめ役でキャプテンのような存在にもなっている。来季のことは分からないが、レイノルズと一日でも長く戦いたいので、CSに進出して欲しいと思う。
打線は鈴木になかなか合わなかったが、筒香が4回に11号先制ソロを放った。3回まで四球とエラーのランナーは出たがノーヒットだった。変則フォームで、間合いも詰めたり伸ばしたりといろいろな工夫をしながら投げる鈴木の投球に合わせられなかった。
4回1アウトで打席に立った筒香は、3ボールからアウトサイドへのシンカーを捉え、打球はライトスタンドへギリギリ届いた。8月6日はベンチスタートで出番がなかったが、5日の阪神戦からこの広島3連戦まで、出場4試合連続のホームランとなった。前日までの3本は全て逆方向のレフトへ放ったが、この日は豪快にライトスタンドへ打ち込んだ。
昨年も8月中頃から代打でホームランが出始め、後半から常時出場。9月は素晴らしい成績を残し、チームが2位に浮上する快進撃の原動力となった。6月までの不振はチームにとって非常に痛かったが、ここからまだ少しでも取り戻して行きたい。
エンカーナシオンが、8回に貴重な追加点となる2点タイムリーを放った。昨日のブログでNext Key Playerに挙げたが、やはり鈴木の変則フォームには合わせられず、3打席凡退。エンカーナシオンだけでなくほぼ全員が打てなかったが、やはり4番が打たないと得点力は低下する。
8回に2アウト2、3塁のチャンスを作り、広島は菊地にスイッチ。次が宮崎ということで勝負となり、2ボール2ストライクからのストレートに、バットの先ではあったがレフトの前に落ちるヒットとなった。
ヤジ [Bad]
なし
キジ [Other]
ベイスターズ打線が鈴木を捉えられるかが注目ポイントだったが、予想よりも苦労した。ヒットさえなかなか出ない中で筒香が一振りで捉えホームランを打ったことも大きかった。
結局6回まで2安打と苦しめられた。援護が少ない中でも片山が6回まで無失点で行ってくれたことが勝利に繋がったと思う。8回表のピンチでは松尾が完璧な送球で三盗を阻止。これで完全にベイスターズに流れが傾き、その裏の追加点に繋がった。
状態があまり良くない広島に対して、きっちりとスイープ。前日は一度2点差を逆転されたが、延長12回の末にサヨナラ勝ちし、この日は守り勝ってその価値を高めた。8月は7勝1ビドとなり、7月以上のペースで勝ち進んでいる。
週明けはビジターでの6連戦となり、中日、ヤクルトと対戦が続く。ここですぐ下にいる2チームを叩いて上を目指せるか、2強からは離れてCS争いが激化するか。特に中日は8月6勝2敗と好調で、オールスター前のバンテリンドームでも負け越しているだけに、ここが快進撃が今後も続くかどうかの試金石になるだろう。
3位ヤクルトとの最大11ゲーム差をひっくり返したと言っても、DeNAが好調で借金15から6まで減らしたのは確かだが、それ以上にヤクルトが負けていることが原因。首位まで8.5ゲーム差だが、2チームあるので両方がそこまで落ちて来ることは基本的にないので、難易度は全く異なる。まずはベイスターズが5割に戻らなければ話にならない。ここから先が難しいところだが、一丸になって挑戦して欲しい。


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