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8回に追い付くも レイノルズが森下に打たれ惜敗

08/23 横浜DeNA3-5阪神(ハマスタ)

先発の石田裕は初回、2アウトから森下に31号ソロを浴びて先制を許す。3回には1アウト2、3塁から大山の内野ゴロ間に2点目を奪われる。打線は4回に2アウト満塁とし、高橋がピッチャーゴロをファンブルするエラーで1点を返す。石田裕は6回に伏見にタイムリーを浴びて降板。7回に牧の22号ソロで1点差とすると、8回に度会のタイムリーで同点に追い付く。しかし、9回にレイノルズが森下に2点タイムリーを浴び、接戦を落とした。

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ポジ [Good]

石田裕が一軍では7月14日以来、約1か月ぶりの登板。下半身のコンディション不良で離脱し、リハビリを行ってきた。ファームで8月15日に先発し、4回2/3で61球を投げた1試合だけで復帰。投げた後の体の状態、本人の意向、チーム事情などを勘案した上でこの日の登板となった。

立ち上がり2アウトを取ってから森下への2球目は低めへのシンカーだったが、これをすくい上げられ、レフトスタンドへの31号ソロ。インサイドを狙ったものが逆球になってしまったのは確かだが、低めを捉えることができる森下のスイングに合ってしまった。

2回は四死球があったが、高橋のバント失敗もあり後続を断った。3回1アウトから再び森下との対戦となったが、インサイド低めを引っ張った打球は三塁線を襲い、ややイレギュラーして宮崎が弾いてしまった。佐藤輝は2ストライクからのシンカーを引っかけた打球だったが、高いバウンドでファーストの筒香の頭上を抜けて二塁打。完璧に打たれたという当たりではなかったが、不運にも大きなピンチとなった。

ここで大山はセカンドゴロ。前進守備ではなく、2点目が入った。序盤ではあるが、相手が防御率1点台の高橋ということで点はやりたくない。難しい判断だったが、結果的に二塁ランナーの佐藤輝は還さず1点で済んだし、大山のヒットゾーンを広げて2点タイムリーを打たれるよりは良かったのだろう。

4回あたりから石田裕の本来のコントロール、球威になってきたかなという感じ。2イニング連続で三者凡退に抑え、森下の3打席目はアウトサイド低めのコーナーにストレートを決めて見逃し三振に取った。

だが、6回先頭の佐藤輝には初球のカットが浮き、詰まりながらもライト線へ運ばれて二塁打。ここは力で持って行かれてしまった。大山は低めのストレートをライトへ深いフライ。佐藤輝がタッチアップで三塁に進んだ。大山は、前の打席でも内野ゴロ間で打点を稼ぎ、ここもランナーが進む凡退。打てなくてもきっちり仕事ができているのは、優勝チームの中軸。

前川をストレートで空振り三振に取り、ここを無失点で切り抜けて6回を投げ切れば文句なしというところだったが、伏見への勝負球のカットボールが浮いてライト前へ運ばれた。上手い右打ちで伏見を褒めるべきだが、3球目に抜けたストレートがインサイド高めに行ったが、あとは全てアウトサイドだった。最初の打席で死球を与えており、キャッチャーの読みでインサイドはないなと踏み込んで右打ちをされていた。ここの攻めは勿体なかった。

6回を投げ切れなかったが、想定していたよりは良かった。この日の登板は復帰戦ということで仕方ない部分はあるし、本人も十分分かっていると思うが、やはり6回のような場面で踏ん張らないとチームも自身も勝ちに結び付かない。この日は何とか負けは消してもらえた。来季には勝敗が逆になるよう、勝負どころで力を発揮できるようにして行きたい。

牧が22号ソロを放った。7回1アウトで及川との対戦。2ボールから甘く入って来たカットを完璧に捉え、打った瞬間という当たりがレフトスタンドへ飛び込んだ。5回にも高橋からライト線への二塁打を放っており、長打でマルチヒット。2番に入っていることもあるが、8月は6本塁打ながら打点9とやや少ないので、ランナーを置いた場面でのバッティングを改善させたい。特に8回に追い付いた後に初球を打ち上げてしまったことは残念だった。

度会が8回に同点タイムリーを放った。湯浅から1アウト2、3塁のチャンスを作ったが松尾がショートゴロで2アウト。同点にすらできずに終わるのかと思ったが、代わった岩崎の2球目のスライダーを捉え、一二塁間を破るタイムリー。非常に価値ある一打だった。

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ヤジ [Bad]

高橋から5回まで6安打を放ち、かなり塁上を賑わせたが、4回2アウト満塁から高橋がピッチャーゴロをファンブルするエラーでもらった1点だけに終わった。このプレーで勝又と交錯したこともあり、高橋は5回で降板した。

2回は先頭のエンカーナシオンがヒットで出塁するも後続がなく、3回も古市がヒットを放ったが、石田裕がバント失敗で併殺打となった。4回は1アウトから筒香のヒットとエンカーナシオンの二塁打、宮崎の四球で1アウト満塁。ここで左腕相手に期待された宮下が三振に倒れた。何とか前述のエラーで1点は返したが、一気に行きたい場面だった。

5回は2アウトから牧が二塁打、筒香のヒットは強烈な打球で牧が還れず1、3塁。ここはエンカーナシオンが打ち取られて同点のチャンスを逃した。

6回は2番手の木下からまたも1アウト満塁としたが、代打の松尾がバットを折られ、ショートへの詰まった小フライになったが、元山がワンバウンドで捕球して併殺に取った。佐野を先に代打で出して、歩いて満塁となり松尾だったが、インフルエンザから復帰してバッティングの状態も良くないし右腕には2割そこそこ。かと言って出せる左打者もいなかった。

初戦も左腕に対して右の控えがキャッチャーの二人しかいない場面があった。柴田、神里の守備力を軽視するわけではないが、彼らがベンチの枠を使っているが、代打としては全く期待できないので、本当に最後に守るしかない。しかもこの日は、8回裏のノーアウト1、2塁というバントの場面で柴田を使わず、林が代打でバントを成功した。

彼らがいることで助かる試合ももちろんあるのだが、代打要員が置けないことのマイナスの方が大きいと思う。そのあたり、どういう布陣で運用するのが一番チームにとって良いのか、当たり前のように二人を置くのではなく考え直した方が良い。

最終的にはレイノルズが打たれて負けた試合だが、8回裏に度会の殊勲打で同点に追い付いたとは言え、リードして9回表を迎えるべき試合だった。レイノルズが打たれて負けたのなら、もうこれは仕方ない。

レイノルズは先頭の元山にヒットを許し、高寺がバントで送れなかったが進塁打で1アウト2塁。近本はライトフライに打ち取ったが、中野にストライクが入らず歩かせてしまった。特段苦手ということはなく、次の森下に回したくないということで、甘く行けないという意識が強く働いてしまったか。この四球が痛く、致命傷になってしまった。

森下には5球連続でカットボールを投げて2ボール2ストライク。6球目はインサイド高めに構えたが、ストレートが真ん中に入り、ライトへクリーンヒット。定位置で守っていたエンカーナシオンがホームへ素晴らしい送球を見せたが、中野の足が早く2点タイムリーとなった。

甘く入ったとは言え、161キロのストレートを鮮やかに弾き返した森下が素晴らしい。ホームランでトップに立ったが、速球を捉える技術、勝負強さはリーグトップの打者。この日は佐藤輝とともに4安打で、彼らを止めることができなかった。

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キジ [Other]

前日は雷雨の影響で中止となり、1日置いての2戦目。疲労もあって一度登録を外れてリフレッシュした高橋との対戦。前回はスターナイトで2ラン2発を浴びせたが、そう簡単には得点を取れない相手。下半身のコンディション不良から復帰戦となった石田裕がどこまで我慢できるかという試合。

石田裕は初回に森下の一発で先制され、3回にも2点目を奪われる苦しい展開。チャンスを作るも5回までエラーでもらった1点だけ。6回表に石田裕が踏ん張れず3点目を取られ、その裏の1アウト満塁で松尾が併殺打。ここで負けを覚悟したのだが、牧のソロで1点差に迫ると、8回に追い付く粘りを見せた。

石田裕の負けが消えたことも良かったが、東が最多勝に望みを繋ぐ上でも高橋の勝ちを消せたのは良いアシストになった。もちろん、一気に逆転したかったが、牧がストレートを狙っていたのか、高過ぎるボールに手を出して打ち上げてしまったのは残念だった。

レイノルズで9回表を抑え、裏でサヨナラ勝ちというのが理想的だったが、レイノルズも人間なので失点することはある。クローザーなので失点が即負けに繋がってしまうのは厳しいところ。だが、8月下旬にしてこれが初黒星なのだから、これまでどれだけ貢献してくれたか。相川監督も言っていた通り全く責められないし、信頼は変わらない。

試合を捨てるわけではないが、クローザーが失点して球数が30球に近づいていたら交代すべき。次の日に試合がなくても、30球を投げるというのはダメージが残る。他の投手は前日も投げていないわけだから投入して少しでも球数を減らすべきだった。このあたりのブルペンの運用がうまくなかった。

前日に予告先発として発表され、出場選手登録された竹田は、18時を過ぎて中止が決まったこともあり、登板せずに登録抹消となった。もともと投げ抹消の予定だったとは思うし、来週は深沢、篠木、片山らもいるので登板機会がないのだろうが、ファームで結果を残して来ただけに、リフレッシュの篠木よりは優先で一度登板させても良かったと思う。

今週は読売に連勝したが、その後3連敗で結局借金をまた増やしてしまった。2強相手になかなか難しいとは思ったが、5割以上は確保したかった。来週は前半はマツダで広島戦、後半はハマスタに戻って中日戦となる。目下、5位と6位になっているので、ここで借金を減らし、快進撃を見せた8月を好成績で締めてもらいたい。

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