03/11 横浜DeNA4-6広島東洋(ハマスタ)
先発の藤浪は、左打者9人が並ぶ広島打線に5安打を浴び、4回途中で4失点。初回に甘く入ったところで2本のタイムリーを浴び、4回はエラーも絡んで2アウト満塁のピンチを残し降板。庄司が2点タイムリーを許した。6回は伊勢が勝田に2ランを浴びた。打線は田内の犠牲フライ、濱のタイムリー三塁打と若い8、9番で反撃。7回にもビシエドのタイムリー二塁打などで2点を挙げた。
ポジ [Good]
前日は37歳の誕生日に活躍はならなかったビシエドが、途中出場でマルチヒットをマーク。5回にセンター前ヒットを放つと、7回には益田の真ん中へ入って来た速球を逆方向へ打ち返し、右中間を破るタイムリー二塁打。今年はシーズン開幕から在籍し、いろいろな形で戦力になってくれそうだ。ただ、年齢的にはケガに気を付けたいところ。
濱が8番センターでスタメン出場。最初の打席で左腕の床田のチェンジアップをセンター前に運んだ。2打席目には高めのストレートをライト線に打ち返し、一塁ランナーの石上を還すタイムリー三塁打。外野がややもたつき、ホームへ還るランナーをケアして中継がライン寄りにいたため、三塁まで陥れることができた。素晴らしい走塁。
そして、6回には佐々木のセンター右への大飛球を背走してスーパーキャッチ。肩も含めた守備力は評価が高かったが、長所をアピールすることができた。梶原の調子が良く、蝦名は今年もやってくれそうな予感。ヒュンメルもいて、宮崎と筒香が出るなら佐野も外野に回って来るかも知れない中で、何とか開幕一軍のベンチ入りを狙って行きたい。勝又らライバルも多いが、アピールを続けたい。
梶原は、この日は途中出場だったが、唯一の打席でヒットを放った。9回表には、濱に負けじと同じく佐々木のセンター右への大飛球を好捕。このまま行けば開幕のセンタースタメンを掴めそうだ。それがゴールではないが、レギュラー奪回に向けて大きな一歩になるはずだ。
田内がマルチヒットと犠牲フライで打点をマークした。最初の打席で1アウト満塁から初球インサイド高めを積極的に打ちに行き、飛距離十分の犠牲フライ。ヒットならベストだが、外野に持って行けそうな高めをきっちり打てたことは評価されるだろう。7回にサード内野安打、8回には真ん中の甘いボールを振りぬき、弾丸ライナーがレフトのフェンスを直撃する二塁打。打球も力強さを増して来た。
守備ではエラーもあったが、セカンドで良い動きも見られた。守備はまだまだ発展途上だが、バッティングでかなり結果を残している。最終的に実戦に出ることを重視して開幕はファームかも知れないが、一軍のオープン戦での経験、結果が自信につながるだろう。最後まで食らい付いて欲しい。
マルセリーノは、先頭の佐々木に大飛球を打ち返されたが、梶原の好守に助けられ、後続はあっさりと打ち取った。コントロールが安定して来たので、攻めて行けるし球数も少なく抑えられている。最後までアピールし、ルイーズ、レイノルズとともに一軍ブルペンの戦力になってもらいたい。
レイノルズがこの日も非常に良かった。先頭の勝田はアウトサイドから入って来るスライダーで詰まらせてレフトフライ。坂倉にはカットボールを続けて空振り三振。佐藤啓には最後、156キロのストレートを意図して高めに投げて空振り三振を奪った。
1球速報、NPB+でカットボールと表記されるが、スライダーのように曲がりが大きく、140キロを超えて来る。スライダーはスイーパーという形でさらに変化が大きい。150キロ台の速球を動かしてくるシンカー、チェンジアップもある。ストレートは203cmから投げ下ろして角度がある。それを意識させた上での高めのストレートは、スピードも球威もある。コントロールが想定よりも良く、これはかなり期待できそう。
森原が春季キャンプで二軍のリハビリ組へ合流したが、嘉手納でブルペン入りもしていた。昨年よりは状態は良さそうだが、いつ一軍の実戦に入って来るか。入江が先発転向し、ブルペンはクローザーやセットアッパーを固定せずに柔軟に使っていく構え。ルイーズが開幕に向けて上げてくれば、レイノルズとマルセリーノをどう使うか悩みどころ。
ヤジ [Bad]
藤浪は、左打者9人が並ぶ広島打線相手に、4回途中で2四球だったが、甘く入るボールを痛打された。初回は秋山のサードゴロで筒香の送球が逸れた。記録は内野安打で、強い当たりを体勢悪く捕り、一回転して投げたが逸れてしまった。捌いて欲しいところでもあったが、仕方ない。
ランナーを背負うと勝田を歩かせてしまい、平川に真ん中へ入ったカットボールをライトへ痛烈に弾き返され失点。1アウト後に佐藤啓にも初球の甘いボールをレフトの前に運ばれて2点目を許した。
2回、3回は無失点に抑えたが、4回は先頭の林に3ボールとしてしまい、5球目を痛烈に打ち返され、田内が大きく弾くエラーで出塁を許した。1アウト後に岸本を歩かせたが、清水は見逃し三振に取って2アウト。秋山も打ち取った当たりだったが、藤浪が弾いてしまい、ボールがマウンド後方で転々とし、内野安打。ここで80球に到達して交代となった。
初回は甘いボールを痛打されるシーンもあったが、秋山の2本の内野安打は不運だったし、自分も含めて守備に足を引っ張られた感じもある。そこまで悪いわけではないが、コントロールが安定せずに4回途中で80球と球数も嵩んだ。投げるスタミナはある方だが、さすがに多過ぎるし、テンポが悪いので味方の攻撃にも影響がある。
後退した庄司が2点タイムリーを打たれ、4失点だが自責点は2。まだ登板機会は与えられるだろうが、他の投手と比較して、開幕ローテーション争いで一歩後退といったところだろうか。四球を多少出しても力で押し込み、ホームは踏ませない投球を見せて欲しい。
伊勢が6回に勝田の2ランを浴びて失点。投げているボールはそこまで悪くないし、勝田は普通ならファウルになってしまうようなインサイドをものの見事に捌いたと思う。163cmの小柄な体型だが、インサイドを振りぬく力は持ち合わせている。もう一度打てと言ってもなかなか難しいくらいうまく打てたと思うが、こういう力もあるというのはデータとして有益なのかなと思う。
球数は少なくなかったが、伊勢は回跨ぎで7回のマウンドにも上がった。ここは三振を1つ奪って三者凡退。38球の登板となったが、本人の中で何かやっておきたいことがあったのかも知れない。
キジ [Other]
オープン戦とは言え引き分けを挟む4連勝で単独首位に立っていたが、1日のバンテリンドーム以来の敗戦となった。この日は敗れたが、濱や田内の活躍もあったし、投手陣には出るべき課題が出て、今後に生かすことができれば良いと思う。
12日もハマスタで広島戦が行われる。小田が引き続きオープン戦へ参加となっている。ファームは、11日で教育リーグを終えた。コックスが先発し、無失点で抑えたようだ。14日にちゅ~る清水でハヤテとのファームリーグ開幕戦。教育リーグはイージースポーツの中継がほとんどなく、1球速報もなかったが、ファームリーグは基本的に中継があるので、もっとファームの状況も知ることができそうだ。
牧はマイアミでの戦いに旅立ったが、オープン戦も半分を過ぎ、そろそろ主力組の調整で出場時間が長くなってくる。若手に残されたチャンスは限られてくるので、この日に活躍した濱、田内のほか勝又や小田なども少ない出場機会で爪痕を残して行きたい。


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