03/15 横浜DeNA5-0福岡ソフトバンク(ハマスタ)
先発の深沢は、初回のピンチを切り抜けると、3回を1安打に抑えて無失点の好投。2番手以降は6人の投手が1イニングを無失点でリレーした。ルーキーの島田がハマスタでのデビューで、堂々の投球を見せた。打線はスチュワートJr.に6回まで無得点。8回に西巻の打球をサードが弾く間に先制し、ヒュンメルがグランドスラムを放って一挙5点を奪った。
ポジ [Good]
深沢が、トミージョン手術を受けて以来、ハマスタのマウンドに戻って来た。3月5日の中日戦で登板予定だったが、雨天中止の影響を受けて8日の教育リーグに変更となり、この日は一軍のオープン戦で先発のマウンドに立った。
2024年は高卒3年目ながら、春季キャンプの宜野湾組でアピールを続け、ローテーション入りを期待される中でキャンプ終盤に肘の違和感で緊急降板。その後、トミージョン手術を受けて長いリハビリに入った。2025年にファームで実戦復帰し、今季は支配下登録に戻って迎えたシーズン。キャンプは嘉手納組だったが、ここに来て一軍に呼ばれた。ローテーションの候補の一人であるということ。
この日は、緊張もあったのか初回先頭の柳町にストライクが入らずに歩かせた。野村、笹川は打ち取るも、山川にはスライダーに泳ぎながらもレフトへ運ばれて1、2塁。秋広をスプリットでレフトフライに仕留め、初回を無失点で凌いだ。
2回は栗原、谷川原から連続三振を奪い三者凡退。3回もキレのあるストレートにスライダー、カットの変化球をうまく使って三者凡退。3回を47球で1安打無失点の投球を見せて降板した。トミージョン手術からの復帰ということで、まだ肌寒いこの時期に無理をさせない方針なのかも知れない。
近い将来ローテーションを争うことが期待されるものの、この時期で3イニングで交代ということなら、すぐさま開幕ローテーションに入って来るかというと別の話なのだろう。だが、この時期にハマスタのマウンドで先発させることからチームの期待の大きさが窺える。今後、ファームリーグでイニングを伸ばしていき、一軍のローテーション入りのチャンスに備えて欲しい。
4番手でドラフト2位ルーキーの島田が、プロではハマスタデビューとなった。新人合同自主トレでケガがあり、嘉手納での春季キャンプではリハビリ組に入っていた。野手の小田、宮下、成瀬が一軍の実戦で活躍を見せ、片山も登板した中で、島田はその機会がなく焦りもあったかも知れない。
この日は、初球に152キロのストレートを投げ込むと、柳町を押し込んでサードゴロ。野村からはストレートで空振り三振を奪った。笹川も詰まらせ、三遊間の真ん中にいた宮崎が捌いたが、筒香が一塁ベースを踏めておらずエラー。目をボールから切らずに、足の感覚だけでベースを踏みに行ったのだろうが合わなかった。
それでも落ち着いて山川を高めのストレートで押し込み、ショートゴロに打ち取って4つ目の凡打。堂々のデビューになった。こちらもすぐさまリリーフで一軍入りという話にはならないとは思うが、今後一軍から声がかかる存在になれるよう、登板を重ねて行きたい。
完封リレーだった投手陣では、レイノルズが9回に登板した。この日も角度のある150キロ超のストレートに、スライダー、カット、スプリットが冴え、2三振を奪って三者凡退で締めた。森原が未だ一軍での登板がないが、レイノルズがクローザーを務めるケースが増えそうな雰囲気。
MLBの実績があるルイーズ、守護神返り咲きを狙う山崎、開幕に向けて状態を上げつつある伊勢もいるが、現状だとレイノルズが頭一つ抜け出しているだろうか。
打線では、度会がマルチヒットをマークした。オープン戦序盤で二軍行きとなり、この連戦は久しぶりにゲーム参加となった。最初の打席では見逃し三振に倒れたが、2打席目で追い込まれてから151キロの高めストレートをきっちり捉えてライトへのヒット。3打席目でも稲川のストレートを捉えてライト前ヒットを放ち、味方の一挙5点の攻撃の口火を切った。
これでエスコンフィールドでの2連戦への参加の権利をゲット。開幕一軍に向けて何とか生き残った。何度も書くが、バットコントロールが良すぎるので、若いカウントから難しいコースをバットに当ててしまい、ヒットにならないケースが多い。一発狙いというわけではなく、ハードヒットするようにしっかりと狙いを定めて行くべき。ただ、梶原と同じあまり考えすぎない方が良いタイプとは思う。いろいろ言われているが、気にせずにいつも通り楽しく野球をやって欲しい。
同じくゲーム参加の西巻は、8回裏2アウト2、3塁で打席に入り、カーブを痛烈に打ち返した。サードがグラブで弾き、0-0の展開に終止符が打たれた。かなり強い打球だったので、強襲ヒットを記録しても良さそうなものだったが、エラーの記録。タイムリーヒットにはならなかったが、評価して良い打席の内容だった。
その後、九鬼が歩いて満塁となり、ヒュンメルが津森の初球ストレートを捉え、バックスクリーンへのグランドスラム。前日も打球速度181キロをマークしていたが、身長は高くないもののガッチリとした体型でパワーがあり、インパクトが非常に強い。
この日は途中出場で、最初の打席でも右の稲川からストレートを弾き返してセンター前ヒットを放っている。ここまでのオープン戦は、圧倒的に右打席が多かったが、左打席が非常に良い状態。ホームランバッターではないかも知れないが、ハマスタであれば数多くスタンドまで運べる打者だと思う。オープン戦で29打席、その前の練習試合も入れれば40打席を超えてきており、開幕に向けてかなり期待できる状態になっていると思う。
ヤジ [Bad]
投手が完封リレー、打線はスチュワートJr.に苦戦したが、8回に5得点とあまり言うことのない展開。山本は状態は悪くないと思っていたが、なかなか結果が出ず。戸柱、松尾も結果が出ておらず、ここまでキャッチャー陣はバッティングで苦戦している。開幕までに上げて来てくれれば問題ないが、少し気がかり。
キジ [Other]
前日は三嶋の引退セレモニーがあったが、この日のソフトバンク戦も30,146人を動員した。日曜で天気も良かったが、オープン戦としてはかなりの客入りになった。これでハマスタでのオープン戦は全日程終了。来週はエスコンで2連戦、最後にベルーナで3連戦を戦って、開幕を迎える。
エスコンでの2連戦には古市、西巻、度会が二軍から参加する。逆に、ファームリーグには坂本、中川虎、馬場、松尾、田内が参加する。一方、藤浪と濱が二軍に、神里が一軍に合流することも発表された。神里は、昨年と同様に守備固めを中心としたベンチでの控えを想定しているようだ。
ファームリーグは14日開幕し、ベイスターズはちゅ~る清水でのハヤテ2連戦で連勝し、17日はホーム開幕となる。一軍のオープン戦では開幕ローテーションの投手の登板イニングが増えるため、リリーフはファームリーグで登板機会を確保する。
| 日付 | 相手 | 予想先発 |
| 3/27金 | S | 東 |
| 3/28土 | S | 入江 |
| 3/29日 | S | 石田裕 |
| 3/31火 | T | デュプランティエ |
| 4/01水 | T | コックス |
| 4/02木 | T | 竹田/平良 |
入江が土曜のオープン戦で5イニングを投げ、石田裕は日曜のファームリーグで6イニングを投げた。この内容であれば開幕ローテーションは当確だろう。来週はベルーナドームでそれぞれ土日に登板するものと想定される。
開幕シリーズに先発する3投手はほぼ固まったかと思う。火曜のデュプランティエもコンディションに問題がなければ決定的。藤浪が二軍降格となったことから、水曜のコックスも濃厚になって来た。
最後の6枠目は、竹田が有力だが、平良も二軍でチャンスを窺っている。コックスのエスコンでの内容次第では5、6枠目をこの3人で争うことになるのではないか。エスコン、横須賀での投球内容に注目したい。
WBCが残念ながら早く敗退となってしまったが、ベイスターズの開幕に切り替えたい。


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