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ロメロ獲得を発表、7500万円と球団オプション1年

横浜DeNAベイスターズはツインズのフェルナンド・ロメロを獲得したことを発表。背番号は未定。報道によれば推定7,500万円の1年契約で、球団オプションの1年が付いているという。先発として期待しているが、キャンプから監督、コーチが起用法を判断する予定。

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26歳となったその日に入団発表

1994年12月24日生まれの26歳。契約合意間近の報道から間があったのは、誕生日に合わせる為だったのか?26歳となったその日に、新たな道を開いたロメロ。まだコメント等は入っていないが、非常に期待される投手。どのような投球を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。

ドミニカ共和国出身で、高校卒業後にツインズに入団。ルーキーリーグからステップを踏み、マイナーAに昇格したが、2014年にトミージョン手術を受け、その影響で2015年は登板がなかった。若くしてトミージョン手術を受けたが、2016年以降はA+、AAと順調に昇格し、2017年にはMLBのトッププロスペクトランキングに入り、2018年はAAAからMLBに昇格。

MLBでは11試合に先発して、3勝3敗をマークした。2019年はリリーフとして15試合に登板。防御率7.07に終わった。

2020年は、春季キャンプに向かう途中、マイアミでマリファナ所持を指摘され、ドミニカ共和国に戻った。新型コロナウィルスの感染拡大で、ドミニカ共和国のアメリカ大使館の機能が停止し、球団側の配慮もあり、ビザ取得をせずにシーズンでの登板なしに終わった。

アメリカでの報道では、マリファナ所持も逮捕されたわけではなく入国できずに戻っただけだと言う。しかしながら、いつアメリカでのビザが下りるか分からない状況で、MLBでの移籍先もなく、最終的に日本の球団への移籍を許可した形だ。ベイスターズからツインズには移籍金として30万ドルが支払われる模様。

トッププロスペクトに名前が挙がるような選手なので、1億円以上にはなると思っていたが、年俸としては7,500万円。しかし、移籍金も含めると1億円くらいになりそうだ。

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同じくプロスペクトだったTAと元同僚

ヤンキースでメガプロスペクトと言われたオースティンに続く、MLBのプロスペクトの獲得になった。そのTAは、2018年後半から2019年開幕直後までツインズで同僚だった。投手と野手ということもあるし、入れ替わりが激しいMLBだからどれくらい接点があったのかは分からない。

オースティンが日本で、プロスペクトだった能力を遺憾なく発揮したように、ロメロもモノが違うという投球を見せてくれれば最高だ。長年チームの外国人選手をサポートしてきたロペスは退団してしまったが、彼にサポートを受けたソトやエスコバーがいるので、ロメロもうまく日本の野球に溶け込めれば、持っている能力はレベルが違うというものだろう。

球団は、まずは先発として期待しているようだ。右のエスコバーかなという投球スタイルだが、2018年は先発としても150キロ後半を投げていたようなので、パワーピッチャーの先発というのも見てみたいという気がする。

まずは無事に春季キャンプで来日してくれることが最初のステップ。うっかり禁止の所持品を持って来ないように。監督やコーチがキャンプで適性を見極めるということなので、練習で様子を見た上で、沖縄での練習試合を通じて、先発とリリーフどちらで使って行くか決まって行くだろう。

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若くして来日、記録に残る可能性も

これだけのプロスペクトが26歳の若さで来日することは、そんなにあることではない。まずは日本の野球や生活にフィットするかどうかということにはなるが、本来の能力を出せたら外国人投手としては記録に残る選手になるかもしれない。少なくともウィーランドがマークした球団記録の年間10勝は軽くクリアできそうだ。先発投手の外国人選手はほとんど当たりがないので、一気にタイトルを争うような成績を残してくれる期待が高まる。

リリーフになったとしたら、左右の兼ね合いはあるが、石田を先発に回すというような形になるだろうか。国吉、平田もリリーフとして力を発揮しつつあるので、彼らを回すことは考えづらい。今永や東が故障で離脱している先発を支えるか、パットンが抜けた穴にハマるか。

1994年生まれは、濵口、笠井、佐野と同世代ということになる。若いベイスターズにあって、これから中心となる世代。日本で潜在能力が開花し、トッププレイヤーとなることを期待したい。

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