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最終戦は中止でオープン戦11位 23日に振替の練習試合、開幕ローテは?

横浜DeNAベイスターズは、3月21日に予定されていたハマスタでのオープン戦最終戦が雨天中止となった。同じく実戦での最終調整の機会を失ったロッテと、23日にハマスタで無観客の練習試合として振替を行うことになった。ベイスターズは大貫がスライドで先発すると見られる。開幕投手は濵口と発表されたが、開幕ローテーションはどうなるのか。

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オープン戦結果

ベイスターズは、3勝7敗の11位に終わった。ヤクルトが最下位となり辛うじて免れたが、得点は12球団最低で、ホームラン(4本)と打率(.210)は広島を少しだけ上回ったが11位だった。ソト、オースティンを欠いた打線で、彼らの穴が埋まるメドが立つどころか、不安は増すばかりだ。

投手力が良かったのかというと、京山が9イニングで無失点という好投もあったが、チーム全体で言うと防御率3.39は9位。2020年の公式戦でのチーム防御率が3.76だから、数字としては良かったのだが、今年のオープン戦は全体的に投手が良かった。8位の読売が3.02と僅かに3点台となったが、それ以外の7チームは2点台をマークした。

オープン戦で優勝したのは阪神。2016年以来5年ぶりとなるが、その年は阪神は4位に終わっており、DeNAが球団初のクライマックスシリーズに進出した年になる。阪神はその前の2011年もオープン戦1位からシーズン4位になっているようだ。

阪神は、ルーキーの佐藤輝が本塁打6本でダントツのトップとなった。ドラフト制度以降のルーキーとしては最多記録を更新し、史上初の本塁打王に輝いた。試合数が減り13試合での6本は素晴らしい成績。2月の練習試合で既にその能力を見せつけられているので驚きはしないし、半分はセ・リーグとの試合で打っているが、パ・リーグの投手相手でも打てている実力は疑いようもない。

DeNAは牧が活躍し、開幕スタメンを手中に収めつつある。一時は打率ベスト10に入っていたが、最後に少し数字を落とし、.273で14位となった。佐藤輝に負けずに新人王争いに絡んで欲しいと思う。代わってベスト10入りしたのが桑原。キャンプ最終盤での1軍昇格だったが、バッティングでも結果を出した形。最後のロッテ戦ではホームランも放ち、開幕スタメンのセンターのポジションを掴んだか。

最下位だったヤクルトは、防御率が中日の5.50に次ぐ4.99と奮わなかった。今年も投手陣で苦労しそうだが、村上に続いて濱田が4本塁打、11打点と活躍した。オープン戦終盤にコンディション不良で欠場し、開幕には間に合わないものの楽しみな存在。細川にこれくらいやって欲しかったのだが。

オープン戦はあくまで準備段階。昨年もオープン戦最下位だった読売が、開幕の延期もありながら優勝したように公式戦に入れば全く違うものになる。DeNAの打線は非常に不安があるが、外国人選手が合流するまで何とか勝ちを拾って行きたいところだ。

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23日に練習試合を実施

この日オープン戦が中止となり、対戦相手だったロッテとの間で、23日に同じハマスタで練習試合を行うことが決定した。無観客での開催となる。

DeNAは21日に先発予定だった大貫がスライドで登板することが明らかになっている。ロッテは佐々木朗希が先発することになっていたが、23日の登板はあるのだろうか。

千葉と横浜というところで、中止になった分の振替がまとまって良かった。DeNAは特にイースタンでも試合が組まれていないので、紅白戦でもやることになるのかと思っていた。紅白戦は投手が投げにくい面もあるので、練習試合が組めたことは非常に良かったと思う。今のところ23日は、天候も問題なさそうだ。

急に決まった試合なので中継、配信はあまり期待できない。スポーツ紙の速報やツイートで様子を確認できればと思う。

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開幕ローテーションはどうなる?

ここ数日書いてきたように、日曜のオープン戦の開催が厳しいことは木曜あたりには分かっていたので、それでも大貫を日曜に回したということは、開幕カードでの登板ではないということなのだろう。23日の練習試合で3イニング程度投げて、中4日という可能性もないわけではないが、横浜一心として横浜開幕にも重点を置いているのではないか。

日付カードDeNA先発相手先発
26金読売(東京D)濵口菅野
27土読売(東京D)京山戸郷
28日読売(東京D)平良今村
30火ヤクルト(横浜)大貫スアレス
31水ヤクルト(横浜)上茶谷石川
01木ヤクルト(横浜)入江山野
開幕投手は公表済

入江をどこで先発させるのか、というのが一番難しい。中畑監督だったら、期待のドラ1ルーキーを東京ドームの読売戦で登板させそうだ。そして、ラミレス監督だったら、今永の時のように地元開幕に抜擢することもあるかも知れない。出陣式で華々しく発表したルーキーなのだし。

三浦監督はどうなのだろうか。2人の元監督との鼎談では「外せない」先発投手として4人の名前を挙げ、上茶谷、阪口、入江で争っていると明言していた。その中で、開幕1軍に入ったルーキーとして既に入江が発表されているので、上茶谷か阪口が外れることになる。オープン戦の内容は阪口も良かったが、実績も含めると上茶谷に落ち着くのではないか。そうした場合、2カード目では2戦目に上茶谷、最後に入江という形になるのかなと思う。

3連戦の初戦に投げさせる投手が、ローテーションの軸になっていくので、開幕投手の濵口が既に発表されているのであれば、もう1人、火曜に先発させるのは大貫が順当かなと思う。オープン戦では金曜に先発させ、9イニング無失点の京山は2戦目に持ってくるのかなと思っている。

いずれにせよ、先発が試合を壊さずにロースコアに持ち込まないことには、なかなか勝機が得られない打線の状態。まだ不安の残る投手もいるが、今永を欠く中でまずまずの陣容は組めたと思う。昨年から当ブログで書いている通り、京山の活躍がカギになりそうだ。

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コメント

  1. ポン太 より:

    なかなか難しい開幕になりましたね。
    贔屓目に見ても、他チームに比べ投手、打者ともに劣後していることは否めません。あれ?こんなだっけ?って感じすらあります。
    なので、長年のベイファンとしては、落ち着いて、復活、覚醒を楽しみます。今年こそ!の連中、特に関根、阪口に期待してます!

    • Rocky より:

      ポン太さん、コメントありがとうございます。

      そうですね、昨年は外国人枠を生かせるという点で優勝候補に挙がったのがウソのように、今年は最下位予想が多いですね。
      久しぶりに手応えなし、不安だけのスタートですが、DeNAベイスターズ創生期のような感覚で見るとします。関根は昨年1軍で出場がなかったので、チャンスを掴んでもらいたいですね。

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