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オープン戦開幕はジャクソン ルーキーは24日登板 

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ最終クール2日目は、前日夜から降り続いた雨の影響でメイングラウンドは使えず、野手と投手が午前と午後に分かれて室内練習場で練習した。それ以外の時間は個人練習に充てた。22日にオープン戦が開幕するが、開幕投手はジャクソンが務めることが明らかになった。

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22日にオープン戦が開幕

春季キャンプも最終クールに入り、いよいよオープン戦が開幕する。22日に開幕し、3月23日まで1か月間行われる。2月24日は、宜野座で練習試合が予定されており、25日に横浜へ戻る。

オープン戦の開幕投手はそれほど重要ではないが、昔は期待の若手が務める傾向があった。今年は来日2年目のジャクソンが務めることになった。外国人選手は実戦登板が遅めになる傾向があり、来日初年度は見極めや日本の打者との感覚を養うために早めに実戦登板することはあるが、2年目としては少し早めの登板だろう。

18日にライブBPに登板した際には、三浦監督も「良過ぎる」と表現していたが、素晴らしいボールを投げていた。ケガさえなければ全く心配ないと思うが、オープン戦の初戦に登板し、開幕に向けて調整して行く。おそらく最初はMAX40球で2イニングくらいだと思うが、継投のメンバーを見るともう少し行くのかなとも思える。いずれにせよ球数を決めて登板するだろう。

球団公式サイトの練習メニューで既にスタメンと継投が明らかになっており、以下の通り。

9 度会
4 牧
7 佐野
D オースティン
5 加藤
8 梶原
2 山本
3 京田
6 森敬

[継投]
ジャクソン
宮城
森唯
松本隆
笠谷
ウィック

[予備]
松本凌
岩田
ディアス

5番サードが宮崎で、DHがなければ森敬が8番になると考えれば、現時点での開幕オーダーの想定がこれなのだと思う。もちろん、オープン戦の途中で変わって行くものと思うが、昨年終盤からCS、日本シリーズでも組んでいた2番牧、4番オースティンが基本線なのだろう。

1番には梶原、桑原も候補になるが、練習試合で結果を出している度会が入った。1番かどうかは別として、個人的には度会がライトに入って来るくらいのパフォーマンスを見せて、開幕スタメンを獲ってくれるのがベストと思う。

宮崎がまだ合流していないので、練習試合で猛アピールをしている加藤が5番サードに入る。ここからさらにアピールを続け、開幕1軍を狙って行きたい。梶原は、CSファイナルステージ5戦までは1番だったが、6戦と日本シリーズは桑原が入り、2番か下位を打っていた。俊足を考えると1番も任せたいが、四球の少なさと出塁率も考えて6番あたりもアリかも知れない。

山本のバッティング次第では6番山本、7番梶原、8番森敬も可能で、下位打線で足を使ってチャンスを広げ、投手が送って度会からの上位に繋げる組み方も考えられる。今後のオープン戦での打順の変遷も注目して行きたい。

投手は、ジャクソンの後は1軍への生き残りを懸けたメンバーが並ぶ。宮城は今キャンプではカーブを中心に良い投球を見せていたので続けたいところ。森唯はベテランだが、開幕1軍はボーダーラインだと思うので、結果を求められる。

松本隆は先発タイプと思うが、庄司が好投を続けているだけに1軍ローテーション争いに加われるかの正念場。爪跡を残したい登板になるだろう。キャンプ途中でA班に合流した笠谷も、支配下登録に向けてアピールする絶好の機会。

最後はウィックが投げる予定。9回の1イニングになるだろうが、ライブBPと同様に順調な調整ぶりを見せてくれればと思う。

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ルーキーは24日の練習試合で登板

ルーキーの竹田、篠木、若松は、22日にブルペンに入る予定。既にライブBPでは登板しているが、初めての実戦マウンドは24日の練習試合になるようだ。バイトするならエントリースタジアム宜野座で行われる阪神戦で、宜野湾よりもおそらく多くの観衆が観ている中での登板となるだろう。甲子園の比ではないだろうが、アマチュア時代とは大きく異なる環境でどれだけ自分の投球を見せられるか。

竹田はライブBPの内容だと、実戦的な投手という触れ込みになっているので、実戦登板が非常に楽しみだ。ルーキーイヤーからローテーション争いには加わってもらいたいので、しっかりと結果も残してアピールしてもらいたい。

篠木は、既にブルペンで150キロもマークしていたようで、ストレートの球威がどこまでプロの打者に通用するか。コントロールはまだまだこれからという印象なので、ストレートで押せるかどうかが1軍で通用するためのポイントになるだろう。

若松は、ライブBPではコースを狙うもことごとく外れていた。細かいコントロールに課題を残していたので、22日のブルペンで修正し、阪神戦ではきっちりと投げられるか。課題を克服する能力にも注目したい。

23日のオープン戦が行われるANA BALLPARK浦添は、宜野湾から車で10分程度の距離だが、24日の宜野座はかなり距離がある。練習試合ということもあり、もしかしたら一部の主力は帯同しないかも知れない。若手にとっては限られたチャンスになるので、アピールとなる活躍を期待したい。

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バウアーは2月末に来日、開幕2戦へ

この日、サンスポがバウアーについて、2月末に来日し、3月29日の開幕第2戦を照準に調整を行う見込みであることを報じた。

DeNA・バウアー2月末来日!開幕2戦目・3月29日の中日戦に照準
DeNAに2季ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が、開幕2戦目となる3月29日の中日戦(横浜)での先発に照準を定めて調整を進めていることが20日、分か…

当ブログでも何度か書いているが、バウアーについては春季キャンプに必ずしも参加する必要はないと思っていたので、不参加は想定通り。彼には独自の調整もあるし、自身の練習施設も持っているので、開幕後の登板日から逆算し、しっかりと仕上げて来ると思っている。

今さら書くまでもないが、MLBに復帰できないからやむを得ずという面はあるものの、遊び程度でお金を稼ぎに来るわけではない。バウアーの中で、サイ・ヤング賞と沢村賞の両方を獲得するということは大きな目標になっているのは、2023年にプレーした際に分かっていたこと。ベイスターズの優勝というのも考えてくれるとは思うが、沢村賞を獲るというのは彼の中で大きなモチベーションとなり、本気で獲りに来るだろう。

先にサンスポに報じられてしまったが、今年の開幕後の日程を見るとバウアーは開幕第2戦がベストだろうと思っていた。開幕投手は東に決まっており、2カード目は京セラドームの阪神戦。その後は火-木に読売、阪神が続くので、ジャクソンやケイをなるべく前半に持って来たいというのがあるからだ。

28 中日
29 中日
バウアー
30 中日
石田裕
1 阪神
ジャクソン
2 阪神
ケイ
3 阪神
バウアー
4 広島
5 広島
大貫
6 広島
ジャクソン
8 読売
バウアー
9 読売
ケイ
11 ヤクルト
12 ヤクルト
ジャクソン
13 ヤクルト
バウアー
15 読売
ケイ
16 読売
吉野
17 読売
19 中日
バウアー
20 中日
ジャクソン

バウアーとチームで起用についてどういう話になるか分からないが、中4日を中心にして回るのであれば、開幕第2戦に登板した後、東を跨ぐような形で阪神戦の3戦目に持って行ける。その後は2週、5試合が続くので、ずっと中4日で行くような登板間隔にするかは疑問。

東と外国人投手3人に続く日本人投手が誰になるのかは、まだ全く分からない。B班でスロー調整だった平良がどのあたりで実戦に入って来るのかも注目したいが、現状だと昨年終盤にローテに入っていた大貫、石田裕、吉野あたりを計算することになるか。先発転向の伊勢、ルーキー竹田らもチャンスを窺う。

沢村賞を獲得する上で完投という指標も重要になって来るので、バウアーには中4日で回るのではなく、5日か6日で完投を目指してもらいたいとも思う。2023年も中4日で完投したタフネスぶりなので、このあたりがどういう起用になるのか非常に注目している。

29日の第2戦に照準を合わせるのであれば、通常だと毎週土曜に登板して調整して行くが、中4日で回るつもりであれば、そうとも限らない。最初の登板がいつになるのか。来日後に情報も出て来ると思うので、まずは来日を待ちたいと思う。

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