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バウアーの復帰が決定的と日刊スポーツが報道

日刊スポーツが1月27日付の一面で、バウアーのベイスターズ復帰が決定的と報道された。2023年にベイスターズでプレー。2024年はMLB復帰を目指し、メキシコでプレーしたバウアーだが、現時点でもMLBからのオファーはない。先日もポッドキャストで沢村賞を獲りたいというコメントをしており、NPB復帰が近いとされていた。

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報道の根拠は明記なし

基本的に当ブログは、球団からの正式発表をもってニュースとして取り上げているが、今回はフライングで取り上げる。それだけ話題がないということもあるし、個人的に1月27日は記事を書けないので。

バウアーDeNA復帰が決定的!退団から1年、元サイ・ヤング賞右腕が27年ぶりリーグVへ最強補強 - プロ野球 : 日刊スポーツ
トレバー・バウアー投手(34)の2シーズンぶりのDeNA復帰が決定的であることが26日、分かった。早ければ近日中にも正式発表される見込み。20年のサイ・ヤング… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

日刊スポーツが1月27日の一面で報じているが、記事を見ていただくと分かる通り、根拠の明記はない。球団が発表したものではないので、当然ながら球団側のコメントもないし、復帰を裏付けるバウアーやレイチェルのコメントもない。この記事を書いている時点では、アメリカ時間は日中だが二人のXでの反応もなし。違うなら何かレスをしそうだが。

筒香の読売入り決定的も記憶に新しいかと思うが、個人的に日刊スポーツは信頼性が高いので、記事通り近日中に発表されるのではないかと思っている。筒香の時も、いち早く横浜復帰を報じたのは日刊スポーツだった。悪いけど、今回スポニチだけが報じてたらスルーしてた。

先日、ポッドキャストでバウアー本人もMLBでのチャンスがないことを認めており、あと2~3年プレーするうちで沢村賞を獲りたいと語っていた。NPB復帰はかなり現実的に近づいたと思っていた。その中で、ベイスターズという選択肢はどのくらい大きいかという点。

個人的には、沢村賞を狙うならパ・リーグのチームがベストではないかと思っていた。セ・リーグだと、どうしても打順が回る関係で早く降板する場面が出て来る。それは2023年にバウアーもよく分かっただろう。バウアー自身はバントも含めて打席を楽しんでいる部分はあったが、投球以外にこなさなければならないことが増える。2024年に上茶谷、東が走塁中に負傷しており、リスクも高まる。

パ・リーグは、パテレがあるように、セ・リーグに比べるの映像の権利がまとまっているので、例えばバウアーが登板した試合映像を彼のYou Tubeで使うにも、セ・リーグよりは使いやすいことが予想される。

それでももしベイスターズを選んでくれるとしたら、もちろんオファーそのものが一番ということもあるだろうし、You Tuberとしての活動を含め、勝手も分かっているチームだという点かも知れない。もちろん、正式発表ではないのでまだ分からないが、もし復帰するなら意外と義理堅い部分もあるのか?

2024年は、バウアーの去就が不透明で、まずはMLBを最優先するということで、少なくとも前半でのベイスターズ復帰はない状況だったのだろう。チームは、ジャクソン、ケイといった才能ある若い投手を獲得。二人とも日本一へ貢献する活躍を見せた。

ウィックも含めて残留には成功したものの、獲得を狙っているとされたライデル・マルティネスは読売へ移籍。その後は年明けも新たな外国人選手の獲得はなかった。春季キャンプも近づいた1月下旬に入り、さすがに新外国人を獲得するならリミットを超えるタイミングではある。獲得に至らなかったのは、バウアーと交渉が続いていたからだろう。

前述の通り、バウアーもさすがに昨年に引き続いて、スプリングキャンプで招待選手としても声がかかっていない状況で、MLB復帰を諦めざるを得ない状況になっていた。個人的には、バウアーがベイスターズの春季キャンプに参加する必要はないと思っているので、2月の中頃までは様子を見ることになるかと思っていた。1月のうちに契約が発表されるとしたら驚きだ。

2023年は、来日初登板は好投で初勝利を挙げたが、そこから1ヶ月ほどアジャストできず苦しんだ。しかし、6月以降はさすがサイヤング賞投手という投球を見せてくれた。2024年もメキシコでは10勝0敗で敵なしという状態だった。NPBとしては2年ぶりの復帰となり、1月17日に34歳になったばかりのバウアーが、どこまでの投球を見せてくれるか。2023年から大幅に落ちるとは思えないが、年齢的には全盛期からキャリアの終わりに向かって行くところ。

2023年は、中4日もしくは3日を希望していたバウアーだが、34歳でNPBに戻った時、どのような起用となるか。そして、ローテーションにジャクソン、ケイも合わせて外国人が3名入ることになるのか。正式発表となったら、注目したい点はたくさんある。

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ライマルを獲得できなかったリリーフは?

森原がクローザーとして日本一に貢献する活躍を見せてくれたが、伊勢が先発転向。ウィックは残留したが、復活を目指す山崎がどこまで上げて来るかは分からないし、徳山、入江、中川虎らケガからの復帰組も計算はできない。坂本、中川颯ら若手も日本シリーズで経験を積んだが、計算するにはまだ早い。

先発もそうだが、リリーフも不安な点は多い。そうしたこともあり、ライデル・マルティネスの獲得に乗り出したが、失敗に終わった。現状では現役ドラフトで浜地を獲得したが、大きな補強はできていない。バウアーが復帰するとしたら、外国人枠はバウアー、ジャクソン、ケイ、ウィック、オースティンで埋まることになる。

よほど先発ローテーションを争う投手がハイレベルな争いを見せれば別だが、規定投球回に到達したジャクソン、本人も強く希望していて、ポストシーズンでも快投を見せたケイをリリーフに回すことは現時点では考えづらい。

伊勢の先発転向もどうするかはキャンプ、オープン戦で判断して行くようだが、リリーフもどのように陣容を作り上げるのか、注目される。

森原はキャンプでは投球を制限し、3月から実戦登板で開幕に合わせるという。森原は開幕1軍を争う投手ではないので、開幕に合わせてもらって、シーズンを完走できることが重要なので、これは間違っていないと思う。

ただ、昨年もCSや日本シリーズで肩の不安があってベンチを外れる場面もあった。11月まで本気モードの投球をしたのはキャリアでも初めてのことだったし、不安は今年も残っている。例年より短いオフでどこまで肩の状態が戻っているか。ないことを願いたいが、森原がどこかで離脱することも想定しておかなければならない。

個人的には2025年の山崎には非常に期待しており、森原に不安な部分が出ればクローザーを再び掴んで欲しいと思う。ただ、それも現時点では計算できるものではない。森原、山崎以外でクローザーを任せられるとしたらウィックだろうが、彼のタフさで7回、8回に連投も含めて投げてくれるのが非常に助かっている。ウィックをクローザーに回せば、他のリリーフに皺寄せが来るだろう。

バウアー獲得なら先発は充実すると思うが、ライマルを逃したリリーフをどう組み立てるか。春季キャンプでの動きに注目して行きたい。

1月27日は「初春の集い」が開催される。バウアーも集っちゃうかは分からないが、スローガンと新ホームユニフォームが発表される。前述の通り都合により当ブログの当日記事はないので、後追いで書くことになると思う。三浦監督が新ユニフォームを見て「え!?」となったという話もあり、そうであれば以前のようなシンプルなストライプではないのだろうから、個人的には期待薄。進化した今までないデザインが見られるのだろうか。

春季キャンプまで1週間を切り、いよいよプロ野球のお正月が近づいて来た。各地で自主トレをしていた選手たちもDOCKへ集まって来て、さまざまな情報とともにベイスターズを追いかける日々が戻って来そうだ。

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