横浜DeNAベイスターズは11月29日、ビシエドとマルセリーノについて、2026年シーズンにおいて選手契約を結ぶことを発表した。契約保留者名簿が12月頭に公示されることを前に、残留が発表されたが、既に自由契約となっているオースティン、フォードを除く他の外国人選手は名簿には載らずに自由契約となる可能性が高まった。
ビシエドは2026年こそCSへ
ビシエドについては、当初から来季も契約延長するのではないかと言われており、当ブログでも2026年の支配下選手のカウントに加えていた。2026年も代打とファーストのバックアップとしての期待がかかる。
2025年は7月29日に一軍合流。オースティン、フォードがファーストにいる中で、主に代打での起用となった。オースティンの故障、フォードの状態が上がらないこともあり、特に左腕相手でファーストでのスタメン起用もあった。バンテリンドームで放った2025年1号ホームランは印象的だった。
中日では出場することが叶わなかったCSは、チームが2位での進出を決めたが、シーズン最終盤に肉離れでまさかの登録抹消。CSでの出場は叶わずに帰国となった。2026年こそはCSで活躍を見せてもらいたい。
報道では60万ドルとなっており、個人的には50万ドル未満で契約できればと思っていたのだが、日本での10年に対する敬意というのもあるだろう。外国人選手の枠を使わない存在で、その豊富な経験値も貴重。2026年は初来日となる外国人選手が多くなりそうだが、彼らを導く存在としても心強いものになるだろう。
マルセリーノは、2026年が来日5年目となる。毎年、着実に成長を遂げ、2025年にはリリーバーとしてポテンシャルを見せ付けた。ようやく支配下登録に漕ぎ着け、6月20日に初登板。西川から三振は奪ったが、ヒットと四死球で1アウト満塁としてしまい降板。後続の投手が得点を奪われて2失点となった。28日の読売戦では、2四球を与えたがオコエと吉川から三振を奪い、無失点で切り抜けた。
その後、二軍での再調整となり、2025年はこの2試合だけに終わった。ウィックがケガで登録抹消となった期間もあったが、マルセリーノ自身の状態が今一つでチャンスを得られなかった。2026年は支配下選手としてスタートを切るものと思うので、一軍のブルペンに入れるように投球の精度を上げて行きたい。三振を取る能力は非常に高いので、あとは安定感が出て来れば。
他の外国人選手は自由契約へ
12月頭に、NPBから契約保留者名簿が公示される。まだ次年度の契約が成立していなくても、成立する見込みとして保留者名簿に載せ、その後に正式に次年度の契約を結ぶ形になる。従って、これまでに戦力外通告を受けていない選手は基本的に掲載される。
ただし、外国人選手は契約切れに伴い、契約延長の話が進んでいない場合は名簿に掲載されずに自由契約となる。ビシエドとマルセリーノの発表は、その名簿へ掲載することを意味している。既にウエーバー公示を経て自由契約となったオースティンとフォードは、当然ながら掲載されない。
残るジャクソン、ケイ、バウアー、ウィックは残留が発表されていないので、基本的には掲載されずに自由契約になるものと思われる。昨年は11月30日に残留が発表されていた。一般的には残留交渉を継続している場合に掲載する可能性はあるものの、その様子も感じられない。最近の傾向を見る限り、保留者名簿に掲載されなかった外国人選手が同じ球団に残留するケースはほとんどなさそうだ。
| 投手 | 30名 |
| 11 | 東 克樹 |
| 12 | 竹田 祐 |
| 13 | 伊勢 大夢 |
| 14 | 石田 健大 |
| 16 | 大貫 晋一 |
| 18 | 小園 健太 |
| 19 | 山﨑 康晃 |
| 20 | 坂本 裕哉 |
| 22 | 入江 大生 |
| 24 | 吉野 光樹 |
| 27 | 藤浪 晋太郎 |
| 30 | 篠木 健太郎 |
| 33 | 武田 陸玖 |
| 35 | 橋本 達弥 |
| 38 | 松本 凌人 |
| 39 | 若松 尚輝 |
| 41 | 佐々木 千隼 |
| 43 | 深沢 鳳介 |
| 45 | 森原 康平 |
| 46 | 坂口 翔颯 |
| 53 | 中川颯 |
| 54 | 石田 裕太郎 |
| 59 | 平良 拳太郎 |
| 64 | 中川 虎大 |
| 65 | 宮城 滝太 |
| 68 | 岩田 将貴 |
| 92 | 堀岡 隼人 |
| 98 | マルセリーノ |
| 島田 舜也 | |
| 片山 皓心 | |
| 捕手 | 6名 |
| 5 | 松尾 汐恩 |
| 10 | 戸柱 恭孝 |
| 32 | 益子 京右 |
| 50 | 山本 祐大 |
| 57 | 東妻 純平 |
| 95 | 九鬼 隆平 |
| 内野手 | 16名 |
| 00 | 林 琢真 |
| 2 | 牧 秀悟 |
| 6 | 森 敬斗 |
| 9 | 京田 陽太 |
| 26 | 三森 大貴 |
| 31 | 柴田 竜拓 |
| 37 | 加藤 響 |
| 44 | 石上 泰輝 |
| 51 | 宮﨑 敏郎 |
| 55 | 井上 絢登 |
| 56 | 田内 真翔 |
| 60 | 知野 直人 |
| 66 | ビシエド |
| 小田 康一郎 | |
| 宮下 朝陽 | |
| 成瀬 脩人 | |
| 外野手 | 8名 |
| 4 | 度会 隆輝 |
| 7 | 佐野 恵太 |
| 8 | 神里 和毅 |
| 25 | 筒香 嘉智 |
| 28 | 勝又 温史 |
| 58 | 梶原 昂希 |
| 61 | 蝦名 達夫 |
| 63 | 関根 大気 |
| 育成 | 15名 |
| 052 | 浜地 真澄 |
| 102 | 清水 麻成 |
| 103 | 金渕 光希 |
| 111 | 吉岡 暖 |
| 115 | 馬場 皐輔 |
| 122 | 庄司 陽斗 |
| 136 | 森下 瑠大 |
| 140 | 松本 隆之介 |
| 127 | 上甲 凌大 |
| 130 | 近藤 大雅 |
| 125 | 小笠原 蒼 |
| 129 | 西巻 賢二 |
| 193 | 高見澤 郁魅 |
| 清水 詩太 | |
| 155 | 小針 大輝 |
ビシエドとマルセリーノまで加えた支配下選手数は投手30名、捕手6名、内野手16名、外野手8名の60名。ここから外国人選手は4~5名、あとは桑原のFA移籍に伴う人的補償を求めるかどうか。現役ドラフトでは1減2増の可能性はあるが、ほぼないだろう。
球団との話し合いで自由契約となるオコエは、右打ちの外野手ではあるが、経緯からして獲得は慎重になりそうだ。FAではまだ辰己は去就が明らかになっていないが、どうだろうか。
外国人選手については、MLBのウィンターミーティングが現地12月8日から開催されるので、ここで40人枠から漏れるかどうかの選手を狙っているなら、その後動いてきそうだ。現状、次々と発表されている外国人選手は、マイナーで活躍した選手がほとんど。ベイスターズは近年、MLBクラスの選手を獲得しており、ジャクソンやケイもウィンターミーティング後に交渉し、年明けに獲得している。こちらは気長に待ちたいと思う。
ストーブリーグに入って約1ヶ月。桑原のFA移籍など退団のニュースが多かったが、ここからはテンションが上がるような選手の加入を期待したい。まず6日にドラフトで指名した新入団選手の発表。彼らの背番号も含め、どんな言葉を残すのか注目したい。続けて現役ドラフトが9日に行われる。少し規定が変わるようなので、もしかすると複数名の移籍が発生するかも知れない。


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