横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ第3クール初日は、初の対外試合となる中日との練習試合が行われた。梶原が先制2ランを含む3安打と活躍。青白戦で活躍し、練習試合への参加を勝ち取った成瀬もタイムリーを含む2安打とチャンスを生かした。打線は19安打と中日投手陣を打ち込み、投手陣は中川颯が2失点を喫したものの全体的に好投を見せた。
試合前の練習の様子

この日は10時過ぎにユニオンですからスタジアム宜野湾に到着。メイングラウンドではなく、多目的広場、ブルペン、サブグラウンドを見て回った。野手はメイングラウンドでウォームアップ、キャッチボールを行うが、投手陣は多目的広場で行う。投手陣が一斉に並んでのキャッチボールを至近距離で見られるのは圧巻。

最初に目を引いたのはレイノルズ。自身がほとんどの選手より身長が高いこともあり、野球選手を大きいと思ったことはない(体格は別にして)が、やはり203cmというのはマジでデカいなと思った。打者としてもボールの角度が普通とは違うので、そこがどうなるか。


観客側に近いところで山崎と中川颯がキャッチボールをしていて、颯のナイスボールという声も響いていた。

藤浪は少し遅れて現れたように見えたが、多目的広場の一番奥でキャッチボールを始め、その後はブルペンに入った。

Xでもポストしたが、インステップを修正している山崎は、ブルペンに入ってもまず踏み出す足の位置を確認していた。小杉コーチ、高城ブルペン捕手とも話しながら試行錯誤しているようだ。
この日はメニューでは山崎とコックスだけがブルペンで投球を行う予定になっていたが、レイノルズ、藤浪も入って投げていた。デュプランティエとルイーズは投げなかったが、ブルペンの後方で同僚の投球を見つめていた。
その後、外国人投手は多目的広場に戻り、トレーナーとともに短距離走に取り組んでいた。

ブルペンの隣にあるサブグラウンドでは、いわゆるベテラン・主力組が守備練習をしていた。この日は12:30から練習試合があるため、ランチ特打が10:30から行われており、その後はメニューがフリーになっていた。
佐野がゴロをキャッチする練習を繰り返しており、低い姿勢で20球、30球を大きな声で数えながら捕り続け、下半身に負荷をかけていた。終わった後は佐野の悲鳴に似た大きな声が響いていた。後から来て通りかかった宮崎もその様子に笑顔。
戸柱は、加藤バッテリーコーチとともにセカンドへの送球を念入りに確認していた。セカンドのベースカバーには牧が入っていた。
その後、宮崎がサード、牧がセカンド後方、戸柱も加わって柳田コーチのノックを受けていた。佐野もファーストでノックを受け、守備練習に時間を割いていた。
青白戦後の練習が生きたか

練習試合の開始が近づき、スタンドがかなり埋まってきたので移動。9日の青白戦でもかなり入っていたが、この日は祝日ということもあり内野スタンドは満席。外野の芝生席が開放された。

スタメンが発表され、中日の6番知野は、ベイスターズファンからも拍手が起こり、沖縄出身の仲地にも大きな拍手が送られていた。

先発は石田裕。スコアボードに表示される球速は全体的遅くなっていたようだが、打者の反応も見る限り、ストレートの球威もあったと思うし、シンカーはよく決まっていたと思う。細かいコントロールとスライダーはこれから精度を上げて行く感じになるだろう。

2回裏、京田が8球粘って歩いた後、梶原の打席。2球続けてカーブが来て1ボール1ストライクから、ストレートに合わせた。やや差し込まれたかなと感じたが、逆方向への打球が強風に押されて左中間スタンドまで届く2ラン。もともとレフトにも長打を打てる選手だが、9日の青白戦後に特打をした効果が出ただろうか。
3回にも3ボールから甘いストレートをライトへ鋭く打ち返し、5回にはインサイド低めに入ってきたスライダーをライト線へ二塁打。3安打の活躍を見せた。
その後、濱と交代したが、DHで4打席を終えた山本に対する代打として再び登場。練習試合ならではの起用だったが、左腕との2打席は三振と併殺打で内容もあまり良くなかった。3安打の活躍は今後に繋げるとして、左腕への対応もしっかりとして行きたい。
2番手の中川颯が甘く入ったボールを痛打され2失点。同点で迎えた4回に山本がレフトオーバー、フェン直の2点タイムリー二塁打で勝ち越し。山本も3安打で、この日はDHとしてバッティングの調整に充てたが状態も良さそうだ。
4回以降は若手中心の打線が活発で、8回裏まで5イニング連続で得点を奪った。
成瀬は青白戦に続く活躍

青白戦で活躍し、この日の練習試合への参加を勝ち取った成瀬は、ベンチスタート。9番セカンドでスタメン出場した三森が1打席立ってヒットを放つと、4回表の守備から成瀬がサードに入り、田内がセカンドに回った。
4回裏に早速、打順が回ってくると、草加の初球が高めに甘く入ったところを捉え、レフトオーバーの二塁打。いきなり活躍して見せた。さらに5回は2ストライクと追い込まれた後、カットで粘った末にしぶとく三遊間を破るタイムリー。
3打席目は変化球に抜かれて三振、4打席目は引っかけてサードゴロだったが、2安打1打点とバッティングで大きくアピールした。この日は19安打と打線が爆発し、野手に関しては活躍した選手が多かったが、その中でも目立った。
この日は守備で魅せる機会はなかったが、今後の一軍昇格に向けてまた大きなアピールになった。13日に嘉手納で行われる練習試合、そして週末に行われる一軍の練習試合への参加も期待したい。

投手陣も中川颯が2失点したが、それ以外の投手は無失点でリレーした。注目したのはウィンターリーグで好成績を上げていたマルセリーノ。ヒット1本を打たれたが、僅か7球とあっという間に1イニングが終わってしまった。高い奪三振能力を発揮する前に打者が打ちに来た形だったが、もう少し見たかった。
橋本はフォークが良くなっていたように思うし、ストレートにも力が出てきた。カーブが決まっていなかったので、この精度が上がると宮城のように活躍できるかも知れない。堀岡、吉野もボールに力があった。接戦のプレッシャーがかかる場面で力が出せるかどうか、今後の調整を開幕一軍争いに注目して行きたい。

中日のビジターユニフォームが新しくなり、今までとは色味が違うので新鮮だった。結果は出なかったが、知野が宜野湾のファンに拍手で迎えられてのプレーを見せた。トレードというわけではないが、濱がヒットを打っただけに結果も欲しかったか。

スコアボードでは18安打だったが、スポナビの野球速報では19安打だった。10得点の大勝で、相川監督の対外試合での初陣を飾った。お互いに主力は出場していないが、投打にベイスターズの良いところが出た。

最後にオマケとして、ファンから勝つバートを預かりアピールするバートを。9日まではキララが来ていたが、ここからはバートがパフォーマンス。週末からはチャピーが来ることになっている。
14日の練習試合も現地で見る予定だが、前後に他の予定が詰まっているため、どこまで書けるか不明。沖縄から戻る16日にまとめて書くことになるかも知れない。

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