03/10 横浜DeNA6-1広島東洋(ハマスタ)
先発のデュプランティエは初回、先頭の菊池に二塁打を打たれると、平川のタイムリーで先制を許す。その裏、筒香が森下からレフトへ2ランを放って逆転。3回には宮崎がタイムリーを放った。6回に押し出しと内野ゴロ間に2点を追加し、8回にも松尾の犠牲フライで6点目。打線は梶原が4安打を放つなど、16安打と活発だった。投手陣も2番手以降の5人が2安打に抑え無失点でリレーした。
ポジ [Good]
梶原が4安打の活躍を見せ、開幕スタメンに向けて猛アピール。最初の打席で森下の甘いカットボールをレフトへ打ち返して二塁打。2打席目ではカーブに合わせ、センター前へ運んだ。
3打席目は、変則左腕の塹江に対して、ベンチはあえてバントのサインを出し、実戦で練習させたようだが、見逃しと空振りで決められず。2ストライクを取られてから打ちに行ったが、一二塁間を鋭く破るヒットで繋いだ。求められたことはできなかったが、取り返して見せた。
7回には2ストライクを取られてから落ち切らないフォークを叩き、右中間を完全に破った。俊足を飛ばして三塁打とした。2ストライクを取られた後のバッティングが課題だが、甘いボールを逃さず打てた。
梶原は、あまり選球眼とか粘ることを考えすぎると良さが出ないと思う。タイプ的には1番や3番を任せたいが、フリースインガーなので梶原を8番に置ける打線を組めるのがベスト。8番で長打もあれば得点力が増すし、投手もバントで送りやすい。打順の構成にもよるが、5番あたりでも面白い。
筒香が、森下からオープン戦1号ホームラン。逆方向へ長打が出るということは状態が良い証拠。森下のややアウトサイド寄りの高めを叩き、打球がなかなか落ちて来ずにスタンドまで届いた。開幕に向けて飛距離も出て来ると想定していたが、より調整が進んでいるのだろう。毎回書いているが、ケガだけは気を付けて調整して欲しい。
佐野は森下から2安打。いずれもしっかりと捉えた打球だった。宮崎もチャンスで三遊間を破るタイムリーと順調。途中出場の京田も2安打と、スーパーサブ的な役割だが着実に準備を進めている。
石上も逆方向への打球が強くなってきており、レフト前ヒットを2本。林が死球の影響でゲームを離れており、開幕ショートスタメンを掴むべく結果を積み重ねたい。
19歳になったばかりの田内、移籍の濱、ルーキーの小田にもヒットが出て、チーム全体で16安打と活発だった。開幕前に状態が落ちてしまうことは懸念点だが、主力だけでなく若手にも結果が出ていることはポジティブに受け止めたい。
投手は、先発のデュプランティエが寒い中で4回1失点の投球。四死球が1つずつあったが、寒さもあってコントロールには苦労していた。それでもストレートの走り、スライダーのキレは問題なさそうで、あと2回の登板をこなして開幕を迎えることになりそうだ。
坂本が引き続き良い投球を見せており、今季の活躍に期待がかかる。中川虎は、振り逃げと四球のランナーを背負ったが2三振を奪って無失点。フォークの落ちは良くなっており、ストレートの球威がもう少し上がり、ナックルカーブを有効に使えると良い。
レイノルズとルイーズもまずまずの投球を見せた。ルイーズは佐藤啓に14球粘られたが、根負けせずに抑えたことは評価できる。マルセリーノも含めた外国人枠がどうなって行くのか、引き続き注目していきたい。
ヤジ [Bad]
オープン戦ではあるが、文句なしの快勝だった。デュプランティエは失点したがポテンヒットのタイムリーだし、天候を考えれば投げているボールは悪くなかった。気になったのは梶原がバントを決められなかったことくらい。
ヒュンメルはノーヒットで、この日は少し内容も良くなかったかなと思うが、それほど問題ではない。山本もノーヒットだったが、良い当たりが正面を突いているだけなので、バッティングの状態は引き続き良いと思う。
キジ [Other]
オープン戦が良すぎても公式戦に入ってからが不安という贅沢な悩みではあるが、8試合で5勝1敗2分となり単独首位。オープン戦優勝チームはリーグ優勝できないというジンクスもあるので、ほどほどが良いところ。
ここまで8試合は広島、楽天、中日の3チームとしか対戦していないので、週末からソフトバンク、日本ハム、西武と対戦してどうなるか。現時点では多くの選手が順調に来ており、怖いのはケガだけになっている。
この日は非常に寒かったが、試合が始まってから天候が回復し、日が当たっていれば少しは暖かさもあったか。佐野、筒香、宮崎らは早めに交代したが、それが正解だろう。水、木は何とか天気が持ちそうで、金曜が再び寒いが、必勝祈願と練習だけなので何とかなりそう。土曜からようやく暖かくなって来そうだ。
11日は、小田が引き続きオープン戦に参加し、庄司も一軍で登板するようだ。一方、コックスは教育リーグでの登板となり、戸柱がマスクを被ることになりそう。先発ローテーション争いも今週のうちにある程度方向性が出て、来週と再来週で登板日から逆算した調整に入って来る。
開幕投手は東に決定しているが、それ以外をどう回していくか。現状だと開幕カードに竹田、石田裕が有力。2カード目の京セラドームにデュプランティエ、コックスが入って来そうだ。残りの枠を藤浪、平良、深沢らが争うことになる。教育リーグや14日に開幕するファームリーグも使っての争いに注目していきたい。

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