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宇宙・井上絢登のプロ初ホームランは逆転満塁弾!

07/02 横浜DeNA4-3中日(ハマスタ)

先発の石田裕は上林に先頭打者本塁打を浴び、先制を許してしまう。しかし、1回裏に2アウトランナーなしからヒット2本と四球で満塁とすると、今季初打席となった井上がライトスタンドへプロ初ホームラン。逆転のグランドスラムとなる。石田裕は4回にもボスラーのソロで1点を返され、7回に先頭のボスラーに二塁打を打たれたところで降板。伊勢が板山の犠牲フライで1点差とされるが、後続を断った。8回をウィックが抑え、9回は入江が締めた。

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ポジ [Good]

この日、伊藤と入れ替えで昇格した井上が、今季初出場でスタメン。三浦監督は二軍から上げた若手をスタメンで使うことは珍しい。何かを変えなければというところで、二軍で好調だった井上の起用で新しい風を吹かせたかったか。

その起用が、本人たちも思ってもみないくらいに当たった。先頭打者本塁打で先制を許した後の1回裏、2アウトランナーなしとなり、宮崎も高いバウンドのサードゴロ。しかし、ハマスタでのプレーは前日が初めてという佐藤が照明に入った打球を捕れずにヒットとなった。本来なら三者凡退で終わったところだが、打線が繋がって行く。牧がセンター前ヒットを放つと、松尾にはボールが先行し歩かせてしまった。

2アウト満塁で井上に打席が回る。初球ボールの後、2球目もスプリットが来て空振りをした。3球目はストレートが来そうなところだったが、またもスプリット。ゾーンに残る高さに来たところをフルスイングで拾った。打球はライトスタンドへ飛び込み、逆転のグランドスラムとなった。

福岡大ではギータと呼ばれ、フルスイングからの長打力が魅力だった井上。プロからの指名はなく徳島インディゴソックスに進み、パワフルなバッティングで存在感を示した。度会、石上、石田裕らと同じ2023年のドラフトで指名され、ルーキーイヤーは主に代打で48打席に立ち、打率.190と苦戦した。8安打中二塁打は5本あったが、ホームランは打てなかった。

2年目の飛躍が期待されるも開幕一軍を逃し、ここまで昇格はなかった。宮崎が再調整となった時に一軍で使うべきという声もあった。二軍では打率は.266も8本塁打、OPSは.749をマークしており、最近の好調なバッティングもあって3試合連続完封負けを喫しているチームから白羽の矢が立った。

普段の言動が宇宙人のようなので、「宇宙」というニックネームで呼ばれているようだ。ホームランを打った後のハイタッチも、多くの選手と「宇宙!」とやっていた。ヒーローインタビューでは、戸柱に仕込まれたのか、いきなり「宇宙!」から始まって観衆を戸惑わせた。

ベンチで見ていた選手たちからムチャブリされ、途中でまた「宇宙!」を入れたが変な空気となり、「マジ終わった」と心折れた様子だった。最後も「I☆YOKOHAMA」に「宇宙!」を付け足し、ベンチも爆笑だった。本人的には不本意なのかも知れないが、宇宙の知名度は格段にUPしたと思う。ファンには引き続きケンティーと呼んで欲しいそうだ。

まずホームランが一本出たということは本人にとって非常に大きな一歩だと思う。だが、これがようやくスタートでもある。レギュラーを獲るには結果を残し続けなければならない。華々しい活躍ができた一方で、残りの2打席はいずれもハーフスイングで3球三振だった。プロ1号を喜びつつもここを反省し、次に繋げて行く必要があるだろう。

ドラフト同期の井上から強力な援護を得た石田裕は、上林とボスラーに一発を浴びたものの、それ以外はほぼ完璧な投球で6回まで8奪三振。6回は、先頭の岡林の一二塁間へのゴロを牧が追い付くも、一塁へ悪送球。中軸に回る勝負どころのイニングで先頭を出すという嫌な流れだったが、続く佐藤をサードゴロ併殺打に取った。この併殺は大きかった。

7回もマウンドに上がるが、最初から一人ランナーが出たら交代するつもりだったようだ。ボスラーの強烈な打球はファーストのほぼ正面だったが、アンツーカーと人工芝の切れ目でバウンドが大きくイレギュラー。ライト線への二塁打となってしまった。これは不運で、伊勢が板山の犠牲フライで生還を許したために3失点となった。

それでも6回0/3、89球とテンポの良い投球だった。QSをマークしての堂々たる2勝目。次回も先発を任せてもらえそうな内容だったのではないか。

終盤の3イニングは勝ちパターンで逃げ切った。伊勢は7回ノーアウト2塁で登板し、山本の打ち取った当たりがセカンドへの内野安打となり、繋がれてしまった。板山の犠牲フライで1点差にはされたが、後続をきっちりと断った。

ウィックは好調の岡林にヒットを打たれたが、アウト3つは全て空振り三振。ストレートの走りが素晴らしかった。前日はあともう少しで逆転2ランという大きなフライを打たれた入江は、この日も1アウトから代打の大島にヒットを打たれた。板山は捉えた打球だったがライトの守備範囲だった。最後はブライトに3ボールとしながらもストレートで押し、ショートゴロに打ち取った。これで15セーブ目。

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ヤジ [Bad]

前日と同じような形で、初回の得点だけに終わった。その得点がグランドスラムの4点だったので、何とか「スミ4」で逃げ切ったが、2回以降のヒットは牧の二塁打だけ。初回に複数得点が取れていることは非常に良いが、まだ打線の低調さは続いている印象。初回だけは2アウトから繋がりを見せたが、もう少しコンスタントに得点を取りたいところだ。

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キジ [Other]

前日と似た展開となり、最後は1点差で逃げ切った。初回の4点を守り切ることができたが、チームに勢いを生むためにも追加点を挙げて行きたい。4連敗で借金2となったが、そこから連勝で再び5割に戻った。この日が73試合目でシーズンの後半に入ったところ。またスタートラインに戻ったが、ここからいかに貯金を作って行くか。

井上もすぐにレギュラーに定着できるかというと、そこはまた別の話にはなると思う。ただ、新しい風が吹いたのは間違いないだろう。チームのムードも良くなるし、刺激にもなるだろう。

3日はまた新たな若手が二軍から上がって来る。ここで小園もプロ初勝利を挙げるようだとチームも上昇ムードに包まれるだろう。ただ、打線の状態の悪さは解決していないので、どれだけ援護できるかが焦点となる。伊勢と入江が連投している状況なので、理想的には打線が大量点を取って勝ちたいが、そう甘くはないだろう。

中日はマラーが先発する。前回5月22日の対戦では6回途中までに4点を奪っている。蝦名が3打数3安打、桑原と牧もマルチヒットをマークした。右打者の活躍が鍵になるだろうが、マラーのシーズントータルとしては左打者に.288と右よりも打たれている。

プロ2試合目の登板となる小園は、前回序盤に失点してしまったので、立ち上がりがポイントになる。そして、誰とバッテリーを組むのかにも注目。ファンとしては松尾との次世代バッテリーを期待するが、どうだろうか。松尾は前回、マラーとの対戦もありヒットを打っている。チームが乗って来るかどうかという意味で、ポイントとなる試合になりそうだ。

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